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和書 538546 (83)



イコンの記号学―中世の絵を読むために
販売元: 新時代社

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副題に『中世の絵を読むために』とあるように、あくまでも『中世の絵』一般、すなわちルネサンス以前の線遠近法の使われていない絵画一般の図像をどのように解釈すべきかということが主題であり、イコンを題材にしたというのも『中世の絵』一般の解釈理論を導くための手段に他ならない(この素材にイコンがどれほど適切かということに関して、著者は本書全三章のうち一章全てをかけて丁寧に論じている)。
 中性の絵画に一般的に用いられている遠近法を、線遠近法に対して逆遠近法という。線遠近法(あるいは透視図法)においては、観者が画面の外に立っていると仮定する(というか、実際にそうだ)ので、画面手前の対象は大きく、画面奥の対象は小さく描かれる。それに対して、逆遠近法においてはその逆、つまり画面手前の対象が小さく、画面奥の対象が大きく描かれる。ここでは、絵画を見る者の視点は画面の外にあるのではなく、画面の内にあると想定されている。つまり、画面の中に描かれた者の視点で遠近感が決定されているのである。逆遠近法という名称の由来となるこの性質は、しかし、逆遠近法の要素の一つにすぎない。逆遠近法で描かれた対象は、しばしばデフォルメされているなどの特徴がある。こうした特徴を含め、逆遠近法の特徴を線遠近法のそれと総合的に比較し、その意味内容の解明を試みるのが本書の主題である。




イコンのこころ (1981年)
販売元: 春秋社

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石も夢みるスペインロマネスク
販売元: 社会評論社

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石を磨く―美術史に隠れた珠玉
販売元: 産経新聞ニュースサービス

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石と信仰とのたわむれ―ロマネスク芸術の魅力
販売元: 白水社

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石コロアート動物園
販売元: エルテ出版

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中学で美術の教師をしています。
「石ころに動物を描こう」という課題で、一年生むけの授業をしているのですが、課題の意図を理解させるためにこの本を利用しています。
動物の形を紙ではなく石に描くにあたって、その形を利用するにはどうするか、を考えさせるのにこの本を利用しています。どうしてもアイディアが単調になりがちなんですが、この本を紹介すると生徒は一様に興味深く見つめています。
描き方なんかも描いてあるので、一生懸命みながら描いている生徒もいます。




石本正―裸婦・カジュラホ・ヨーロッパ中世の街 デッサン集 (1985年)
販売元: 新潮社

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石物語―PETRA
販売元: ビジョン企画出版社

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イスパニア・ロマネスク美術
販売元: 光陽出版社

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イスラームの美術工芸 (世界史リブレット)
販売元: 山川出版社

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本書は題名のとおりイスラームにおける美術工芸について書かれたものである。他のリブレットシリーズと同様に、用語についての解説も充実しているため、イスラームに関心のある一般の読者でも容易に読むことができると思われる。作者の文体もやはり一般向けに読みやすく書かれている。また写真などの資料も豊富で、イスラームについてあまり関心がない読者でも見るだけで楽しむことができるのではないだろうか。そういう意味も含め、本書を一度手にとって見てみられると良いと思う。


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