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和書 554118 (292)



バフェット―「米国株式会社」を動かす男
販売元: 日本経済新聞社

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伝説の投資家バフェットに関する本は多数ある。読者はバフェット流の投資術を学ぼうとしてこれらの本を手にするわけだが、いずれの本もバフェット自身が書いたものではなく、バフェット・ウォッチャーと言われる人が書いたものだから、結果論的な記述にがっかりすることも多い。本書は、日本経済新聞の米州編集総局キャップとしてウォール街を取材した著者が著した「日本人による初のバフェット本」である。これが類書と違うのは、単なるバフェット流投資術ではなく、バフェットのこれまでの投資暦を記述しながら、日米の株式市場、会社経営、そして投資家の違いを随所に対比していることである。安直なハウツーではなく、日米の株式会社文化の違いを知るための良書としてお勧めする。




バロックの聖女―聖性と魔性のゆらぎ
販売元: 工作舎

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バロックというものの凄まじさを見せ付けられるような思い。要するに、聖性の過剰は、普通の意味での「聖俗」「善悪」「真偽」といった尺度をいとも簡単に押し流し、乗り越えてしまうということである。宗教的なものの根本にある聖性が際限なく溢れ出る時、宗教=癒し、といった公式的な考え方では想像もつかないような事態が現れる。これをたとえば「狂気」あるいは異常な「熱狂」といった用語で区切って片付けてしまうことは、人間の持っている深層の部分から目をそむけることでしかない。本著で示されているバロックの聖女達の例は、宗教的な問題の極限にあるものを見せ付けている。これは必読の好著である。




万死を越えて―中山流石の歩んだ道
販売元: 河出書房新社

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万人の学問をめざして―倉田令二朗の人と思想
販売元: 日本評論社

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万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測
販売元: 早川書房

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1メートルの定義のために、子午線長を測った2人の科学者、メシェンとドゥランブルの物語。2人のキャラクターの違いも面白いが、、科学者の物語より、フランス革命の時代背景とか、メートル法が提案された背景とか、その後のメートル法の広がり方とかの方が面白かった。

今まではメートル法はフランス革命の狂乱の中で、それまでのことはすべてアンシャンレジゥムとして否定するために提案されたのだと思っていた。実際、革命時には、年も月も週も時間も分も秒も角度も変更しようとしたとか。ところが、これらはまったく定着しなかった。一方メートル法は、その後紆余曲折があったものの、現在では定着している。メートル法は、タダの熱狂を越えたものがあったのだ。

メートル法施行前の度量衡は混乱の極みだった。日本でも長さの単位は尺だ鯨尺だ間だと、対象に寄って異なっていた。また、一畳の広さは地域によって異なっていた。メートル法以前のフランスでも度量衡は対象、地域によって異なっていて、通商を妨げていた(逆に言うと、それぞれの地方の商売を保護していた)。統一するのに、どこかの度量衡を使うとなると、どれを使ってもそれ以外の地域が反対するので、どこにとっても不利な度量衡に統一しようとしたのだ。それが、地球の子午線長の1千万分の1の長さを単位とする、メートル法であった。

王政復古でメートル法は廃れかけるのだが、経済圏が広がるにつれてフランスとその周辺で定着して行き、経済がグローバル化するにつれて、世界に広まって行った。アメリカがメートル法を採用しない唯一の国になったのは、アメリカは国の成り立ちからローカルな度量衡がなくて、メートル法にメリットがなかったからだと本書にあるが、なるほどと思った。

度量衡の統一は、貨幣の統一と並んで、極めて経済的な事柄であるとの認識を深めた。

翻訳は良くこなれていて読みやすいものではあったが、全体に極めて冗長であるのが読んでいてかなり苦痛であった。このような膨大で冗長な書物が西洋には多いが、あちらではこれほどの本を読む人が多いのだろうか。漢字のある日本語の方が速読には向いていそうに思えるんだけどなあ。




バースデイ・セイント
販売元: 飛鳥新社

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日本ではなじみのない誕生日の聖人というものを知り、占い感覚で
まず自分の誕生日で見てみた。するとキリストの12使途の一人であり
有名な聖ペトロであることがわかりびっくり。彼はサンピエトロ寺院
(バチカン)に眠っています。主に殉教した日が聖人の日になり、
死んで天に召されたことで祝日になるそうです。

もともとイタリアが大好きで、特にバチカンには思い入れが強くあり
とても偶然とは思えません。このことを知ったことで益々つながりを
感じ、次に訪れるときは改めて祈ってこようと思いました。

それ以外にも様々な聖人についてのエピソードが書かれていて
聖書を読んだり歴史書や絵画を見る時の参考になりそうです。
また外国人の人達の名前の由来も誕生日や聖人からとっているという
ことも読んで知ったので、会話の際には尋ねてみても面白そうです。
とても、いいことを知ることができて感謝しています。




バーネット―メルボルンの生んだ天才
販売元: 学会出版センター

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フランシスコ・ザビエル―日本にはじめてキリストを伝えた人 (パウロ文庫)
販売元: 女子パウロ会

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パストゥール―実験ノートと未公開の研究
販売元: 青土社

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パラケルススからニュートンへ―魔術と科学のはざま (平凡社選書)
販売元: 平凡社

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日本語があまりこなれていません.
「興味がある」程度では読みこなせないかも.
本文もあまり説明的ではなく,たぶん序章で挫折してしまうでしょう.
面白いとおもえるのは,二章以降になります.文が難しいのは変わりありませんが...訳者の方にはもう少し工夫をしてもらいたかった.
対象が専門課程大学生以上に設定されているのだろうけども,科学史を専門とする大学生なんて,数えるほどしかいないのだから,多少興味があるという程度の人でも読みこなせるように,ハードルを低くしないと,本嫌いが増えるだけでしょう.


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