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和書 554120 (11)



KGB 衝撃の秘密工作〈下〉
販売元: ほるぷ出版

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この下巻はどちらかというと戦後の話である。
戦後どのように原爆スパイの工作をしたとか、ベリヤ追放の際に自身の逮捕されたなどの話が中心である。

以前から疑惑の人とされてきた、ハリー・ホプキンスや原爆の父、オッペンハイマー、ソ連スパイ、アルジャーヒスなどの米政府高官の名前が連なる。

2章にかけてベリヤ追放の経緯と自身の獄中生活が書かれてる。

付録として『カチンの森事件』に関する1940年3月5日政治局決定の日本語訳全文等の機密資料が記載されている。




KGB衝撃の秘密工作〈上〉
販売元: ほるぷ出版

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トロツキー暗殺、原爆スパイ団を指揮した伝説的KGB工作員パヴェル・スダプラトーフの50年に及ぶ秘密警察職員としての回顧録である。
本著は1994年に出された英訳版からの翻訳(露語原本は1996年)で、訳書で省かれがちな注や索引までがしっかりとしている。
90歳まで生きたスダプラトーフの回顧録は直接日本には触れていないが日本に影響の深い事例もあるので実に興味深い。

また近年ロシアで再評価されてきてるナウム・エイチンゴンについてはくわしく1章を割いているのでこのなぞの人物の背景を知る手がかりになるであろう。





LEFT ALONE―持続するニューレフトの「68年革命」
販売元: 明石書店

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 近畿大学国際人文科学研究所のスガ秀実教授が、自分の「68年革命」説を検証するために、さまざまなキーパーソンのところへ押しかけてインタビューする映画「LEFT ALONE」の副産物。映画に収録し切れなかった部分も文字に起こして納めてある。
 ま、この本に関心をもった方ならご承知の通り、スガ教授は最近、68年革命説を前面に打ち出した仕事を進めている。これもその一環なんですが、はっきり言って、「68年革命」が現在にとってどう重要なのか、ほとんど語られていない。昔の人の中ではかろうじて津村喬との対話がそれらしくなっているけれど、あとは当時の思い出話。しかも学生運動特有のジャーゴンや複雑な党派の対立・抗争関係についての知識を読者に要求しており、これじゃスガ教授が68年革命の現在的転形態とお考えらしい霜降り肉の脂身状の希薄で分散的で分子的で遊牧民的な運動の持続にそぐわない。仲間内に閉じた自慰行為と批判されても仕方ないんじゃないか。そのくせ松田政男・西部邁・柄谷行人・津村喬といった(往時の)有名どころを引っ張ってきているところが、ちょっとセコイ感じがするゾ。
 私、個人的には「68年革命」説をかなり支持してるんですけど、スガ教授の騙りの戦略は、どうにもナンダカナー。その点、上野昂志も書いている通り、第ⅴ章での花咲政之輔によるスガ教授へのツッコミが、この本でも一番面白い部分だと思う。ただしそれは68年革命とは何の関係もなく、ただスガ教授という愛すべき、しかしちょっとズレ始めたオヤジの個人的感傷や、感傷に安住できない苛立ちや、大学に所属してしまった現在と自分の過去のすり合わせにどう決着つけるかの悩みやら自嘲やらが浮き彫りになる、という点で。しかしそんなのはドーデモいいことですよ!
 近大就職に自分でツッコミ入れてヘラヘラ照れ笑いしてる暇があったら、昔話でなく、68年革命の現在における「持続と転形」をしっかりまとめてくださいよ。ッタクゥ!




Let’s弁護士―気鋭の法律家が挑む実在難事件八話
販売元: 森田塾出版

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時効40日前の逮捕―殺人犯の逃亡の記録 (Liveral In Media BOOKS)
販売元: リム出版新社

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ドラマのような現実。
追い詰められた末、結果的に犯してしまったことは到底許されることではない。しかしながら、その後の生き方を考えると、殺人という選択肢をとらなくても良かったはず。

追い詰められた時、どこかにほんの少しでも逃げ道があれば。そんなことを考えさせられた本でした。

犯人の掘り下げが少なく、少し内容が平坦だったように思ったので(誤字も多いです)。




M2 われらの時代に (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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森羅万象にツッコミを入れるサイゾーの名物連載の第一巻。
とは言っても、当時の日本のタブーをそれとなく避けてるし、当時気付かなかった宮台氏の認識不足な部分がいくつか目に付いた。
この対談のスタイルは2chの学術系板の、専門的なスレッドと一脈通じるところがある。
二人だけでこれだけのツッコミが入れられることは本当に凄いことだと思うが、やはりネットの分母を超えるのは難しい。

この本の宮台氏は社会学者の仮面をかぶった扇動家っぽい発言が目立つ。




M2:思考のロバストネス (M2)
販売元: インフォバーン

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社会学者・宮台さんと評論家・宮崎さんのとても「頭の良い」お2人の時事評論です。はっきり言って連載時はとても刺激的であり、難しくもあり(あまりに難しいのか、宮台さんの本に多くみられて好評だったのか、本では脚注がついてとても便利であり難い=私の知識はいつも変わらず低く、脚注ないとかなり困る程度です)理解が浅かったと自分では思いますし、時間をかけて読み、また、読み直す事で少しづつ理解が深まったと思います、それでも6割程度かと自覚していますが。

