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和書 529056 (347)



ザッツ!関西人 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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 類書は少なくないが,関西2府4県を個別的に取り上げて各地域の特色を明確化している点,お徳感がある。東京一辺倒の関東とは,やはり一味違うようである。
 関東出身のビジネスマンが関西でうまく営業する上で必要な「常識」(96頁以下。いらちな大阪人に対して「起承転結」でのセールストークは通用しないので,最初に値段を明示する「結・承・転」でいくべきだ,など)は,本当か嘘かは自分で判断してもらうとして,私には非常に有益なアドバイスと思った。





雑踏の社会学 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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雑談上手になる本―人づきあいが楽しくなるとっておきのノウハウ (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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私は、雑談の奥深さを知るきっかけをこの本で学びました。そのおかげで雑談がうまくなったような気がします。でもこの本をどう生かすかはその人しだいです。だから星を一つ減らして星4つにしました。




実戦HOW TO SEX―よみがえる快楽のために (ベストセラーズ・ワニの本)
販売元: ベストセラーズ

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視界ゼロの生き方―ソフトな自我の効用 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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史観宰相論 (文春文庫 (106‐68))
販売元: 文芸春秋

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今は絶版になっていることが大変に惜しい。
日本の近代、明治以降の宰相について清張氏の鋭い目が、
各人を貫いている。
評価が高いのは、宰相ではないが実質的な初代宰相だった、
大久保利通。その後を継ぐ伊藤博文、山縣有朋だが、
やはり山縣には点が辛い。私には当然と思えることだが、
やはり、山縣の残した禍根は、その後の日本にとって非常に
大きかったと思う。「象徴の設計」でも山縣の事を書いているが、
清張氏にとっても書くべき対象であったのだろう。
その後、寺内、原、山本等と続き、戦後の吉田茂までを主に書いている。
鳩山に対しては短いが寸鉄を刺している。今の鳩山ご兄弟はこれを
どう見るだろうか?私はどちらも祖父似のタイプで、責任のある立場に立てるとは思えないが。
それに岸に対しても「腐敗の印象を残しただけで、何一つ見るべきことはしなかった。」とあり、
うーんとある方のお顔を思い浮かべた。
そういう面からみれば、吉田茂の評価も書いておかねばならないだろう。
清張氏は大久保と並べて吉田を「おおまかな比較」と断りながら、高く評価している。
では、あのお方はその評価に値する孫だろうか?




指揮官 (上) (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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安達中将、中川大佐などはあまり一般的には知られていない人ですが、これを読むと立派な人だったことが分かります。戦場では、リーダーシップに生死を賭けたぎりぎりのものが、要求されるのでしょう。その中で、指揮官の言動、生き方というものに、追い詰められれば、追い詰められるほど上にたつ者の本質が浮きぼりになってきます。前述の二人は、戦場というプレッシャーの中で自分の生き方を模索し、まっとうした感が強く、その生き方は読むものを感動させます。

中川大佐は、任務(三ヶ月の持久戦)を果たすため玉砕を諌め、「軍人も百姓も同じ、本務を果たすときは誰でも鬼になる。まして戦場では鬼にならねば務めは果たせない」と最後の最後まで踏ん張ります。戦場、という特異な環境に置かれ絞り出たようなこの言葉は、我々がそれぞれの環境で最後に拠り所するような精神なのかもしれません。彼はたまたま戦場という環境にいたのです。逆にこうした特異な環境で自分のぎりぎりの生き方を問われない「平和」というものに感謝しつつ、常に最後の拠り所を各自が意識しながら緊張感を感じて日々を送ることこそ、今求められていることなのだと思います。

すでに絶版となっています。多分もう古本でしか入手できません。復刊が望まれます。




指揮官 (下) (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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指揮官と参謀―コンビの研究 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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印象に残ったことを雑駁に言うと、山本長官が黒島参謀を重用した理由は、短期決戦、しかも奇をてらった作戦でないと米国には勝てないと思っていたこと、南雲長官・草鹿参謀のコンビには戦う闘志が、ミッドウェーのそのときに欠けていたと言わざるを得ないこと、沖縄戦の高級参謀であった八原大佐にやや冷たいものを感じること(「牛島満と長勇」)、同じく井上大将にも厳しすぎるものを感じること。

中でも、杉山・永野のコンビの描写がその状況が目に浮かぶようで面白く、一般的に評価の高くない二人の特徴が良く捉えられていると思いました。杉山元帥の戦後の責任の取り方には、著者の一定の評価が見られます。こうした(あまり本書の論旨とは異なるのですが、)それぞれの責任の取り方みたいなものに興味をそそられました。終戦後、1.命を絶った 2.絶つことを強いられた人 3.存命し、ひっそりと戦後を生きた人 4.戦後、何らかのメッセージを発し続けた人。4.の自己の正当化に走り、後の世代に何らかの教訓を残そうとしなかった人には当然のことながら、全く共感を覚えられません。

3.の終戦後は大きな自制が利いた感のある、小沢中将(レイテ戦時)は後に、悔いようなものと同時に、レイテで本当に戦ったのは西村君だけだった、と述懐しています。西村祥治中将、レイテ海戦で自艦隊ほぼ壊滅。享年54。




指揮官の決断―その一瞬が勝敗を分けた! (新潮OH!文庫)
販売元: 新潮社

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第2次大戦から湾岸戦争までの代表的な戦いにおいて指揮官の決断が戦局にどのような影響を及ぼしたかを分析している。

正しい決断を下すための条件(正確な情報収集、明確な目標設定、周到な準備、目標達成の強い意志、等々)を実例を挙げつつかみくだいて説明してくれているのがありがたい。実例も比較的有名なものばかりで、戦記になじみのない人でも読みやすい。

ひとつだけ難点を言えば、分析を細切れに箇条書きで示しているところで、リズムよく読み進めてきたものがここで断ち切られてしまうため、いらいらする人もいるかも知れない。そのようなマイナス点を差し引いても、社会で決断を下す立場にいる人にとって本書は一読の価値がある。


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