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和書 554118 (227)



粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯
販売元: 文藝春秋

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 昨年(2007年)城山三郎氏が世を去られ、取り上げられることが多くなった。

 以前学生時代、作者の本は数冊読んだが、本書は題名に惹かれ読んでみた。高齢になってから国鉄総裁を引き受け、自らを『ヤングソルジャー』と称した石田禮助。その人となりが、想像を喚起させてくれるエピソード、読みやすい文体で綴られている。

『粗にして野だが、卑ではない』

 現在の日本の指導者で、「卑ではない」と己を言い切れる人がいるだろうか。否、日本国民に「卑でない」生き方をしている人がいるだろうか。藤原正彦の「国家の品格」や坂東眞理子の「女性の品格」が売れたということは、昨今は「粗にして野、しかも卑である」生き方がまかり通っている証であろう。強ければ「卑ではなく」いられようが、人間は弱いときに卑怯・狡猾になるものである。そして、いつも強くいられないのが人間なのであり、だから城山三郎は「卑ではない」生き方、気骨のあるいき方を通した石田禮助に惹かれ、その生涯を書きたかったのではないだろうか。

明治の人の気骨のある生き方を読み取れる良書。





創意に生きる―中京財界史 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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日本のアパレル産業の原点といえる中京地区の発展の軌跡がつぶさに理解できます。紡績業の発祥や合併をはじめ、暖簾を誇る老舗の卸問屋や百貨店の変遷も含まれており興味深く読めます。この地域の各企業ごとの自家出版物は多いですが、本書のように地域全体を串刺しして掴めるものは数少ないように思います。名古屋長者町、大阪船場、東京堀留など日本の繊維産業を支えてきた中心地がマンションに姿を変えていく今、アパレル業界に従事する若い方々が、活力に満ち創意に生きた先達の様子に触れることも大切だと考えます。今は中古市場で探して贈り物にしているので、是非再出版をお願いしたい一冊です。        




創業三昧―斑目力曠ゆらぎの球体経営
販売元: ダイヤモンド社

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創業の思想―ニュービジネスの旗手たち
販売元: 清水弘文堂

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致富の鍵 (創業者を読む)
販売元: 大和出版

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大倉財閥を一代で築いた。青春時代が幕末であった。文字通り命がけで事業に取り組んでいる。安田善次郎氏と異なり、非常にRiskyな道を敢えて選んで手掛けしかもことごとく成功している。非常に強運の持ち主。

彼の口癖は、『富は自然と向こうからやってくる。真の幸福は働くことにある。楽しんでしまった渣滓(かす)が富である』、と喝破。なんとも気宇壮大なことばではないか!

また多趣味である。それが故に大倉集古館に東洋美術の逸品を集めた。戦災にかなり失ったとか。

王陽明の伝習録が座右の書。




富の活動 (創業者を読む)
販売元: 大和出版

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論語と算盤 (創業者を読む)
販売元: 大和出版

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私の行き方 (創業者を読む)
販売元: 大和出版

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阪急・東宝グループの創始者として有名であるが
鉄道駅のターミナル化、鉄道を中心とした沿線開発、
百貨店の導入、宝塚の設置、百貨店の上の大食堂の設置などを
日本で初めて推進した著者が書いた
前作同様に「経営の要諦」と呼べる名著である。

現在の混沌とした経済情勢下において
本著から学びとれる経営哲学は多いのではないだろうか。




創業者からの遺言
販売元: ゴマブックス

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本当の佐川急便
本当の企業の在り方
本当の経営の在り方
そして本当の仕事とは

玉石混合、複雑雑多の情報の渦の中で、
本当に光輝くものは一握りもないのが世の常です。

ご自分の目で本物の一端に触れたい方にはお勧めします。




創業者精神―独力で優良企業を築いた経営者列伝
販売元: 日経BP社

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