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和書 529056 (364)



宗教社会学のすすめ (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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宗教世界地図 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 元記事が連載されたのが平成5年(1993年)で、加筆して出版されたのが平成9年(1997年)。ユーゴ紛争や日本がオウムで揺れている頃。その後の9・11に至る道筋が、この本では読み取れなかったんだよね。大きな背景としてはむしろ各宗教内部の対立が目立つような感じ(カトリック対プロテスタント、シーア派対スンニ派)で、9・11の背景にあるモノが単純な宗教争いでは無いんじゃないかという気になる。あとがきにあった、「キリスト・イスラム・ユダヤは根っこが同じでアジアとは根本的に違う」という文脈が、これからの米中2大国の激突を予感させるように見えて、怖いっすね。

 神道と仏教がいい感じに融合している日本では、「宗教争い」と言っても、やっぱりピンと来ない。脳みそでは理解できたとしても、心の奥底では理解できないんじゃないかと思う。ただ単なる好き・嫌い論争になってしまうように感じる。それが、結局対外政策に影響を及ぼしていているのかなー、なんて思ったりした。

 「宗教は奥が深い」なんていう陳腐な感想は書き残したくないけど、どうやって表現していいのか分かんないや。




宗教は国家を超えられるか 近代日本の検証 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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宗教学者として精力的な活動を続ける著者の本です。
特に異端的な宗教に関する扱いは著者ならではの手法です。が、
国家論となるとどうでしょうか。
「前夜」という雑誌では1868年明治元年から明治政府(国家)のキリシタン弾圧がはじまったかのように
述べていますが、その頃はまだ藩政がしっかりと残っています。
江戸幕府のキリシタン弾圧は江戸時代も延々と続いており、著者のあげる例は
本来歴史学者によって江戸時代最後のキリシタン弾圧として研究されています
(こういう所が歴史学者に宗教学者が馬鹿にされる所なのかもしれませんが・・)
宗教問題は、江戸幕府が倒れたとたん、明治国家によって発現されたものではありません。
どうも、歴史的視点はかなりカットされており神道が明治になり突然大ブームになり
敗戦と同時に完全に抹消したかのような感さえうけます。
ある程度資料批判ができる人にはおすすめできるとは思います。




習俗の社会学 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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集団の科学―人は群れると、どうふるまうか? (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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集団的自衛権―論争のために (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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賛成・反対以前にもう少し、品位を考えてください。
「説教をかます」なんて言葉はそれだけでげんなりさせます。

ところで、国家の自然権という考え方がもつ矛盾については、論議する必要なしとかんがえられるのでしょうか。




首相官邸 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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ニュースで頻繁に登場する首相官邸ですが、それがどういうものでどんなことが行われているか知る機会は意外と少ないのではないでしょうか。
本書では、首相秘書官として官邸を内側から知る江田氏と取材経験豊かな政治記者が、首相官邸についての歴史、内情、歳時記などを語っています。
さすがに両著者とも内側の世界を知る人間だけあって、官邸内の世界が本書からリアルに想像できます。





首相官邸の決断―内閣官房副長官石原信雄の2600日 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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御厨氏が中心となって行っているオーラルヒストリープロジェクトの一冊。石原信雄氏は自治事務次官を経て官房副長官として竹下内閣からはじまって村山内閣の半ばまで仕えた。政界激動のこの時期に石原氏が副長官でありつづけた理由は"継続性"の維持であり、細川内閣、村山内閣といった連立、変革の時期ですら実際の行政事務を遅滞なく行うためには石原氏が残ることが必要だったのだ。そう言えば最近、石原氏の後を受けた古川現官房副長官が在任記録を更新したらしいが、政治が官僚をますます頼りにしているという意味だろうか?

そうした内情を石原氏が語るのが本書であるが、行政の事務方トップから見た日本政治がわかって興味深い。やはり政治家の意思と熱意によって大分官僚サイドの補佐のスタイルも変わるということがわかる。また意外とあからさまに政治家の月旦もなされている等エピソード類も豊富。




首相公選を考える―その可能性と問題点 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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本書は小泉首相の私的諮問機関「首相公選制を考える懇談会」の成果を纏めたものだ。近年、首相公選制が盛り上がりを見せた背景には、従来の政治への国民の不満がある。しかし首相公選制に改めるだけで政治が劇的に良くなるかというと、そうでもない。一つの制度は多くの制度との関連で成立している。下手をすれば一つだけ変えることで全体が機能不全に陥りかねない。制度は、一定のコンセプトから全体との関連を考慮して設計しなければ意味がないのだ。

以上の問題点を考慮しつつ本書は三つの試案を挙げる。改憲を前提に大統領制的発想で首相公選制を示唆する第1案、議院内閣制の枠組を維持しつつ一部改憲を視野に入れる第2案、現行憲法を前提に下位法制度と政治慣行の変更で現状の問題点を改善可能だ㡊??する第3案。

そして、第1案は久保文明氏 第2案は大石真氏、第3案は山口二郎氏と、三つの案にほぼ対応して三方が現行制度の問題点を論じている。ただ、改憲を言う論者も性急な改憲を提唱しているわけではない。立派な改憲案でも、現状では政治家と官僚の思惑と妥協により結果的にその改憲案が歪められる可能性が大だからだ。その意味で本書は思考実験の「素材の提供」(p192)に過ぎない。しかし本書は一流学者による優れた思考実験である。是非はともかく、統治制度の将来を考えるにあたり無視できない。

他に、全体総括する佐々木毅論文、首相公選制論史を纏めた加藤孔昭論文(本書はまずこの論文から読むと良いだろう)、イスラエル首相公選制失敗の経緯を報告した池田明史論文が収められている。こちらも参考になるだろう。




首相公選論入門 (成文堂新書)
販売元: 成文堂

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