和書 536082 (28)
国家と犯罪 (小学館文庫)
販売元: 小学館
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不幸は不幸しか呼ばないが、幸福は誰かの不幸の基に成り立っているかもしれない、という古い言い伝えがありますが(ははは)、国家による犯罪は、国民の総意に基づく犯罪であると常々考えていました。そこにはケースバイケース等という日本人が好きな言葉は存在しません。ある国家を相手に訴訟を起こす大半の人々は、その国の個人ではなく、その総責任を持つ国家に対して矛先を向けるしかない。この考え方だと、ある特定の個人を滅した場合でも、国家への挑戦への一幕にしかならないわけと短絡する可能性があります。然し、人の死は周囲の生存者に対し、犯罪者への憎悪をもって増幅還元され、延々の続く螺旋階段を下っていくハメになります。そうしない為にはどうしたらよいか?皆仲良くすればいいのですが、そんな簡単な事を人間は既に何千年も出来ずにいます。この驚くべき事実を生む、ささやかな温床にしたてあげられたほんの一部の地域を筆者は旅し、レポートしています。誰が誰に対して妬み、憎悪しているのか、また、誰が誰に対して搾取し繁栄を維持しているのか?現在の世界はそんな二元論では既に語りつくせない程、利益算出のエネルギーインフラは膨張し、複雑化、高度化しています。それを担っている主役が国家であり国民の「総意」というやっかいな代物のワケです。誰にでも責任はあるが、責任をとる資格がない。では責任を得る資格を持つにはどうしたらよいのか。そんな事を考えさせられた本です。
子供たちは森に消えた (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
販売元: 早川書房
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チカチーロについて書かれてある本は結構読んでいるつもり
ですが、この本が全てにおいて一番詳しく書かれているので
はないかと思います。しかし、正直どうでもいい内容も多かった
です。担当刑事さんの経歴なんて正直全く興味ありませんでした。
こういう部分を削っていけばだいたい半分くらいのページ数で済ん
だんじゃないか?とも思います。というかチカチーロについて書いた本は
担当刑事等についてもやたらと詳しく書かれたような物が多い気がします。
なぜ!?
ただ、事件の内容等についてはかなり詳しく書かれてあるのでチカチーロに
関する本の中では一番オススメだと思います。
極道放浪記―殺られてたまるか! (ベストセラーシリーズ・ワニの本)
販売元: ベストセラーズ
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本当にこれが全て実話であるならこの方は凄い体験を経て作家という職業にたどり着いた人だと思います。だからこそ書ける作品(プリズンホテルなど)もあるのでしょうが、やはり一部‘笑えない’所もあります。ヤクザの世界を美化する傾向があるのも体験に基づくのでしょうか・・・?でも文章と言うか、言葉の組み合わせ(?)は本当に面白いです。
極道放浪記〈2〉相棒(バディ)への鎮魂歌 (ベストセラーシリーズ・ワニの本)
販売元: ベストセラーズ
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浅田次郎氏、極道時代のエピソード集第2弾。
第1弾と比べると、脚色は増したように思えます。
が、その脚色も時に血沸き肉踊り、時に艶っぽくて
読む者を飽きさせません。とても痛快です。
これほど主人公(次郎氏)に
自分を投影して読んだ話もここ暫くありませんでしたよ。
殺った殺られたの極道話ですが、読後感も爽やか。
極秘捜査―政府・警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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『ミスをすれば批判され、円滑に行って当たり前』の日本を護る多くの人達の勇気と感動の物語。
緻密な取材に裏打ちされた切れ味鋭い文章は、
なまじっかのミステリー小説も敵わない緊張と弛緩の連続である。
自衛隊、警察・・・は何もやってくれない等と言うなかれ。
我々の見えないところで彼らは地道な捜査を続けているのだ。
そして、手柄は自分自身や苦楽を分かち合った仲間たちだけで完結し、
また次への捜査へと向かうのである。
警察や警視庁、自衛隊の活動不足を嘆く多くの人にお勧めの一品!!
日本の調査能力は凄いの一言!!
ゴシップ (扶桑社ミステリー)
販売元: 扶桑社
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最後の博徒―波谷守之の半生 (双葉文庫)
販売元: 双葉社
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続・最後の博徒―波谷守之外伝 (双葉文庫)
販売元: 双葉社
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桜を恋う人―二つの祖国に生きて (集英社文庫)
販売元: 集英社
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佐高信の反対尋問 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店
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