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和書 554120 (20)



「あふれる愛」を継いで―米軍ジェット機が娘と孫を奪った
販売元: 七つ森書館

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 1999年11月22日、埼玉県狭山市の入間川河川敷に、入間基地所属のT−33ジェット練習機が墜落した際、操縦していた二人の熟練パイロットは、墜落前に十分脱出の時間があったにもかかわらず,墜落した機体が民家に激突することを避け,助からないことを覚悟の上でギリギリまでジェット機を操縦し,地上に叩きつけられて亡くなる、との例のように、日本の戦闘機の故障時には、できうる限り直接人に被害の及ばない場所に、機首を向けるように教育されている。
 これは米軍も本土では同様で、住宅地に乗り捨てるような真似はしまい。
 ところが、2003.01.26米軍偵察機(U−2)が、韓国・京畿道華城の国道沿いに墜落、爆発し、胴体破片の散乱で住民3人に怪我を負わせた事件のように、他国ではそれは行われてきたし、今後も起こる蓋然性は高い。

 冷戦後は、駐沖縄米国海兵隊司令官、スタック・ポール少将のビンの蓋発言(1990年3月27日付のワシントン・ポスト紙)でも分かるように、日本の再軍備または自衛隊が暴発しないように在日米軍が瓶の蓋の役割をしていると米は考え、対中・アラブへの地勢学上&毎年2000億円強の思いやり予算もあって、米軍は駐留している。
 つまり米の利点のみだ。

 前述のような状況下、沖縄で止む事のない米兵の犯罪のみならず、全ての国民が被害のリスクをしょっており、いざ被害にあえば、米軍だけでなく、政治や行政も決して救ってはくれないと、どれ程の人が自覚して言るのか?

 和枝さんの日記を起こした『あふれる愛に』も読んだが、遺族として和枝さんの意思を具現化し、障がいを持った人や高齢者の施設を運営し、皮膚移植や寄付に感謝し応える著者は、素晴らしいと思う。
 嗚咽をこらえながら読んだ前著や、和枝さんの闘病生活部分もさることながら、著者の社会への恩返しを心に深く刻みたい。

 





あるB・C級戦犯の戦後史―ほんとうの戦争責任とは何か
販売元: 水曜社

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あるドイツ女性の二十世紀 1900~1993
販売元: 草思社

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ある中学生の戦中日記―阪神空襲実録
販売元: 東方出版

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ある予科練の青春と死―兄をさがす旅
販売元: 花伝社

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ある医学徒の青春
販売元: 海鳥社

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ある回想 大統領の深淵
販売元: 朝日新聞社

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ある学童疎開の記録―八歳の目で見たもう一つの戦争
販売元: エミール社

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ある平和主義者の回想
販売元: 新教出版社

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ある情報将校の記録 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 憲兵将校というと大変恐ろしい印象があるけど、著者は非常に良心的というか、冷静で理性的判断をもって任務に当たっており、憲兵はどうあるべきかを深く考えていたようだ。御自分で書いているとおりだとすればだけど。
 士官学校事件などにも関わってるけど、やはり上海での活動が興味深かった。影佐機関で汪精衛政権樹立に関わったり、晴気慶胤の後任として特務工作を担当したりしている。貴重な記録だ。ただ肝心なところで具体的描写に欠けるような気がする。


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