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和書 554118 (44)



朝からキャビアを―科学者セント・ジェルジの冒険
販売元: 岩波書店

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20世紀のハンガリーからは、様々な分野で天才・異彩が輩出した。
音楽のバルトーク、コダーイ
数学のポール・エルデッシュ、あるいはフォン・ノイマン
物理学のウィグナー、テラー、シラード
医者で感染防御(といっても手を洗うことだが)のゼンメルワイス

そして生物学ではこのセント・ジョルジ。

筋収縮のアクチン、ミオシンの発見。F-actinなんていうのもこの
セント・ジョルジが見いだした。
クレブス回路の相当部分はセント・ジョルジの発見だし、世間的には
なんといってもビタミンCの発見者として名高い。
重要な仕事はほとんど故郷のハンガリー時代、それも南部のセゲトという街で
行ったというのが素晴らしい。

19才で医学生として初めての論文を書き(肛門上皮の組織学)
20世紀の生理学、薬理学を次々と開拓し
40台でノーベル賞をもらい、政治的にも大活躍をし、戦後
ハンガリー大統領候補になり、大統領になり損ねた動乱期にも
次々と生物学的に重要な発見を続け、後半生はアメリカに渡り、
ボストン郊外の海洋学研究所で40年に渡りがんの研究を続け、
アメリカ時代はほとんど見るべき成果をあげ得ず、しかし
20才も年下の女性と2度の結婚をし、70年近く論文を出し続けた
男の波瀾万丈の物語である。

1920年代の一葉の写真がある。ハーレーのようなオートバイに
妻と子供と一緒に乗っている写真である。妻がハンドルを握っている、
後部座席の革ジャン風のセント・ジョルジはまるでジェームス・ディーンだ。
颯爽として格好のいいこと!

いろいろな研究者の伝記があるが、一つの究極の生涯だろう。
40台でノーベル賞を貰うことの後半生への負担は余りに重い。




浅草博徒一代―伊地知栄治のはなし
販売元: 筑摩書房

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アサツーDK創業者稲垣正夫が明かす「全員経営」のすすめ―グローバル時代に生きる経営理念と実践
販売元: 日本文芸社

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私はこの会社の出身です。9年前に独立し(応援していだいた)、同じ業界で凌ぎを削っています。個人的にも稲垣氏に仲人をしていただいた間柄であり、幾たびか会社の未来などお話いただいたことを懐かしく思い出しました。私の会社の実績(3年連続30%の成長)もその時の教えが生きていることを改めて認識し、そのフィロソフィーの大切さを噛み締めています。




御手洗冨士夫「強いニッポン」 (朝日新書)
販売元: 朝日新聞社

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安部さんが「美しい国 日本」なら 御手洗さんは「強いニッポン」
御手洗さんが 強い信念・哲学で今までの日本の経済を国を行動して導こうとしている本。

素直に いい本だと思います。

なぜなら、難しい言葉でなく わかりやすく書かれている。(若い人向き)
まえがきを読んだだけで すっ〜と入っていける。

御手洗さんの行動哲学の背景もわかる。
例えば それが言志四録だったり、長年のアメリカ生活だったりするのがわかる。

個人的には 人生は2ランド制とかは、励みになるし、武士道の復活の話は共感が持てた。

経営者にとって最も大事なことは、常に「衰退」の予兆を感じとることだ。という言葉は
経営者にも十分 価値ある言葉があるし 「三自」の話は、なるほどと思う。

コストパフォーマンス的にも高い付加価値が得られる本!




腕木通信 ナポレオンが見たインターネットの夜明け (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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インターネットの出現により『快適だ,便利だ』と現実の生活に何ら不便さを感じず生活していると
『今以上の技術は、もう不可能』と現状に満足感を抱いてしまう。
この本を読み
 現在のインターネットも後何年もすれば、『腕木通信』と同様過去の遺物となる事を考えさせられた。
私にとって過去を知る事は,将来を展望する良いカンフル剤となった。 




江戸期のナチュラリスト (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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科学史の事件簿 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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カメラ・オブスクラ年代記 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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カメラ・オブスクラは「暗い箱」つまり暗箱という意味です。古代からある光学機器で、19世紀までは単に「カメラ」と呼ばれていたそうです。写真術はカメラ・オブスクラが捉えた映像を定着する技術そのものなのですが、その装置が「カメラ」と呼ばれるようになったため、若干の用語の混乱があるようです。本書はタイトル通り年代別にカメラ・オブスクラの歴史を辿った興味深い一冊。




起業家エジソン―知的財産・システム・市場開発 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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「タイム」が選んだ19世紀を代表する人物にはエジソンが選ばれている。確かに、エジソンの多くの発明が近代社会を築いたといえるし、エジソンが活用した「特許権」を駆使して新技術を企業化していく方式は、現在のさまざまな企業活動の根本になっているとさえいえる。

又「メンローパークの魔術師」といわれたエジソンの研究ラボは、大量の要員をかかえ、エジソンの発想を発明という形に具現化していく「工場」といえるものであり、現代の研究施設の先駆けとなったものである。

このようにエジソンの残した業績の影響は、21世紀になった現在においても、色あせることなく、連綿として続いているということができよう。

一方、エジソンを尊敬していたフォードがいみじくも語ったようにエジソンは「世界最良の科学者であり、世界最悪の企業人」との評価が残るように、エジソンが自ら手がけた事業は、ほとんどが失敗している。

自己の発明の成果を、ウォール街の投機家や金融業者にことごとく横取りされたエジソンは、「技術」が「金融」に対して優位であるべきであるという信念を持っていた。しかし、彼のこの試みは、結局は失敗に終わった。

現代においても、IT産業の中にも、技術開発者がその技術を生かして起業家になっている例は決して多くはない。エジソンの悩みは今も続いているということだろうか。

「天才とは1%のひらめきと99%の汗である」この言葉が真に意味するところは何なのか。ひらめきが大切ととるか、汗が大切ととるかの解釈は一様ではないかもしれない。

エジソンの伝記は既に1000冊を数えているとのことだが、それでも本書のように、いまだもって、エジソンの伝記が面白いのは、やはり世紀を代表するほどに、エジソンの業績とその人間性には、未だ未だ深い魅力があるということなのだろう。




生涯最高の失敗 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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テレビなどで一時大量に流れた田中さんの情報。それは田中さんの一面にすぎない。報道を見た田中さん自身が現実と報道の間のギャップをもっとも痛感されたことでしょう。この人の偉いところは一面的な情報を自分自身の手で多面的な方向へ是正しようと行動を起こしたところ。このような行動力こそ見習うべきでしょう。


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