和書 529056 (338)
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サウジアラビア―岐路に立つイスラームの盟主 (中公新書)
販売元： 中央公論社
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サウジアラビア 中東の鍵を握る王国 (集英社新書)
販売元： 集英社
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著者の経歴からすると、内容に信頼が置けそうだ。 アメリカ人ではなく、フランス人だということも本書を読むきっかけになった。 しかし、文章は読みにくかった。（翻訳者の方、ゴメンなさい。） 中東、特にサウジアラビアの近代史という意味では、まず広瀬隆の石油戦争を先に読むと良いかもしれない。 こちらの方が圧倒的に読み易い。（一方、正確さには疑問もある。） 基礎知識を得たところで、本書のエピソードを読み加えると良いのでは。
サウジアラビア現代史 (文春新書)
販売元： 文藝春秋
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現在、サウド家の王族は直系、傍系あわせて９４００人。
これらの王族が給与として国家から受け取る金額は年間２０億ドル、その他に国王は１５億ドルを王子たちにばらまいており、さらに総額で２０億ドルにのぼるといわれる石油を実物で配分、さらに電気、水道、電話はすべて無料、航空機利用などは家族も含め無料である（１０億ドルに達する）。
つまり、全人口の０．０４％の王族が、サウジアラビアの国家予算の８．５％を受け取っていることになる。
さらに若年層の王子の数が非常に多く、王族のための財政支出が国家にとって大きな重荷となってきている。
これらの事実だけを見ると、国家として非常にいびつな構造のように見える。
しかし、このように王族が多い背景には、王国の建国の歴史と、中東における欧米の権益の争いとそれにしたたかに手を組むアラブの支配者層という構図が存在する。
特にアメリカとの関係において、現時点での中東におけるひとつの国際力学的、地政学的帰結として、このサウジアラビアという国家に注目することは、中東の将来像を考える上で重要だと感じた。
サウンド・エシックス―これからの「音楽文化論」入門 (平凡社新書)
販売元： 平凡社
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もともとは単なる教科書だったが、
期末試験前日に読んだときにハマってしまった。
もっと早く読んでおきたかった･･
音楽とは何か。
漠然とイメージが浮かぶけども、答えという答えが無い。
だから人は音楽をつくり続けるんだろう。
この本では、人間文化とは切り離せない音楽、
音楽の持つ側面を多角的にアプローチし、その輪郭を見せてくれる。
音楽中毒者にはぜひ一読してもらいたい良書。
サクッとわかる 図解 政府・国会・官公庁のしくみ―三権分立の意味から、官庁と外郭団体の関係まで (PHP文庫)
販売元： PHP研究所
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今まで政治や国会や選挙の仕組みがいまいち理解出来てませんでしたが、この本は初心者向けに非常に分かりやすく書いてくれていると思います。
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作品としての社会科学 (同時代ライブラリー)
販売元： 岩波書店
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佐高信の政経外科 鯛は頭から腐る (知恵の森文庫)
販売元： 光文社
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サダム・フセインの断末魔 (小学館文庫)
販売元： 小学館
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著者は余程サダム・フセインが嫌いなのでしょう。その憎悪の念が文章から溢れ出ており、冷静さが失われています。
資料としても良質のものではなく、読み物としても面白くなかったので、星１つ。
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昨今日本白書 (新潮文庫)
販売元： 新潮社
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札幌刑務所4泊5日体験記 (扶桑社文庫)
販売元： 扶桑社
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こんなにおもろい本なのに、書店でほとんど見かけることがなくなりました。残念です。
著者はススキノを舞台にしたハードボイルドミステリで有名ですが、これは自身が原チャリでの速度違反で札幌刑務所に５日服役した体験記。
まず、巧妙な警察・司法関係者の罰金支払い要求を拒み、「なにがなんでも留置場に入るんだ」との固い決意で見事に檻の中へ。
日常の垢もさっぱり消えて社会復帰していくさまは、「あ～おれも４泊くらいならよいかな？」と思えてしまうから不思議。とくに留置場最後の昼下がりにうとうと昼寝をしながら越し方・行く末に思いをめぐらせる文章は秀逸です。
こんな面白い本、なんで絶版の危機に瀕しているのか？筆者が過去を消し去りたいと思っているのか？とにかく東直己の著作で一番好きな本です。