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和書 529056 (390)



戦場の黄色いタンポポ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 2004年5月。ブッシュ大統領の戦闘終結宣言から約一年が経とうとしていた。そのとき橋田信介氏は凶弾に倒れた。彼の仕事は戦場・あるいは現地におもむきそこから情報を送ること。われわれがマスコミで戦争のシーンを見ているのは、彼らのおかげである。この本は平たくいうなら、「現地人との交流記」といえる。しかし、その言い方はあまりにもったいない。普段、戦争報道を見ていても、爆撃映像ばっかりな気がする。本書にはマスコミが伝えきれていない本来の人間の営みのようなものが描き出されている。そこにはやらせ的な要素は存在しない。不思議なことに文全体が生き生きとしている。巷の概説書などでは分からないその土地その土地のナマの感覚がある。
 表紙を見れば、「誰だこのじいさんは」と思われるかも知れない。しかし「イラクの中心でバカと叫ぶ」といえばどこかで聞いた方もおられるかもしれない。著者は同じ橋田信介氏だ。この本は10年前に出たものの文庫版である。東南アジアが舞台になっている。
 非常にシビアなことを扱っているはず。しかし、筆者の人柄なのか。読み終わった後はなぜかさわやかさすら感じてしまう。このヘンな違和感であえて星五つから四つにしてみた。




ソウルの練習問題―異文化への透視ノート (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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関川氏の事実上の処女作。80年代初期の韓国体験記という、今となってはちょっと珍しい感じのする部分もあるが、的確な観察は2001年の今も説得力あり。ほろ苦いラブストーリーになっているのは、今の人が読むと違和感があるのかもしれないが、私は好きだ。




退屈な迷宮―「北朝鮮」とは何だったのか (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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騙されやすい日本人 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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情報弱者日本が抱える問題点の本質をえぐる。
「国連主導」などといった上面の言葉を鵜呑みにして
現実のシビアな世界が見えていない
naiveな日本人の情報リテラシー欠如の深刻さを指摘。

特に巨大な影響力を持ちながら、
それにふさわしい能力が著しく欠落している
マスコミに対する批判が適切になされている。




沈黙の春 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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世界の環境系のことに関わる人は、必ず読むべき本だと薦められて、興味を持ち読んだ。
自分は環境についてはそんなに先鋭的ではないし、娘の為にも将来環境が守られたらいいなぁくらいの、ぬるい感想しか持たない。
そんな僕でも、この本を読んで非常に恐怖を味わったし、特にちょうど農薬が付着した食品が世の中にパニックを起こしたのもあり、その恐ろしさをかなり生々しくリアルタイムで体験してしまった。
本自体が書かれたのは古いのだが、それが逆に、この頃でこの程度だったのだから、今はどの程度の物質が世界の環境の中に残ってしまっているのだろうか?と末恐ろしくなった。
確かに、環境のことを考えるにあたり、この本は最初に読むべきテキストだったと思う。




天皇の影法師 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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写真版 東京大空襲の記録 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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アメリカによる民間人大量虐殺の記録

アメリカによる空襲の死者は、東京だけで10万人。全国合わせればいったいどれだけの日本人の命が失われたのか?それもその多くは、当然ながら民間人である。本書中の、炭化した母子の遺骸写真に、その印象をより強くする。
8月の終戦記念日に近いと言うこともあるのだろうが、毎年、広島・長崎の原爆の日は人々の意識が、起こってしまった惨劇と失われてしまった尊い命に向けられる。しかし、全国各地で失われた空襲による犠牲者に思いをいたす日本人が、いったいどのくらいいるのか、はなはだ心もとない。

東京が中心ではあるが、本書がまとめているこの空襲を通じて、日本とって先の大戦とはなんだったのか自問するという作業は、決してなおざりにしてはいけない。ただ、そのことのみに終始してよいのだろうか?
日本軍人は、民間人殺害の責任を戦後の裁判において追求された、しかし、日本全土で行われたこれらのアメリカの民間人大量虐殺については、法的にも、政治的にも、道義的にも、何らの追求もされていない。法的、政治的な責任追及は無理だとしても、道義的に許されることではないということを、我々はもっと声にするべきだと思うのだが、一般的な平和愛好家渡渉する人たちは、当時の軍とか戦犯とか天皇とかのことしか非難しない。このことがきちんとなされていれば、その後ベトナムで、アフガニスタンで、イラクで行われ、また行われつつあるアメリカによる民間人虐殺をより小さくすることができたのではないかと思う。




東京学 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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特殊法人改革のまやかし―官僚たちの甘い汁 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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読めば読むだけ腹が立ってくるという本。
日本という国が完全に硬直化してしまった、どうしようもないところまで来ている、というのが実感する。
殺された石井議員が生きていれば、もうちょっと日本は良くなったかもしれない。




トム・クランシーの原潜解剖 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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いまやロス・アンジェルス級も旧型化し、その後のシーウルフ級は高過ぎて駄目
最新はヴァージニア級潜水艦です。

でも、攻撃や運用の基本ノウハウはそんなに変わらないでしょう〜。
今や古典とも言えるこの本で、SSN(攻撃型原子力潜水艦)とSSBN(同ミサイル艦)の
事を勉強したい。
オマケとして、イギリス潜水艦の恐ろしさも知る事が出来るでしょう。


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