和書 554118 (256)
天才科学者たちの奇跡 それは、小さな「気づき」から始まった (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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プロローグのアルキメデスと最終章のアインシュタインを除けば、17世紀〜19世紀の近代自然科学の話ということになる。それぞれの章では、主人公とその大きな発見に関する話だけでなく、同時代に生きた主人公のライバルや仲間達の逸話にも話が及ぶ。科学史でも伝記でもなく、科学解説書でもない。「アインシュタインの謎を解く 誰もがわかる相対性理論」の著者・小説家三田誠広が語るサイエンス・ドラマである。
主人公の名前は勿論知っている。主人公の業績も有名である。しかし、著者の視点で語る主人公とその周辺の人物達の話は、すこぶる新鮮である。食べ飽きた食材でも料理次第でおいしくなる。この本も、三田流の切り口と構成で、実に興味深く感じながら読み進むことができる。数式も化学式も図表も使わずに、見事に主人公やその周辺人物の科学業績が解説されていく。
本書は主人公の科学者たちが、「小さな気づきをどのようにして独創的な着想に変え、世紀の大発見に結びつけたかを描いたヒューマンドラマ」であると同時に、物理学の楽しさを説く著者による科学啓蒙書とも言えよう。
第11章のマクスウェルの悪魔は、エントロピー増大の原理に対抗して、エントロピーを減少させる悪魔である。私は、むかし学生あるいは高校生だった頃にエントロピー増大の原理を学んだ時に、生命現象ってこの原則に反しているよなあって思って、エントロピー増大の原理と折り合いをつけることに悩んだ記憶がある。この本では、このエントロピー増大の原理と生命現象の"矛盾"をうまく説明してくれている。それに加えて、別の似たようなしかし壮大な"矛盾"をもうまく説明している。
最終章にアインシュタインを持ってきたことも憎い構成だ。マックスウェルで終わらずにアインシュタインを登場させることで、自然科学が広義の物理学として形而上学と別系統の学問として終わらず、かつて自然哲学と呼ばれた頃のように、哲学の一部門に戻っていく。
あとがきの中でこう書かれている。「自然現象の背後に隠された原理を探り、最終的には、宇宙とは何かという途方もない問いに迫っていくのが、物理学の楽しさなのだ。」まさに然りである。
天才たちのラヴレター (光文社文庫)
販売元: 光文社
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天主堂―光の建築
販売元: 淡交社
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天主堂物語
販売元: 新潮社
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転職3回、30代で年収3000万円の社長になる
販売元: 阪急コミュニケーションズ
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社長といっても、サラリーマン社長、しかも権限もない
実質日本営業所の所長でしょう。タイトルが大げさすぎ
ます。
リスクを考えると年収3000万円ではとても成功とはい
えません。ビジネススキルに関する内容もほとんどすべて
がよく週刊ダイアモンドなどで特集されることの受け売り
です。日本企業に対する批判も的外れで、笑ってしまい
ます。
転職に関するアドバイスだけは参考になるかもしれません。
天地ジーン―誰にもわかる遺伝子とゲノム
販売元: 文芸社
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天皇とキリシタン禁制―「キリシタンの世紀」における権力闘争の構図
販売元: 雄山閣出版
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天文十八年―鹿児島でのザビエルとヤジロー
販売元: 高城書房
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天命と思い社長になる―少年時代の貧乏生活が「我慢」「根性」「闘争心」を養う
販売元: 新生出版
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デ・ベネデッティとフィアット―イタリア経済を演出した男
販売元: 同友館
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