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和書 536082 (47)



塀の中の懲りない面々 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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ベトナムの少女―世界で最も有名な戦争写真が導いた運命 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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そもそも誤爆だったんですな。知らなかった
あと少女のおっぱいが移っていると懸念してボツにして涙目な新聞社もあったというw
解放後の社会混乱の様子が語られるが、地位の向上には革命的であることが重視され
ゲリラあがりのDQNが役人となって社会は腐敗していく
その中でプロバカンダの道具として翻弄されつつも少女は成長していく
プロバカンダに疲れた少女は首相に直訴してキューバに留学するが
皮肉にもソ連のおかげで豊かだったキューバはソ連崩壊で経済の混乱が悪化していき
逆にベトナムはドイモイ政策のおかげで急速に豊かに、というか解放前の社会にもどりつつある
少女はその混乱の中で最終的にカナダへと亡命するのであるが
やはりプロバカンダと思想のみの社会は豊かにはならないと確信




マレーの虎ハリマオ伝説 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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現在、中野不二男氏は科学技術ライターとして、最先端の科学技術をわかり易く解説する日本では貴重な存在である。その科学技術に取り組む姿勢は、著者の初期の作品にも色濃く映し出されている。私個人としては本書よりも、無名の日本人捕虜の心理状態を再現した前作「カウラの突撃ラッパ-零戦パイロットはなぜ死んだか-」の方が好きではあるが、一般に有名で広く伝説として(あるいはテレビ番組として)知られているハリマオの意外な真実を記した本ルポも、魅力的な題材である。

中野氏のマレーシア、福岡での取材活動にも眼を見張るものがある。最近なかなかお目にかかれない行動力+洞察力である。ルポライター養成の教科書としても使用できるのではないだろうか。




メディアの興亡〈上〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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「コンピュータで新聞を作る」

 という、コンピュータがここまで発達・普及した現在だと普通に考えられることが、
昭和40年当時、「アポロ宇宙計画に匹敵する難事業」であったこと。

 そして、昭和40年といえば、山陽特殊鋼や山一證券の経営破綻という前年までの好景気から一転した
大不況の真っ最中・・・新聞社もその例外ではなく、
どこも経常利益1〜2億/年の頃、全国展開のための営業費増と新社屋建設ラッシュの結果、
毎日新聞社は200億余の借金、日本経済新聞社も100億余の借金を抱え、青息吐息の中で
産声をあげたプロジェクト。

700ページ余の大分の本書、コンピュータ導入による活字・職工の全廃という
「革命」を狂言回しにした
 昭和40年代〜52年に毎日新聞が新旧会社に分離するまでの新聞業界史でした。




メディアの興亡〈下〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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「コンピュータで新聞を作る」

 という、コンピュータがここまで発達・普及した現在だと普通に考えられることが、
昭和40年当時、「アポロ宇宙計画に匹敵する難事業」であったこと。

 そして、昭和40年といえば、山陽特殊鋼や山一證券の経営破綻という前年までの好景気から一転した
大不況の真っ最中・・・新聞社もその例外ではなく、
どこも経常利益1〜2億/年の頃、全国展開のための営業費増と新社屋建設ラッシュの結果、
毎日新聞社は200億余の借金、日本経済新聞社も100億余の借金を抱え、青息吐息の中で
産声をあげたプロジェクト。

700ページ余の大分の本書、コンピュータ導入による活字・職工の全廃という
「革命」を狂言回しにした
 昭和40年代〜52年に毎日新聞が新旧会社に分離するまでの新聞業界史でした。
 





闇をつかむ男 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 例によって、Cookワールドの作品ですが、いつもより痛々しさはないかも?

