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和書 548206 (39)



24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本は心理学という幅の広く深い領域に足を突っ込むことになったきっかけの本である。
やはりこれが完全なる実話であるという点が大きな衝撃だった。
ひとつの身体の中に24もの人格を持ったビリーの闘病記だ。
本人のインタビューを基にしているため主観的な点はあるが、それだけにいっそう多重人格の病態や人格同士のつながりと混乱といった要素がはっきりと描き出されていた。
ビリーの中にある人格は、それぞれ年齢や性別、趣味、それに出身までもが異なるキャラクターである。
意思の疎通が図れている人格もあれば、何が起きているのかまったく理解できない人格もある。
ビリーはその中のいくつかの人格が犯した犯罪のために告訴されたが、精神病を理由として無罪となった。
それにもかかわらず、治療のためと称して収容された病院は監獄よりもひどい環境の所だった。
正規の医師のもとで治療を受けることができるように努力する弁護士と、政治活動や世論の余波を受けて翻弄されるビリーの物語をドキュメンタリーのように描いている。
進んでは戻ってうまく言ったかと思えば何かに邪魔をされてという繰り返しで、読んでいても話の進展に腹立たしくなることさえあった。
サリーを読んだ後だっただけに、フィクションと実話との相違を改めて感じましたね。
心の中という世界に、無限の可能性を見た話でした。




24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

絶句します。
現実にしてはあまりに常軌を逸している。かといって、物語にしてはあまりに生々しすぎる。
とにかく、これを一旦事実と納得したうえで読んで思うことは、知能、年齢、国籍、性向、性別の違う24の人格を生み出したのはたった一つの脳みそだと言うことへの驚嘆と、「ウィリアム・スタンレー・ミリガン」という生きにくい生い立ちを持った一つの人生は24人の人格が分担せねば生き得なかったということに対する哀しさです。
いずれ我々は「同情」を愉しんでいるのでしょう。しかし、我々はこの本にかかれてあることを、少なくとも、知ってはおくべきです。




24時間 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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インドネシアのリゾートヴィラで一気に読んだ。今までにない誘拐のアイデアを軸にツボを押さえたキャラクターたちの息吹が広がっていく。ページをめくる手が止まらない。南の島で優れたミステリーを読むという極上の時間を過せた。中盤過ぎまでは文句のつけようがない程の出来だったのだが、終盤での犯人との攻防はあまりに現実感に乏しくなってしまい、どうしても感情移入できなかった。息をのむようなリアルなサスペンスが最後にいきなり007みたいな世界に変わってしまった。惜しい、本当に惜しい。




24時間見つめてて (シルエット・ディザイア)
販売元: ハーレクイン

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24時間見つめてて―ボディガード〈3〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ―ダイアナ・パーマー)
販売元: ハーレクイン

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25メートルまでとどかない
販売元: 文芸社

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25年目の夜想曲(ノクターン) (新風舎文庫)
販売元: 新風舎

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25時 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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映画を字幕なしで見てたのもあり、原作を読み返してみた。
このベニオフという人にはこれからも注目していきたいなと思う。
日本語になってしまっているので、なんとも言い切れないのだが、文体が非常にシャープで、温度が低い。淡々としながらも一気に読ませてしまう筆力はかなりのものがあると思うし、その温度の低さがユニークでもある。
男の友情についても考えさせられます。映画もすごく良かったし、物語の世界観を丁寧に追いかけていたので、本を読んで興味をもったら、ぜひ観てください。うらぎられません。
星ひとつ足りないのは、読み終わった後の感慨とか、感動がちょっとだけ長く続かなかったから。
基本は淡々とした世界観なんで、そこは仕方ないところかもしれないですが。
淡々と進み、読み終わった後も余韻がながい作品をこの作者なら書けるんじゃなかと期待しています。




27 (上) (角川文庫)
販売元: 角川書店

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最近、久々に読み返してみて、改めて傑作だと確信しました。
ナチス政権下のドイツで立案された計画を遂行するために
ヒットラーの勅命により生まれた、コードネーム「27」と名付けられた美しき怪物と
その計画に気付き、ひとり彼を追う、魅力溢れるアメリカの若き大富豪フランシス・キーガン。
この二人の男が、自らの持てる力の全てを使って戦う、追跡と逃亡の冒険活劇は
最後の最後まで一気に読ませる見事なストーリー展開で、文字通り時間を忘れる面白さです。
なのに、どんなレビューが書かれているかと思いきや、一人も書いていない!!!
しかも、新品で買えないってことは、ほぼ絶版状態。ありえないっす!!
こんな面白い小説が、まともに手に入らないってどういうことよ。
そりゃ12年も前に出た本だけどさ。そうそう出ないですよ、こんな素晴らしい娯楽小説は。
日本には冒険小説好きはおらんの? それとも、そんな人たち全員の手に渡ってしまったってこと?
そんな馬鹿なことを勘ぐりたくなるぐらいの本です。
このレビューを読んだ冒険小説ファンの中で、まだこの本を読んでいない方がいましたら
ユーズドでも手に入れて、ぜひ読んでください。絶対お勧めします。





27 (下) (角川文庫)
販売元: 角川書店

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