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和書 554120 (146)



海軍陸上攻撃機〈上〉 (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ

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海軍陸上攻撃機〈下〉 (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ

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海軍陸上攻撃機隊―海軍中攻隊死闘の記録 (太平洋戦争ノンフィクション)
販売元: 今日の話題社

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邂逅
販売元: 藤原書店

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邂逅:思いがけなく出会うこと。めぐりあい。タイトルは著者が二人とも病気で新しい自分に出会ったことと、本来はちゃんとした対談として出会うことが予定されていたのにこういう形になった、という二人のめぐりあいの思いがけなさとを共にあらわしているようです。

脳出血で左片麻痺となった比較社会学者と、脳梗塞で右半身不随となった免疫学者とが、それぞれの病気の体験をも取り込んで綴った往復書簡。既に予定されていた対談の直前に多田さんが倒れ、それでも多田さんがワープロで、鶴見さんは音声録音で、という形をとって企画は進められたのだそうです。

多田さんは生物の免疫学的なアプローチで、鶴見さんは比較社会学から、と異なる方向から「自己」や「社会・階層」について学問の共通点、お互いの学問の方向を見出そうと試みておられます。学問的なギャップも大きく、たとえ予定通りの対談が成立していても結論に至るような形のものにはならなくて当然だったと思います。ここではそれよりも、病気を事実と認め、前向きにそれをも認識の一助としようとする「学者魂」のようなものを強く感じました。

突然意識を失い、意識が戻って自己を確かめようとして行ったことは、多田さんの場合は謡曲をおさらいすること、多田さんの場合は歌を詠むこと。どちらももっとも好まれたご趣味だったこと、は興味深いです。そういうことも、「人間は究極の部分で自己のなにを頼りにするか」の大きなヒントになるのだと思います。
一瞬のうちに全く別の生き方をしなければならない体になった、そこからの変化を多田さんは「自分の中に新しい巨人が生まれている」と表現されます。鶴見さんは「回生」という言葉で、新しい人生を切り拓こうと言われます。失ったものを取り戻そう、と言うのではなく、新しいものを受け入れよう、取り込もう、とする姿勢は学べるものなら学びたいです。

このような病気では、障害によっては言葉が回復しない場合もあります。そういった方たちのためにも、このお二人のような方が病気体験をも取り込んで後進を刺激するような学問への提案だけでなく、治療にも役立つような体験と鋭い分析をこれからも聞かせて欲しいとおもいます。




悔恨の島ミンダナオ
販売元: 講談社

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悔恨のルソン
販売元: 築地書館

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海市のかなた―戦艦「陸奥」引揚げ
販売元: 中央公論新社

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吉村昭の「陸奥爆沈」と、文庫のあとがきにあった放火犯と思われる人物の遺体が第四砲塔内から発見されたという報告を読んで、その後の引き上げの顛末が書かれているのかと思い、手に取った。純粋に陸奥が沈んだ原因がなんだったのか、吉村本とは違う推理を期待したが、著者の意図はそういうところにはなかったようである。船長の未亡人を中心に、関係者が陸奥を引き上げるために行政とかけあい、様々な企業の思惑に翻弄されながら、最後に引き揚げが実現するまでを描いているので、私のような下衆な興味で読んではいけない本なのだろう。星の数は私の勝手な期待がはずれたからであって、こういう本を読みたい方にとってはもっと高いだろう。




カイシャ、好きですか? (講談社文庫)
販売元: 講談社

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海上護衛戦 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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かつて本書には、その読者カードで「血湧き肉踊らざる戦記」などといった感想が多数寄せられたそうである。あまりにも負けっぷりがよく、日本とアメリカのドンパチを劇的に読みたい読者には少し不満が残ったからであろう。しかし、本書は21世紀の今もなお読み継がれている。

そもそも戦争や戦闘というものは、補給や兵站があって初めて成立し、四面環海の島国である日本は、今も昔もそのほとんどを海上輸送に依存しているのである。しかし、日本海軍はシーレーンの確保に完全に失敗した。それがアジア・太平洋戦争の帰結である。

本書は、その実像を海上交通保護作戦を専管した海上護衛総司令部の作戦参謀であった大井篤がまとめたものである。とりわけ、映画「男たちの大和/YAMATO」を見て「感動した」などという感想を漏らしていた方々には大井の「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎」と叫んだ言葉の意味をよく考えてもらいたいと思う。

ちなみに後掲の付表は、学術的に引用する際には必ず原典確認をする必要があるだろう。




海戦・空母翔鶴―「翔鶴」軍医官日記 (太平洋戦争ノンフィクション)
販売元: 今日の話題社

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知り合いの韓国人医師が「徴兵制のある韓国では医学部卒は中尉で、大学院卒は大尉で退役できます」なんて言ってたのをきっかけに旧日本軍の軍医に興味を持ち読んでみました。空母翔鶴に乗艦し数々の実戦に参加した筆者の迫力ある描写が印象的です。最後に命を預ける「軍医殿」に対しては軍隊内といえどかなりの待遇があったことが伺えます。映画「男たちのYAMATO」にも軍医が出てくるシーンがありますが、あれでも抑えめの描写なようです。


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