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和書 536082 (29)



作家の日記―1950・6~1952・8 (福武文庫)
販売元: ベネッセコーポレーション

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殺人を綴る女 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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爽やかなる熱情―電力王・松永安左エ門の生涯 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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民主主義の欠陥は民衆が望むことが必ずしも民衆のためにならないからだという理論がある。この本を読むとなるほどこの理論は正しいと思う。

現在の日本を支えている根幹産業である電力会社9社を作ったものすごい男、松永の生涯をこの本で疑似体験できる。彼はいつも人が反対する、民衆が反対する事を行った。しかし、根底にあるのは常に民衆の将来である。そのため人々の反感を買うが全く頓着せずに自らの信念を頑固に貫き通す。この民衆に迎合しない姿は今の経済人には見られない。牛肉を擬そうしたり、リコールを隠したりやることが小さく、まるで子供である。

彼らにこの本を読んでもらいたい。
なお、松永翁は電力だけでなく石炭、鉄道の日本の基盤も作っており、終戦直後にはタバコ専売と国鉄民営化等も持ちだし、その全てが現在全て実現している先見性がある。

彼がもし存在しなかったら今でも日本はアジアの貧国かもしれない。




ザ・クレイズ―冷血の絆 (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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アメリカンマフィアの著書は、沢山出版されているのに、この作品のような、イギリスの、ギャングについての物は、少ないのです。イギリスでは一番有名なギャングです。しかも、一卵性の双子で,片方は、サイコなホモセクシャル!誕生してから、ギャングのボスになり、捕まって収監されるまでを、大変面白く描かれており、いっきに読めます。間違いなく惹き込まれます。1990年に、出所のはずですが、1人は、精神病院で、死んでおります。映画にもなりましたが、両方、一押しです。マフィア物ファンの方は、見逃し無く!




ザ・グリンベレー―世界最強の男たち (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ザ・ビッグ・ゲーム〈上〉 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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ザ・ビッグ・ゲーム〈下〉 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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死よりも遠くへ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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死刑囚ピーウィーの告白―猟奇殺人犯が語る究極の真実 (扶桑社ノンフィクション)
販売元: 扶桑社

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 こんな本が被災地(「被災地」と表現するに値する)にも関わらず、出版されたことが驚きですらある。それほど残虐な内容。本書は、猟奇殺人者史上においても「最悪」のグループに分類され続けることが確実な男・・・
 ドナルド・ギャスキンズの独白をテープから起こしたという、看板に偽りなしの「死刑囚ピーウィーの告白」である。快楽殺人者に関する書籍は多いが、本書のように、最初から最後までただひたすら本人の独白を文章に起こし、そのまま出版したものは、これまで存在しておらず、その意味で貴重な記録である。(そして出版されたことが驚きである。)
 ギャスキンズによる惨たらしい快楽殺人―レイプと拷問による惨殺―の被害者は100人を越えており、中には(「その被害者」の中には)赤ん坊というべき2歳の幼女も含まれている。
 ギャスキンズは、司法取引によってのらりくらりと死刑を逃れ続けていたが、信じがたいことに、刑務所内で、自らも獄中でありながら、別の独房にいる死刑囚を爆弾で殺すという離れ業をやってのけた。それでもまだ司法取引で命をつなぐ可能性を見出していたようだが、この最後の殺人が想定以上に重く扱われ、死刑から逃げられないことを悟ったとき、この男は全てを告白した。
 その内容は、自分の人生がどういったものだったか、子供の頃から最後の獄中生活までをカバーしている。さらには、警察当局が気付いていなかった冤罪、つまり自分が犯人だった事件の真相を告白し、刑務所内に爆弾やヘロインを容易に持ち込めるということを暴露したかと思えば、起訴されていない殺人と死体の場所を告白する。
 特に冤罪の件はその後どうなったのか興味深い。当時報道されたときは、「少女の死体についていた大量の小さい火傷は、タバコを押し付けた痕である」とされていたらしいが、ギャスキンズは「犯人しか知らない情報」を語る―あの火傷の痕は硫酸を一適づつ垂らした火傷だから、もう一度調べなおせ、と。
 
 そして、酸鼻を極めた快楽殺人の詳細な描写も少なくない。正直にいうが、私は読みながら、活字にも関わらず目をそむける箇所すらあった。

 そういうわけで、皆にお勧めする本ではない。

 しかし、だからといってこの男の独白は、人類の記憶から消去するべき記録だとも思わない。たしかに、同じ人間というよりも、何か別の存在のようにすら感じることも事実であるし、忘れるべき異端とすることも可能かもしれない。

 この明晰な頭脳と強靭な精神に恵まれた最悪の小男は、一条の光すら差し込まない漆黒の闇である。
 しかし、その漆黒もまた、段階的なグレーを経て白と繋がるように、我々人類の極端に属する存在でもあるのだ。あまりにも凄惨だが、いや、だからこそ、人類の負の遺産として残しておかなくてはならない種類の記録なのではないか、私はそう思う。そして、ただ胸が痛む。




シビル・アクション―ある水道汚染訴訟〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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この本を読んで真っ先に思い浮かべたのは映画「エリン・ブロコヴィッチ」。同じく大企業を相手取った水質汚染の民事訴訟だが、その結末は正反対だった。敗訴の色が濃くなり、わずかな和解金で決着したものの後味の悪さが残る。法廷において納得のいく決着を得られなかったからせめて、事実を世間に知ってもらいたかったのか。事件の経過を読む限り、原告の勝訴は確実のように思える。だけど裁判なんて正義を求める場所ではなく、強いものが勝ち残る世界。そしてこれこそが民主主義の最たるものかも。どうせなら逆転勝利で終わってほしかったけど、これがノンフィクションでしょう。
そしてシュリクトマンについて。理想は確かに高く、熱心さや努力するという点においては評価できる人物だと思う。だけど実際身近にいたら嫌いなタイプ。押しが強くて威圧的だからでしょうか。金銭感覚についてはまったく理解できないし。あればあるだけ、なくて借金をしてでも使ってしまおうというのは計画能力のなさの現われのように思うけど、これって弁護士にとって一番重要だと思うのだけどね。ビジネスとプライベートは別ってわけでもなさそうだし。気になるのは、その後のシュリクトマンがどうしているかということ。


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