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和書 529056 (294)



ユーゴ紛争―多民族・モザイク国家の悲劇 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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ユーゴ紛争のさなか(1993.10)に刊行された書物であるため臨場感溢れる記述となっている。欧州の人にとっては常識ともいえるこの紛争の原因を理解するためにはもってこいの書物。
ただし、セルビア・モンテネグロのミロシェビッチ大統領の退陣などその後の状況については、当然のことながら記されていないので、他の情報源(筆者のHPもあります)などで情報を大幅に補足する必要があります。

本書とは関係ないですが、セルビア人側からのレポートも読んでみたいものです。私が本書から受けた印象では、『(一部の)セルビア人が悪い』と理解できました。しかし、日本もかつては同じような評価をされていたわけで・・・反論側もしくは「(一部)」ではない、セルビアの人の見解も知りたいわけです。




リーダーシップの心理学 (講談社現代新書 (725))
販売元: 講談社

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この本にまだレビューがついていないのはなぜ?? リーダーシップ論の定番ではないでしょうか。心理学者が書いているので、企業人の書くリーダーシップ論にありがちな自己撞着(要は身内や自分の自慢話)がなく、客観的で読みやすい。また、単に企業内でのリーダーシップや上司の心得などではなく、子どもから大人まで、人間関係に応用できる内容。




歴史認識を乗り越える―日中韓の対話を阻むものは何か (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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著者には数年前のNHKハングル講座でお目にかかったし、チャングム本での対談も拝見した。歴史認識を巡る隣国との摩擦に対し気鋭の学者がどのように考えるか、関心をもって本書を手にとったが、ここまで東洋哲学が議論される本だとは思わなかった。頁数の関係もあり、疑問点も残るが、鋭い指摘に肯く点も多々ある。以下、私の理解を列挙する。
1.歴史認識の客体とならず、その呪縛から逃れるためには日本人が「主体性」を持つことが肝要。
2.韓国人の攻撃的な言辞に対し日本人が不快感を理性によって抑えこむという「ゆるし」は実は精神的な優位に立つこと。韓国人が日本人をゆるす場合も然りで、これは歪な関係。
3.東アジアでの歴史認識を複雑なものとする理由として、各国が近代化後も朱子学の影響を免れておらず、朱子学の理と主体論に内在する階層性により、国家の序列化、ひいては過去はこうあるべきだった、否そうに違いないというバーチャル・ヒストリーの争奪戦という様相を呈す。朱子学の論理の正否は私には判断不能だが、たしかに自国の歴史を都合よく記述・教育しようと競い合う傾向は否めない。
4.歴史認識問題を解決するための新しい主体とは、揺らぐことを厭わず、他者への共感や悼みという感情をも包摂する。
5.従来の左派・右派等の限界を越え、新しい主体たる日本人はセンターの軸を確立すべきであり、それは「謝罪し国際貢献する日本」である。後の各論は本書で確認して欲しいが、若い日本人が古い世代の責任をとるべき理由、経済活動のみに専心する歪な存在からの脱却、国立の追悼施設の必要性、民主主義という価値観等で今ほど共通性を持つ韓国との連携等が説かれる。
朱子学の難解な論理の展開が本書の約半分を占めるが、結論はいたって穏当。著者もまたセンターにおいて若干左右に揺れているのだろう。歴史に対して真に主体的でなければならないという主張はよくわかった。





ロシアを読み解く (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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ロビイスト―アメリカ政治を動かすもの (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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笑いの人間関係 (講談社現代新書 (738))
販売元: 講談社

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ヴェネツィア―水上の迷宮都市 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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  この本はヴェネチアを建築学の観点から分析し、街の魅力を存分に紹介しています。水上都市のこの街の歴史や、今後の課題を建築学専攻で、ヴェネチア滞在の経験のある陣内先生が考察しています。近い将来にヴェネチアへ旅立つ人も、その予定のない人にも何か発見のある本です。




知性はどこに生まれるか―ダーウィンとアフォーダンス (講談社現代新書JEUNESSE)
販売元: 講談社

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著者はアフォーダンス理論の日本への紹介者として有名な方。

同執筆者による、もっと定評のある入門書としては『アフォーダンス 新しい認知の理論』(1994,岩波書店)があるが、そちらの入門書よりも、こちらはだいぶぼんやりとしたことが書かれている。

ただ、ぼんやりと、「雰囲気」だけを書いている分、『アフォーダンス 新しい認知の理論』を読んでも、アフォーダンスという概念の基本的な雰囲気がいまひとつわからなかったのが、本書を読んでなんとなくのみこめたような気がした。この著書のみを読むよりも、併せて読むといいのかもしれない。




埴谷雄高政治論集 埴谷雄高評論選書 1 (講談社文芸文庫)
販売元: 講談社

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国際情報の読み方―こうすれば世界が見える (講談社文庫)
販売元: 講談社

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