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和書 536082 (39)



零戦燃ゆ〈5〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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零戦燃ゆ〈6〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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ホームズとワトスン―友情の研究 (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社

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ホームズ物のパスティーシュの中では群を抜く上手さ(まるで本物)の作者がホームズとワトソンの二人の友情を描いている。
今までの研究物に比べ、ワトソン博士の存在の大きさを認めてる。個人的にはこの見方に賛成。
ホームズはワトソンという唯一無二の親友がいたから、あれだけ活躍できたのだと思う。
もしワトソンがいなかったら、コカイン中毒になり、うっぷんを晴らす相手もおらず、からかう相手もいなかった。
そんな孤独な状態でホームズは活躍できただろうか?
やはりこの二人は抜群のコンビなんですね。




ヤクザという生き方 中国人マフィア来襲 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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竹下派死闘の七十日 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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単独飛行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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シェル・カンパニーへの就職によってアフリカに赴く前半は、同僚やかの地の人たちとの交流が「少年」と地続きなのですが、空軍兵士として徴兵されたギリシャで作者が目にしたものに思いを巡らすと書かれていることいないことに関わらず慄然とさせられます。たとえば、「船のタンクが裂けたところから海面にオイルが流れだして、海は火の湖と化した。六人ほどの乗組員が手摺りを越えて海に跳びこむのが見え、生きながら火に焼かれる彼らの絶叫が聞こえた。」(P212)といった記述。すぐあとには、「わたしはひと目見てミスター・カーターに好感を持った。彼はドイツ軍がやってきてもここに残る予定らしかった。地下に潜って活動を続けるのだろう。やがてドイツ軍につかまって拷問を受け、頭を撃ち抜かれるのだろう。」(P220)といった記述も見られます。普通このような体験をした人は、サリンジャーみたいになるのではないでしょうか。しかし、この作者は、その特質とされるユーモアを損なわれることなく、我々に多くの作品を残してくれています。それは、宮崎駿さんも解説で書いているように幼い頃からイギリス社会でマイノリティとして過ごすことを余儀なくされたその環境から不可避的に身についたもののように思えます。そこに思い到ったとき、面白いばかりで読み終わった「少年」の、書かれていなかった箇所について考えてしまうのは、ひとり僕だけでしょうか。




第十四世マタギ―松橋時幸一代記 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 1989年に筑摩書房から出た単行本の文庫化。
 秋田・比立内でマタギの統領として生きてきた松橋時幸に取材を繰り返し、その半生をまとめた書物。熊狩りの本というよりは、マタギの家系に生まれた男の感じたこと、考えたこと、体験したことをまとめた本という印象。
 狩りに出る前の幼少時から初めての狩り、猟銃を使う練習、初めて熊を仕留めた話、戦後の変化などがエピソードごとに語られている。釣り、ムササビ猟、ウサギ狩りなどにも触れられており、マタギの日々の生活がリアリティをもって感じられる一冊だった。
 しかし、マタギというのは斜陽の世界である。マタギの人数も減っているし、熊も減っている。また、血なまぐさく、命の危険もある世界だ。そのなかでマタギとして生きてきた松橋の、悲哀が漂っている。





大列車強盗の痛快一代記―ロナルド・ビッグズ自伝 (扶桑社セレクト)
販売元: 扶桑社

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地ひらく〈上〉―石原莞爾と昭和の夢 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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石原莞爾の人生を書くために、戦前の世界情勢まで書かなくてはならなかった、という本
綿密かつ有機的に絡まり合った世界情勢や日本の情勢が
石原莞爾の人生の各場面の行動や思念に大きな影響を及ぼしていくわけである
評伝というのは当人の人生、ついでそれに関連する身近な情勢を、と書いていく
ちょうどそれとは正反対の書き方なんだよなあ
結果として戦前の歴史を書いた中で石原莞爾がいるって感じだ
なぜこういう書き方を選んだのか、といえば著者が石原莞爾が好きで尊敬していたからだろう
兵士には優しく、雄大な理想を持ったアジア主義者であり、天才的な頭脳をもっていて
あるいは世界情勢の本質を見抜き、来るべき時代の行く末を見抜いていた、そういう肯定的な評価
組織のルールは一切無視するKYな人物、満州事変を引き起こした侵略主義者、そういう否定的な評価
肯定的な評価だって兵士に優しいってのは人格面だと見ることもできるし
あるいは晩年の予言者的な振る舞いから現実を超越した人物と見ることもできる
しかしこれらの要素を優れた戦略家の人格として一本の筋を通して説明しようと思うと
言動という出力に対して当時の情勢という入力を説明する必要がある
だからこその遠大な本になったんだろうなあ、と
評伝も批判するためや心酔しているだけなら半径数メートルの記述だけで済むわけだがな
また当時の情勢をどう理解して行動したか、というのを同じ目線で書かなくては
歴史の教訓を引き出すことは不可能なはずなのだ。今の基準で裁くな、と
WW1の戦史から経済まで広大な分野に関しての描写があるので
戦前の歴史を一気におさらいすることができるって意味では異様にお買い得




地ひらく〈下〉―石原莞爾と昭和の夢 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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ある意味、失敗学の教科書なのやもしれぬな
満州事変が成功したのにその後はグダグダになったのはどうしてか
満州国が日本の植民地として方向性が変わってしまったのはどうしてか
忠実なる幕僚であったはずの東条英機がせこい軍政家になったのはなぜ
石原莞爾が出世にあくせくする普通の将校たちを侮蔑していった結果
気がつけば多くの将校に嫌われて自分の意思を政策に反映できなくなったのとか
もっとも避けたかったはずの日米開戦にいたった経緯とか
もうちょっとせこく立ち回っていればより自分の理想を実現できたのにねえ、と思ってしまう


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