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和書 536082 (33)



知られざるフリーメーソン (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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日本では情報量の少ないフリーメーソン。
拠点がある東京タワーの麓では、ここがフリーメーソンだと教えられたことがある。
日本では、あまりにも、情報が公開されていない。
情報量の少なさかあ、誤解や曲解がふりまかれることも少なくないかもしれない。

そんな組織に関する一つの視点を提供してくれる。




シルクロード旅ノート (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海 (新潮新書)
販売元: 新潮社

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深海にもぐる―潜水艇ノーティール号乗船記 (てのり文庫)
販売元: 国土社

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 本書は1985年に行われた日仏共同研究プロジェクト、KAIKO計画で、
深海潜水艇ノーティール号に乗った島村教授の深海潜水艇体験記。
一般人はもちろん研究者でもめったに乗れない深海潜水艇で、北海道沖海底に観測器を設置する一部始終を臨場感ある描写で語り、深海探査の実際が細部までリアルに伝わってくる。

 現場で携わった人にしか判らない、深海潜水艇の知られざる仕組み、深海地質調査の方法と工夫などを、具体的にわかり易く述べており、児童向けに書かれた読み物であるが大人でも十分楽しめる。
科学研究にかける情熱、苦心、面白さが伝わってくる好書であり、深海潜水艇マニアは必読。




野垂れ死に (新潮新書)
販売元: 新潮社

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あるときたまたまNHK・TVで「無頼の遺言 棋士・藤沢秀行と妻モト」の最後の10分ほどを目にしたのが、きっかけ。私は囲碁の「いの字」も知らない全くの素人。

そんな私の琴線に触れる何かがあった。
所詮他人の家のことではないか?
そう思いながらも、たまらなく「全部」が観たくなり3990円も出してDVDを買った。

その後、無償にこれを読みたくなった。一気に読んだ。

DVDの一場面一場面の背景がよ〜く判った。
一言一言の背景がよ〜く判った。

DVDだけでは判らなかったが、なぜこれ程に、秀行なる人間に惹かれるのか理由が判った。
「彼の常軌を逸した生き様」に惹かれているのだった。
彼は「ただの碁打ち」でも「ただの無頼」ではなかった。
大変な教養人だった。
なんとも複雑怪奇な人間。

藤沢秀行と妻モト、この2人から、言葉に出来ない「大きな生きる力」を頂いた。

次は「勝負師の妻―囲碁棋士・藤沢秀行との五十年」を読ませていただこう。





清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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 東洋のマタハリ 川島芳子の実妹 愛新覚羅顕gが
書いた半生です。歳が離れていたのか期待していた
川島芳子の記述はほんの少しでした。

 前半部分は、あまり面白いとは思わなかったので
すが、15年の刑務所生活を送るきっかけとなる部分
から、ぐいぐいとストーリーに惹かれていきました。

 日本での学習院生活では日本人に馴染んでいると
は思えない感じでしたが、北京での生活を見ると中
国人の気質とも違う方のようです。

 彼女が満州人であったのか、それともお嬢様気質
が災いしてこのような人生を歩むことになったのか、
日本人にも慣れず、中国社会にも沿わず・・・。
しかし、刑務所生活15年強制労働7年の生活の中で
唯一の心の支えになったのは日本留学時代の旧友達。

 物語としては1級の材料ではあるが、洗練されたも
のではなく、彼女自身の肉筆を重要視して出版された
本のようです。それが故に彼女の人柄などがかいまみ
れます。非常に忍耐強く、政府を憎むでもなく、生ま
れを憎むでもなく、そして、時代に媚びることなく生
きてこられた方だと思います。人生の大半を家族や愛
などのために生きることがなかった点が可哀相な人生
を送った方だと思いました。




深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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1年掛けて、大陸を貧乏旅行する経験自体は、良いことだと思うのですが、沢木節よろしく「だから俺は、他の若い奴より偉いんだ」的な態度には苦笑してしまいました。
でも、読み物としては面白いです。入社試験時の敵前逃亡に対し、もっともらしい言い訳をする所は「自分には優しい人なんだなぁ」と人間、沢木耕太郎さんを見た思いがして、良かったですね。バックパッカーやった奴が偉らいなら、日本で義務化すれば良い。とおもわせる逸品です。
読み物としては、面白いのでオススメです。




深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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香港を出発して、マレー半島を下ってシンガポール向かう第2巻です。

なんといっても娼婦の館での件が面白すぎました(笑)。なんか陽気で和気あいあいとしてる
雰囲気が伝わってきて思わずニンマリ。娼婦にたかるヒモの若者達なんてギャグにしか思えな
いが世界は広いもんだ(笑)。

前回から亘って、同じアジア圏でも色々と差異もあり読んでて面白いですね。何か旅先で
出会う人々をみてると、やっぱ日本人って真面目なんだよなぁ〜と感じます。まぁそのぶん
つまんないのかもしれないけどね。

人物描写もいいんだけど、食べ物の描写がいいな〜。僕なんか普段食べたか食べないかわか
らないぐらい、食べることにこだわりも執着もない人だが、これ読んでると不思議なことに
無性に食い意地がはってきます(笑)。なんかどれもこれも美味しそうに思えてくる。

あと巻末についてる対談は高倉健さんとです。「死に場所を見つける」なんてヤバイぐらい
カッコいいタイトルだが、内容も渋くて勉強になりました。オススメです。




深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 私もインドを旅行したことがあります。日本の常識が通用しないことや人々の貧困に大変驚いたことを覚えています。
 この本では駅や路上で生活している人やベナレスの死体焼場のことを取り上げていますが文章がどちらかというと冷静です。残念ながら1巻の「香港・マカオ編」のちょっとの事にも興奮して何でもやってやろうというワクワク感が減じてしまっているように思います。旅も佳境に入って、一日一日を現地の人たちとどうやって過ごすかということに重点が置かれているので仕方のないことかもわかりませんが・・。




深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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このシルクロード編を読んでいると、文中でも使われてる蒼味を帯びた風がスーッと吹いてく
るようなそんな感じを受ける。最初の方の勢いというものが薄れていき、著者自身の内面描写
にスポットが当たる部分も多い。だが迷い迷う姿には誠実さがあるような気がした。

ここでは乗り合いのバスがメインで淡々と進む所があるので、ある種起伏に欠けるが、それで
も一台のバスの中に多国籍の放浪者達が集まる画は想像しただけで何か面白いし、バスの窓か
ら時折覗く景色に非常に心が揺れるね。淡々としてるが、そこここに微妙に違う色があって
感慨深いね。

最初の香港編から物乞いはずーっと出てきたが、ここで登場したロッテルダムの男という青年
が、ほぼ限りなく文無しに近いのに、それでも物乞いの子供たちに自分の金をわけてやる姿に
は感動したし考えさせられたね。著者もそこで衝撃を受けて、ある意味解放されて自由に
なったと書いてるが、ほんとあげるのが良いとか悪いとかの理屈じゃないのね。生きるのも
生きれるのも理屈じゃないと、、、。

ここから旅も冬に突入するのかも、蒼味を帯びた風が吹いたとき、それがどこから吹いてるの
かと前に進めるか、その冷たさに震えて立ちすくむ、もしくは終わってしまう、そうゆう放浪
の旅独特の転機を垣間見た気がした。


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