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和書 529056 (295)



孤高を恐れず―石橋湛山の志 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 教科書でも取り上げられず、大学受験でも「短命内閣」としてしか触れられない石橋湛山だが、氏の放った言葉は重く、その存在意義はもっと重い。この書を通して改めて湛山の人生、精神に出会い、氏が日本の指導者として存在できなかったことがつくづく残念に思えてならない。

 この書を読んで初めて知ったが、湛山は次男・和彦氏を戦争で亡くしている。さらに、自身は徹底して反戦を訴えていたにも関わらず、GHQより公職追放されている。それゆえ、靖国神社参拝への不支持、近衛文麿元首相への「自決要求」には、一ジャーナリストの見解を超えた重さを感ぜずにはいられない。

 彼が任期を全うしていたら、どんな日本になっていただろう。年間3万人以上が自殺する世の中になっていただろうか? イラク!攻撃を支持する国になっていただろうか? GDPの140%を超える長期債務を抱える国になっていただろうか? 氏の遺志となった「小日本主義」に、いまからでも光を当てていくべきだろう。

 この書に出会えて本当に良かった。湛山をもっと知りたい。




子どもに伝える父のワザ52 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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最新 私の中国人ノート―民衆は何を考えているか (講談社文庫)
販売元: 講談社

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佐高信の新・筆刀両断 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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鬼の目にも涙。
「桜にまつわる想い出の手紙」で同じ評者等から言われたそうであるが、佐高氏の「本性」はこんなところにみえる。
いま金曜日に寄せている「人物メモワール」が佐高氏曰く本来の自分だというが、本書ではそのあたりが強調されているような気がする。ちょっと刃が鈍りはじめたかのような気がしたが、講演等で佐高氏の表情(表現)をみていると「それも有りかな」というような気がした。
本当に怒ることができるのは真の優しさを持った人間にしかできないのだ。ということを本書から味わうことができる。




サラリーマン反道徳精神のすすめ (講談社文庫)
販売元: 講談社

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在日米軍―軍事占領40年目の戦慄 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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市民版 防衛白書―しのびよる戦争の恐怖 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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市民版 防衛白書Q&A (講談社文庫)
販売元: 講談社

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首都は名古屋で決まりだぎゃあ! (講談社文庫)
販売元: 講談社

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昭和の宰相 (第1巻) (講談社文庫)
販売元: 講談社

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