戻る

前ページ   次ページ

和書 554118 (221)



中世の異端者たち (世界史リブレット)
販売元: 山川出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 キリスト教史は、教義の論争の歴史ですが、この本では、カタリ派、アリウス派、千年王国主義、ヴァルド派などを紹介する一方、ウィクリフやフスのようにプロテスタント教会で再評価されているものまで取り上げています。キリスト教史を見ることによって、ヨーロッパ史やアメリカ史を学ぶ上でだれがどのようなことを主張したか、どういう背景があったか深く考えることができます。ウィクリフは、プロテスタント教会では、「宗教改革の明けの明星」として評価され、彼の流れは、ボヘミアのフスとルターに影響をあたえ、フスの流れはモラビア兄弟団、それからメソジスト派のウェスレーにつながっていきます。

 また千年王国主義は、ドイツ農民戦争のミュンツアーにも影響を与え、世界史をいくつかの時代区分に分けるところが、現代アメリカのファンダメンタリストと関係の深いといわれるディスペンセーション主義者の思想とそっくりです。

 宗教改革までのヨーロッパ中世のキリスト教の歴史の底流には、どのような変化があったのか、教皇権の盛衰のみでは見えないキリスト教史をコンパクトに語ってくれる本です。




世界的にのびやかに―写真集 高良とみの行動的生涯
販売元: ドメス出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






素粒子物理学を作った人々 (セカンド・クリエイション)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






素粒子物理学を創った人々 (セカンド・クリエイション)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






関口房朗の謎と夢―21世紀のビジネスフロンティア
販売元: 日本文芸社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






赤道の国で見つけたもの アフリカの子供たちと共に生きて
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

題名や本の帯をみて、いわゆるボランティア話だと思って買った。子供が先に読んでしまって本棚の隅に置いてあった。たまたま開いて読み始めたところが、著者が子宮外妊娠で死にかけてしまうエピソードの部分だった。場所はケニア。何とも運の強い人だと感じた。
そのあとで、本の最初の明るいカラー写真を見た何となく気になり始めて、結局一気に読んでしまった。
これは家族の物語だ。著者の生き方がその周りの家族とともにしっかり描かれている。たまたまその生き方が、ケニアで幼稚園を作るというとんでもないと思えてしまうものであった、それだけだ。
子宮外妊娠のあと養子をもらう。ケニアで同じアジア人だということでたぶんインドの人の血縁であろうというだけで「あなたにぴったり」と紹介された女の子。ただ、HIV抗体が陽性でやせた3ヶ月の赤ちゃん。その子を養子と決めた。その後HIVの抗体が消え、元気な子供になり、日本で「マグロのお寿司さびぬきでください」と注文して板前さんを驚かせるエピソードまでついている。
ボランティア話ではない。家族の物語だ。文化や社会、医療、子供を育てること、様々なことを考えさせられる内容。お買い得。
かえって、若い子育て真っ盛りの大人が一番読みやすいかもしれない。




石油王出光佐三 発想の原点―大不況下に“人こそ資本”を貫く経営哲学
販売元: 三心堂出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






セクソロジスト高橋鉄
販売元: 青弓社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






瀬島龍三―参謀の昭和史
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

おそらく「あの世」とか「輪廻転生」を最も信じたくない人物は、瀬島龍三その人ではないかと思う。「憎まれっ子世にはばかる」を地でいくような、「俺さえよければ」な人生を送った彼であるならば。
まじめな人がみんな死に、常に小ずるく立ち回ってきた瀬島のような人間が長生きをしてしまう、というのもなんらかの神の意思なんだろうか、とさえ思う。
逆に、どうすればそのようなメンタリティを持つ人間に成長することができるのか、ということのほうにも興味がわく。
瀬島と「良心」なるものの関係は、いったいどうなっているのだろうか。
確か森村誠一の小説に、戦争中に他人を足蹴にして生き残り、戦後は詰まったトイレの掃除までして有力者にこびへつらって出世していく主人公を描いた話があったが、なんだかこの人を思わせるものがあるなあ。まあ、瀬島は高級参謀だったから、太平洋に投げ出されて戦友の頭を踏みつけるような機会もなかったであろうが。
死ぬ前に本当のことを言ってくれ、などというシベリア抑留者や保阪の願いなど、可哀想だがこういう人にとっては馬耳東風だ。
こういう人は、逮捕され、身柄を拘束された状況にならないと、真実など語らない。心身ともに制圧されないと、他人の要求になど応じない。
当事者はともかくとして、保阪こそ瀬島の良心など信じていまい。ならば、「真実を語れ」などと空に吠えるようなことをしているヒマがあったら、「瀬島を追い詰める」証拠をさがすべきである。
スティーブン・キング原作の映画「ゴールデンボーイ」のラストを思う。他人に成りすましてアメリカで暮らしていた元ナチは、窮地に追い込まれ、助けられて病院のベッドで目を覚ますが、偶然にもとなりのベッドに居たのは、昔ヤツに家族を殺されたユダヤ人。もちろん、すぐさま通報され、FBIが駆けつけるラスト。
瀬島には、ぜひともこの映画を見て、そのラストを味わってもらいたい。




瀬島龍三の魅力
販売元: ビジネス社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