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和書 548206 (28)



2/2(にぶんのに)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 彼女は何故、旅立つのか。何故、愛する人と別れ、すべてを断ち切るように引越してゆかねばならないのか。この小説は、このように、ゆっくりとすべりだし、東南アジアの情景を身近に感じさせながらたゆたうように進み、はらりはらりと謎が解かれながら、ある時点から収束点に向かって一気に駆け上ります。それはもう、見事なストーリー・テリングであると言わざるを得ません。

 愛する人を自分の「無意識のうちに何かをしでかす不気味な病」から守るためには、あなたならどうしますか。愛する人が訳の判らぬまま自分の前から姿を消してしまったら、あなたならどうしますか。そして、愛する人の苦しみのために、あなたには何ができますか。……どんな言葉も、作品の前には陳腐な気がします。まずはこの作品に触れてもらえれば、こんなつたない言葉は要らないのに。そう思います。




2/26 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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2/3の不在
販売元: アーティストハウスパブリッシャーズ

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記憶喪失というどうやっても面白くなりそうな題材を
サスペンス的要素をほとんど無くして
主人公の心理的葛藤のみにクローズアップしてみたこの作品。
若干のSF的要素があるが、突飛なものでもなく極めて現実的に読めた。

ただし、文章には大変にムラがあり、
どうでもいいところを長々と描写していたり、
もっと細かく知りたいところが一文で語られていたり、唐突だったりと
積極的に読み進めようという気になれずに
最後まで読むのにずいぶんと時間がかかってしまった。

それに加えて、物語のなかで大きく興味を惹かれる
軽いSFの実験部分に関する記述が詳細な割には、
イマイチ物語に組み込みきれていない為、まるっきり消化不良。

主人公の行動にも途中から共感がもてなくなり
結局なにかあるようでいて、なにもなかったような読後の感覚は
あまり人にオススメする本ではないように感じた。




2001年の恐怖―未来からの恐るべきメッセージ
販売元: ハート出版

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2001年今は昔 (ぶんりき文庫)
販売元: 彩図社

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2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫 SF 243)
販売元: 早川書房

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これほど何回読んでも発見がある一冊はないですよね。いや、むしろ発見したいから読んでる
のかも、、

ボーマンとHAL9000のやりとりはスリリングだし、宇宙の描写、とりわけ木星や、土星、そし
てスターゲートを抜けた後の描写は凄いに尽きる。
スターゲート後のめくるめくような展開は、いい意味で淡々としてるというか、あまりの事故
に理解が追いつかないですよね。だからページをめくる手を止めれなくて病みつきになる。

クラークの先見性には脱帽もんだが、今思えば全体的な時代の構想より、もっと内面的な描写
が優れてると思う。例えばフロイド博士が宇宙へ向かう最中に世界のニュースをピックアップ
したものをディスプレイでみながら感慨浸る場面、そうやって便利になればなるほど、物事が
滑稽に見えてくるという、そうゆう人間の精神の向かう先を予測していたクラークは本当に
凄い。

後、個人的に好きなのは第五部のET論の部分とかかな。考えてみれば地球外の知的生命がいれ
ば別に人間みたいな格好じゃなくてもいい訳だしね。そうゆうユーモアというのか何というの
かイメージをかきたててくれる所もいいです(限りなく僕だけのツボかもしれませんが・)。

ラストのスターチャイルドの部分は何か神秘的だと言う人が多いが、僕が思うにあれほど単純
で潔い結末はないんじゃないかなぁ〜と思ったりしますね。まぁそれは人それぞれですが。

長くなりましたが、何はともあれSFファンにも、そうじゃない人にもお奨めの一冊ですよ!
きっとワクワクをあなたにくれます。




『2001年宇宙の旅』講義 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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 映画『2001年宇宙の旅』について読みたくて手にしたが、同作品をキッカケに映像作品・文学作品とりまぜたSF談義が繰り返されるだけで『2001年』ファンにはあまり価値がない本です。

 オリジナルの『エイリアン』をジョン・カーペンター監督作品と記述しているあたり (p.17) 「マジですか?」と叫びたくなりました。

 多少、白人の家父長制についての議論がありながら、どうしてあの時代の作品なのにあえて白人男性ばっかりなのか、というツッコミは避けているようだし、コーネル大で博士号を取得した経歴の著者が、アメリカにおけるあの作品の当時の評価などをきちんと引用していないのは納得がいかない。家父長制でいうならば、父親が不在の某少年映画で少年達が『2001年』のビデオを何度も繰り返し見ている、という場面があるのだが、そういうことに触れられるほど著者は映画通でもなさそう。『ローズマリーの赤ちゃん』つながりで『エクシスト』に言及している割には映画の歴史や系統論的には中途半端だし、『2001年』初公開時に小松左京がキネマ旬報誌でどういうコメントをしたかといったどうでもいい周辺論は紙数の無駄。時代背景からいえば、ソ連の作家がどう思ったか、といった引用や秘話などがよっぽど知りたいところ。

 教授という立場で独自の(独りよがりの)持論を繰り返し展開するならば救いもあろうが、『2001年』ヲタではなく、同作品の解釈論ヲタのよもやま話という内容では、いくら新書というメディアでも納得できる読者は少ないだろうと思う。




2005年のロケットボーイズ
販売元: 双葉社

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 主人公は、理数系が全く不得手ながら工業高校に通うダメダメの高校生。そんな彼が、ひょんなことからキューブサットの製作に請け負う羽目となって、一癖も二癖もある連中を巻き込んで、身の程知らずにも「軌道」にチャレンジしていくというお話です。
 主人公自身もさることながら、ヘタレ、オタク、本格不良、プッツン系美少女などなど、仲間たちのキャラ立ちが実にクッキリハッキリで、演劇化したらさぞや演出が面白かろうと思います。また、技術的な問題だけでなく、「鳥人間部」との確執や予算面でのアクシデントなど、彼らを見舞う試練の数々によって、物語にスパイシーな刺激とほど良いジェットコースター感が醸されています。
 全体としてダメダメ系の熱血青春ものといった感じですが、「レインマン」のエピソードにはグッと来ました。詳しくは、読んでみてのオタノシミ、ってことで。




2006年の叛乱
販売元: 文藝春秋

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200X年、緊迫のイラク上空戦 (扶桑社ミステリー)
販売元: 扶桑社

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