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和書 536082 (41)



デザートは死―尾崎秀実の菜譜 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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火の島―ジャワ・バリ島の記 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 1944年に創元社から出たものの復刻。
 英米文学の翻訳者として名高い阿部知二が、戦時中に軍部に徴用されて著したインドネシア紀行文。1942年に日本軍がオランダ領インドシナに攻め入り、オランダ軍を駆逐した後のことが書かれている。
 阿部自身は戦闘に参加していないが、かなり日本軍礼讃の調子が強い。大東亜の思想が明確にあらわれている。すなわち白人はインドネシア人を奴隷的存在として扱った。そのためインドネシア人は白人を憎んでいた。日本人はインドネシア人を解放し、同朋として扱う。そのため日本人の統治は現地で受け入れられるという意識である。それがジャワの文化や政治機構と重ねて論じられている。絵に描いたような大東亜共栄圏思想であり、思わず笑ってしまうほど。
 敵国であるイギリス・アメリカの文学研究者であった阿部。その立場に苦しみつつ、戦争協力を行っていったさまがうかがえ、非常に興味深い一冊。




ペルー遙かな道―フジモリ大統領の母 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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北岸部隊―伏字復元版 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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林芙美子が好きな人にも、好きでない人にもお勧めしたい本です。

吹き飛ばされた兵隊の足(「誰の足だかもわからない脚、青い木綿の洋ズボンに黒い足袋をはいている」)、食べ物に群がる蝿、茹であずきが十粒ほど泳いでいるだけのぜんざい。
体で感じたこと、見たことが素直に書かれています。
こんなに素直に戦場を描いた人が、他にいるでしょうか。

彼女の日本の兵隊礼賛、中国人・中国兵への蔑視は、現代の人間からみればイデオロギーに毒されているように見える。
でも、それが当時精一杯生きている女性にとってのリアリティであったのでしょう。

戦争について考えるには、必読の一冊です!




発端への旅―コリン・ウィルソン自伝 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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コリン・ウィルソンという人の本は、とくに思春期特有の心理状態が誘発する「巨大な悩み」に陥って、進退窮まった感情にとらわれているときに、熱い湯に心を浸すような効果を発揮してくれます。

そんな効果を持つ文章やアイディアを、ウィルソン氏がどうやって表現できるようになったか。そこへいたるまでの彼の個人史的経緯が、非常にあからさまになっている自伝です。「赤裸々」というと、どうしても「本来隠しておくべきこと」を、あえて引きずり出してさらした印象になりやすいものですが、ウィルソンの独特の自己信頼によって、そういう赤裸々な自伝特有の欠点は、目立ちません。

私自身、大学生時代には、何度か繰り返して読み、なかなか精神的な地力を与えてもらった一冊です。上から引っ張り上げてもらうような力というよりも、下から押し上げられるような感じです。

これほど世話になっている本に対して、あえてケチをつけるとすれば、友人・知人の名前が次々に現れすぎていて、少々雑然としたところがあるでしょうか。

最後に個人的感想を述べると、結局いちばん私が気に入っているのは、コリン・ウィルソンの「少年時代」です。




三つの祖国―満州に嫁いだ日系アメリカ人 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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モナ・リザが盗まれた日 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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日韓皇室秘話 李方子妃 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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裕仁親王(昭和天皇)の妃として名前が挙がっていたところへ、李王家への突然の輿入れの決定!!!動揺する一族!!!しかし、断りきれずに嫁ぐことに!!!波乱万丈の結婚生活の幕が開いたのである!!!戦中戦後と李方子妃の苦労は続くのであった!!!
おもしろい!!!
但し、浅野健一先生のファンは敬語を読み飛ばすこと!!!




南極点征服 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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中国・グラスルーツ (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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