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和書 529056 (325)



国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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 国際政治についてはマスメディアでも度々取り上げられるし、それを論じる人たちも様々なことを言いやすい分野に見えてしまう。国内での言論は政治家の発言を別にすれば稀にしか国境を超えていかないから、過激な議論も理想的な議論もある程度言いたい放題になってしまう。本書は、そんな言いたい放題の議論とは毛色が違う。まず、国際政治についての最初の起こりから現代の状況までを歴史的な脈絡に即して辿っていく方法が取られていて、読み手に国際政治についての基礎的な事実を理解させようとする意図が明確にある。具体的内容は皆さんがレヴューされている通りだが、記述の傾向として飽くまで現実的で、政治が為す事に幻想を抱いていないところは明確に方針として採用されている。もちろんその現実性は、確認可能な事実と妥当な推論と想像力に基づいている。それは、過度の理想を主張する政治行動が悲惨な結果を齎したこと、侵略行為が何らかの理想によって美化され、正当化された上で行われることへの理解の上にとられている立ち位置であると読み取れる。保守的であることが、現状の下で真により良い生活を手に入れるための智慧として示されている。

 ここで示されている主権国家体制、国際共同体、世界市民主義といった側面をもつ国際政治の仕組みは自分の生きている主権国家につながり、また自分のいる地域にもそのインパクトはつながってくる。自分のいる地域について考える際にもまったく無縁ではない問題領域の仕組みが、わかりやすく纏められた1冊として使用価値の高い1冊。




国際政治の見方―9・11後の日本外交 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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相変わらず日本語はあまり上手くないが、いつも客観的な分析しか書かないこの筆者にしては踏み込んだ外交論を書いている。

基本的には「普通の国」になれということで、目新しいことはあまり言っていないが、日本外交を分析する軸として、二国間の外交を重視しすぎて、多国間の外交を軽視しているという分析は、これまでの私の印象とは違うものがあり、なかなか面白いと思った。




国際弁護士―どんな仕事か、何と戦うのか (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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国際弁護士そのものを紹介するというよりも、著者が専門としているEUのダンピングについての体験記です。「へー、こういう国際弁護士もいるんだ」といった感じの内容ですね。
一般的な国際弁護士の業務についての説明はほとんど皆無なので、いわゆる「大手渉外事務所」を目指す方はあまり満足出来ないかと思われます。





国際問題入門 (新日本新書)
販売元: 新日本出版社

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国際離婚 (集英社新書)
販売元: 集英社

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私自身、欧米の女性を妻に持つ国際結婚組だが、本書の中に”本当の意味での賢い結婚とは、離婚に関する情報を知って初めて成立する”とある。果たして本当にそうであろうか?私はそうは思わない。それでは、いつでも結婚解消の扉が開かれていて、そこに逃げ込む用意は出来ているのだと相手に、また自分に、ほのめかしていることになる。

本書の筆者自身、離婚経験があり、この種の事情に通じているため、こういう事を書くのであろうが、これはあくまでこの人の主観であり、世の中には違う考え方で幸せをつかんでいる人もまた大勢いる事にも、留意して欲しい。

しかし、安易な国際結婚、それに伴うであろう悲劇を回避させる目的で本書が書かれたのは明白であり、単なる憧れや、見栄で国際結婚を考えている人は、一読するとよいだろう。




国際連合という神話 (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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 近年のイラクにおけるアメリカの傲慢さなどをみるにつけ、戦後の世界構造のいびつさが目に付いてくる。
 その中でももっとも象徴的なものの一つが国連であろう。

 日本人はいささか夢想主義的にこの組織に甘い幻想を抱いているようだが、その実態は著しく乖離したところにある。
 そのベールを一枚一枚啓蒙的にはがしていくのが本書である。

 いわれていること自体は、保守派にとっては旧聞に属するものだが、これを新書という形でより多くの人に知られるようにしたのが評価されるべき点といえる。
 
 できるかぎり積極的に読まれるべき好著であろう。




国籍不明『海底戦車』の謎―ここ数年、スウェーデンと日本の領海を侵犯しつづける-- (サラ・ブックス (426))
販売元: 二見書房

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国土計画を考える―開発路線のゆくえ (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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戦後経済の発展に伴い、生活環境充実・地方振興のための国土開発計画:全国総合開発計画が作られた。しかし、これらが経済計画からブレークダウンされた物で、過去度々修正されたのにも関わらず国民生活・地方生活に寄与せず、その逆に首都一極集中や地方の乱開発と失敗をもたらした様を一全総(1962)から五全総(1998)に渡って検証している。

これを下に後半はこれからの国土開発の見直しと方向性をしめし、日本人としての生活環境を考察している。

経済一辺倒の国土開発を改め、農業・田園都市・地方分散などの生活大国日本へ向けての基礎作りを提案している著書といえる。




見える学力、見えない学力 (国民文庫 846)
販売元: 大月書店

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子どもの絵の見方、育て方 (国民文庫 860)
販売元: 大月書店

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