宮台さんや宮崎さんの言葉にはイチイチ鋭く、また、深いです。とりあえず聞く耳を持っている人々にはとても頷ける(もちろん頷けるばかりではありませんが、意図して過激な言動を、最近特に宮台さんはとっていると思います)話しが多いです。

前後の文脈により、あるいは誰が話しているか?によって左右されてしかるべきなので、抜き出す事は失礼なのですが、それを踏まえても、例えば、「日本人にも立派な人がいた事を教えろ!」とヌルイことホザく前に「何故ダメだったのかを徹底して考え、我々の行動次第では別の帰結を導けたのに、それが出来なかったことがダメ」とかいう言葉が出てきますと、なかなか頷かされます。


よく出てくる保守言論雑誌に対する「馬鹿かよ」とか「ヌルい」とか、いちいちごもっともなのですが、保守言論誌なんて、「オヤジ慰撫史観(斎藤 美奈子さん発明の「新しい歴史教科書をつくる会」的な歴史観の事」を揶揄する言葉)」の為の、宮崎さんの言う「統治権力に対して悪態を吐いて、スカッとする」為の雑誌なんですから。それに、それらの雑誌読む人たちが、サイゾーや、本書を読む確率はかなり低くて効率悪いじゃないですか。わざわざ保守言論誌を読む人々を、あげつらって笑うのは(ま、「笑い」は取れます、少し)、統治権力に悪態はいてスカッとするのとレベルは違うけれど、同じ系列の行為ですよね。ただ、保守系の人たちだろうが、左翼系の人たちだろうが、とにかく頭の悪い、聞く耳持たない連中(というか、テレビに出てくるのはそんな人たちばかりです)とばかり話さなければならないなら、たまには悪態をつきたくなる気持ちも分かるし、宮崎さんが最近「タレント」として見てもらいたいという発言を繰り返ししたり、宮台さんが過激な発言を多くなり、『条件付』の議論が少なくなり、三島に対して非常にシンパシーを感じている様に(しきりに、「内在性な」とか、「発露を」とかいう発言が多くなりました)なったのも分かる気が(私の勝手な解釈ですけれど)しますが。


また、監視社会についても、とても刺激的な論理を展開します。
監視する人々を、監視する人々が必要(無条件に信頼できる存在は無い)になる事でどこまでいっても完全なる安心は無い。ある程度の「適切さ」と「諦念」が必要に(ココで宮崎さんは「すべての死は犬死である」という、とても刺激的な真実を述べます!)なる。監視を設計する(監視者をコントロール=監視する側)人々の設計(適切さ)を一般人(監視される側)が知った時(知る権利、機会を与え、また、知らないでいる権利、機会を使わない権利も与える)に一般人の人が『ズルイ、俺も監視者側に立ちたい』と思う割合が低ければ「適切」で「諦念」を選択も出来る、という論理です。

つまり、これは映画「マトリックス」です(私は最初の映画の地上波放送しか見てませんが)!主人公「ネオ」の様に監視の設計を知る機会(当然反対する権利もありますよね)も与え、途中の赤い薬と青い薬を選択する時のように現実(監視されているという現実)を知る権利も、知らずに過ごす権利も与える。さらに、ネオたちの中の裏切り者「サイファ」の様に、1度知った現実に目を背ける権利(!)まで与える。凄い論理です、ある意味ユートピアです。


普通に考えたらこんな事は夢物語に私には感じられますが、ハイテクノロジーはそれさえ、現実に近づけるチカラを持つかも知れません。また、目指すべき理想の理論として認知されれば、あとは現実的にどう構築していくか?という設計が必要ですし、その設計がなければ意味は薄れますし、ツッコミ所もたくさんありますが、論理、としてとても面白く感じました。




不思議の国のブッシュ 合衆国大統領迷語録
販売元: 光文社

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一気に読みました。面白いが、最後に怖くなった。
彼が大統領に就任した時、カリフォルニアに住んでいる友が
「ああアメリカの悲劇だ」とメール送ってきたのが思い出される。
ともかく知っておいたほうがいい内容だ。これからも話題には
事欠かないでしょう。もうすぐの来日待ちどおしい。読むのにはグットタイミングです。
JFKの名演説改めて読みたくなった。




ママでなきゃ、だめ!―ワーキング・ウーマンの子育て戦争 (MAG Pocket)
販売元: マガジンハウス

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 アナウンサーの仕事と出産・育児で奮闘する著者の様子がそのままの迫力で描写されている。
 ワーキング・ウーマン同士、なかなか話しをする時間もなく、他の人がどうしているか気になるところ。
 黒田さんの(若かりし頃の?)話しを聞かせて貰った気がした。
 最後に「夫婦の危機」の章があるけれど、その後離婚しちゃったんですよね。
 現在もフリーでご活躍ですが、是非「子育てを終えて」という次のご本を書いて欲しいものです。
 通勤の電車の中で、あっという間に読めました。
 




M―ヴェトナム・ミステリーツアー (NONFICTION VINTAGE)
販売元: 筑摩書房

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