 猟奇的な犯罪者のノンフィクションを専門とするライターが、親友の葬儀のために故郷の田舎町に帰ります。
そこで、親友が40年度以上前の殺人事件にとりつかれていたことを知ります。
被害者の少女の死体がみつからないまま、拙速な裁判が行われ、一人の男が死刑にされた事件でした。
 「どんな事実であっても、知らないでいるより、知ったほうがいい」と言っていた親友の遺志をたどろうとして、
いつもの取材の手法を駆使して、古い裁判記録を読み解き、存命の人々を訪ね歩くうち、
彼自身の故郷で過ごした少年時代の記憶もフラッシュバックされていきます。
 そして、南部の因習としがらみに満ちた田舎町でおきた悲劇が明らかになるのでした。

 その過程は、いつものように息をつかせずに読ませて楽しめますが、最後に真実が明らかになる方法は、少々無理があるかも?




歴史の影絵 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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烈士と呼ばれる男―森田必勝の物語 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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三島由紀夫氏の自決の影で隠されてしまったもう一人の烈士、森田必勝氏の存在。
彼の短い生涯を愛情深く、様々な資料を元に綴った作品である。
政治思想などに関係なく、彼の生涯は感嘆に値すると感じている。
森田青年がその内面にどのように「死」を育み、その膨大な未来を捨て、自らの命を、彼が思うところの「国のため」に散華させることを選ぶに至ったのか、それを感じ取らせてくれた書であった。




連合赤軍「あさま山荘」事件―実戦「危機管理」 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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浅間山荘事件に至るまでのよど号ハイジャック事件や警察戦国時代とまで語られる、その他学生運動を含む事件の数々とその関係を知ることができた。また、三島事件にも立ち会っており、本書に書かれた血染めの絨毯の逸話には旋律が走った。

佐々氏の半ば愛らしさが漂う文章は、硬くなりがちな題材にいささか感情移入しながら読めるのでなかなか読みやすい。

あくまで警察側に属した佐々氏の目線であり、その連合赤軍が結成するルーツや学生運動が何故起こったかまでは言及されていない。しかし少なくとも浅間山荘事件の全貌をある側面から知ることができ、事件に興味のある方は一読の価値ありだと思う。




私を抱いてそしてキスして―エイズ患者と過した一年の壮絶記録 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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これは、家田荘子が20年前に全夫とアメリカ本土に住んでいた頃のルポルタージュである。
日本では、この本を題材に、日本を舞台にしたフィクション映画が南野陽子主演で作成された。
が、原作であるこの本は、様々な描写が生々しさに満ちており、彼女の渾身の姿勢が良く伝わってくる。
アメリカでボランティアをやるという事はどういうことか。
20年前のエイズ患者に対し、あのアメリカでもこのような態度をとっていたのかという事。
貧困とは、マイノリティーとは。
抽象的な観念論ではない、彼女の生の実感が伝わってくる。

この本を読んで、日本のエイズの実態をネットで調べてみた。
何と、日本は先進国の中でエイズ感染率が非常な勢いで上昇し続けている唯一つの国だと言う事だ。

以前、水谷修さんの「夜回り先生」を読んだ時、家庭で受けた心の傷を持った少女が援助交際(売春)に走り、エイズに感染し、世を呪い、自分がエイズと知りつつ、復讐の為、援助交際をしつづけ、さらに悪性のエイズウィルスを別の男性からもらい、死んでしまったというエピソードがあった。
私の周囲でも、風俗の話は面白おかしく語られるが、エイズ感染率が上昇しつつけているのは日本では、どうも男性ばかりらしい。

20年前に家田荘子が知った知識が、ボランティア講習の内容として語られているが、この中で、日本人はどこまで知っているのか?と思うと暗澹たる気持ちがする。
「エイズの話題はもう、時代遅れだ」と20年前の日本で家田は言われたそうだ。
薬害エイズ問題で、クローズアップされたエイズだが、薬害以外の問題でのクローズアップはほとんどされていない。
エイズが増え続けているという現実の中、将来的に私達は、どういった心構えをすべきか、この本は、そんな一助となるように思う。



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