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和書 538546 (276)



下店静市著作集〈第1巻〉東洋古代中世美術史研究 (1980年)
販売元: 講談社

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ルネサンス研究 ルネサンスの芸術家 (下村寅太郎著作集)
販売元: みすず書房

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社会の芸術 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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販売元: 文芸社

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シャルトル大聖堂―ゴシック美術への誘い
販売元: 八坂書房

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芸術随想 しゃれのめす
販売元: 世界文化社

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文人たちの桃源郷 玉器・金銅仏・工芸品 (上海博物館 中国・美の名宝)
販売元: 日本放送出版協会

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ピカソ (集英社新書)
販売元: 集英社

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メディアと芸術―デジタル化社会はアートをどう捉えるか (集英社新書)
販売元: 集英社

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デジタルメディアによるメディアアート(以下、デジタルメディアアート)を中心に据え論じているものの、著者が主張したいのは、声高に叫ばれるIT時代にあってもアナログ感覚が大切、ということだ。著者の主張も理解できるが、以下の2つの理由から、本書を高く評価することはできない。

(1) デジタルメディアアートの位置付け
著者は、デジタルメディアアートは、テクノロジーに依存しているだけの感性不在のえせアート作品が殆ど、という認識のようだ。確かに、デジタルメディアアートは、表現に用いたテクノロジーがいずれ陳腐化するという宿命を持っている。しかし、例えば、本書で取り上げられた、オールドメディアに属す19世紀に興隆したポスターが、陳腐化を通り越して芸術作品として残ったように、デジタルメディアアートも、いつか、(レトロな感覚とともに)芸術作品として見直される可能性はあるように思われる。その可能性有無は、本書の趣旨から言って、オールドメディアと対比させる等、具体的な議論があって然るべきで、著者の主観のみで判断されるべきではないと思われる。
また、本書の主張は、私の個人的な感覚とも相容れない気がする。私は、例えば、ナム・ジュン・パイクのビデオアートはウォーホルだけでなくモンドリアンやカンディンスキーとも同一空間にあり、その延長上にあるデジタルメディアアートも、旧来の芸術と同一空間に位置する(ようになる)と思う。また、デジタルメディアアートと領域を共有するサブカルチャーに対しても、私は好意的だ。

(2) 本書の構成
本書は良心的な書籍に属するとは思うが、それにしては反復記載が多過ぎる。正味はページ数にして1/4くらいではないだろうか。私は本書を読みながら、同じ映像を繰り返し使い回す民放テレビ番組を連想した。著者は民放番組を低俗と批判するが、同じフォーマットを利用するのは如何なものか。
本書の趣旨にそぐわない写真も散見される。T型フォード、ライト兄弟の飛行機、世界初のコンピュータといった写真を載せるくらいなら、メディアアート作品をさらに載せるべきだろう。
造形要素とメディアアートの関連を纏めた図表(p.113)やテクノロジーアートの概要説明(pp.133〜142)等、流石と思わせる箇所もあるので、本書全体を構成に留意して重複せず纏めていれば、もっと完成度が高くなったと思われ、大変残念だ。




フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) (集英社新書ヴィジュアル版)
販売元: 集英社

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フェルメールに限らず、絵画一般について知識の乏しい私の場合、展覧会に行っても何をどう見たらいいのかわからず、なんとなく眺めて帰ってくることがしばしばでした。このたび、フェルメール展に出かける前、本書を一読したところ、非常に楽しく鑑賞できたので報告します。本書では、それぞれの絵について、描かれた背景、描かれたものの寓意、どこがすばらしいのか、はもちろん、どのような経緯でその美術館に収蔵されているのかまで記されているので、その情報をもって絵を眺めると、ただ鑑賞するだけでなく、奥行きを持ってその絵を理解することができました。本の中にも絵の写真が掲載されているので、本文を読みながら確認でき、そのことで実物を前にしてもじっくりと見ることができました。展覧会で見られなかった絵についても、本書を片手に世界中を巡って見に行きたい気持ちになりました。


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