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和書 538546 (93)



ラングランズ&ベル―凍てついた空
販売元: 現代美術センター

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イデア―美と芸術の理論のために (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

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 著者の初期代表作、まだドイツにいたときの作品で、目次をあげると以下のようになる。
1 古代
2 中世
3 ルネサンス
4 マニエリスム
5 古典主義
6 ミケランジェロとデューラー
 これでは何が書かれているかわからないが、要するにプラトンから始まるそれぞれの時代の芸術思想家を扱っている。この目次からも分かるように、「6 ミケランジェロとデューラー」は枠から外れている。さらに付録と註を除くと本文は全体の半分にも満たない。この形式がワールブルク学派の一般的な書物の体裁である。
 これは一般向きの美術書ではない。完璧な学術書である。この本の訳書には同じ定本から「イデア」(思索社)が出版されているが、なかなか読み進まないので、こちらを一緒に読んだらよいかと思って購入したが、どちらも読みにくい。相当の哲学、思想、芸術、の素養と知識欲ないとワールブルク学派の書物を読みこなすのはむずかしいようだ。内容はイデア論を中心に述べている。
 しかし、世界にはこの本に興味をもつ人たち多数いるようで、仏語、イタリア語、英語等に翻訳されている。







イデアの宿り―古典古代美術からビザンティン美術へ (1976年)
販売元: 新潮社

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斎藤佳三―ドイツ表現主義建築・夢の交錯 (INAX ALBUM 4) (INAX album (4))
販売元: INAX出版

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斎藤佳三―ドイツ表現主義建築・夢の交錯 (INAX ALBUM)
販売元: INAX

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トランス・シティ・ファイル (INAX叢書)
販売元: INAX

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ロシア・アヴァンギャルド建築 (INAX叢書)
販売元: INAX

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病院建築のルネッサンス―聖路加国際病院のこころみ (INAX BOOKLET 11No.2)
販売元: INAX出版

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私はたまに土曜日に聖路加国際病院に行く。天井の高い礼拝堂。素晴らしいステンドグラス。毎月1回、このチャペルでクラシックコンサートがある。「病を持った人」が心を癒せ、祈りをささげられる空間。
写真の素晴らしさは言うまでもなく、「病院建築」のあり方について考えさせられる1冊。入手困難な状況でも、「病院建築のありかた」や
「れんが造りのチャペル」に興味がある方に是非、お勧めしたい1冊である。




イニシアルのデザイン―中世写本の装飾文字 (1975年)
販売元: 岩崎美術社

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稲生物怪録絵巻集成
販売元: 国書刊行会

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この本は広島県で開催された「稲生物怪録と妖怪の世界」展に合わせて企画されたもの
と、説明にあったが、他のカスタマーレビューも(現時点では)ないし
美術展の目録っぽい本かなあ、と、じつはそれほど期待はしていなかった。
ただ、本邦初紹介となる絵巻もあるということで、それを見たかったから購入。

ところが、これはいい意味で、おおきく予想を裏切ってくれた素晴らしい本だった。

畳の上に、するするっと巻物をほどいて流したように
絵巻がページに収録されている。
縮小されているとはいえ実際の状態であるから
絵巻には欠損部分そのままの空白部分もあるが
それはけしてページの無駄ではなく
全体を把握することが出来て、とてもリアルで面白いのである。

1ページに3つ絵巻(あるいはふたつの写本)を
同時進行で展開して見せる。
絵だけ切り取られたアップの写真よりも、絵そのものは小型になるが
この絵巻本のレイアウトは、おおいに楽しめると思う。

杉本好伸氏は広島にある安田女子大学・日本文学科の教授で
専門は井原西鶴だが
「稲生物怪録」とは、もともと地元広島の怪異談であることから
興味を持って研究してこられたようである。

杉本氏自身の考察が書かれているページ数はそれほど多くはないのだが
文章の内容は、良い教授に講義を聴いているようだ。
片寄ることなく公平な立場での解説は好感が持てるし、何よりわかりやすく読みやすい。
本文の内容(原典で墨筆の文を、現代に読みやすくしてある部分)までが
カラーページなので、本としても活字がきれいで
これまた、非常に読みやすい。

研究書というよりは、図録に近いかもしれないが
貴重な原典を見ていく展覧会の雰囲気が味わえる書である。

今回の展覧会ではじめて世に出たものもある。
写本、絵巻、絵本と種類があり、それぞれ微妙に内容が異なり
その違いも追って確かめることが出来る。

本が大きいのが、いささか難点ともいえるが
絵巻の見せ方からいえば、これはしょうがない。

フルカラーで美しく文句なく楽しい本である。
 


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