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和書 554120 (148)



海底の少年飛行兵―海軍最後の特攻・伏龍隊の記録
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

敗戦直前の本土海岸防備線。米軍上陸直前の少年飛行兵達に戦うすべは殆ど残されていなかった。航空特攻の華々しさも無く薄暗い海底の少年特攻兵は、誰の目にも触れずに悲しく死んでいくのか。未完成の潜水具のため訓練中に大量の死亡者を出すが訓練は続く。この本には敗戦前後の少年達の言葉にならない熱い思いと、悲惨な事実が綴られている。人間味あふれる大尉との交流はわずかな救いだ。




海底の沈黙―「回天」発進セシヤ
販売元: 日本放送出版協会

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 同じ特攻でも、この水中特攻「回天」はあまり知られているとは言えません。
しかしこちらも十死零生の非道な特攻兵器として現実に存在し、
多くの優秀な次代を担うはずのエリート学生たちがこれにより命を落としました。
 この本では、「回天」が生まれたいきさつ、予備学生・予科練出身隊員たちの心理の
葛藤などが大変詳しく書かれており、経緯をよく知ることができます。
そして、その時その時のヨーロッパ戦線の推移も並行して書かれており(おもに盟友だったドイツ軍)、
世界状況も把握できるので、全体像が見渡せるという点では非常な助けとなるでしょう。

 彼らが最初から「自殺兵器」として「回天」の存在を知っていながら
志願したわけではないということが本書に書かれています。
訓練基地に着いて初めて「特別攻撃」の意味と自分たちの置かれた立場を理解するのですが、
だからと言って逃げるような卑怯な真似をする人は一人もいませんでした。
当時の若者にとって「ひきょう者」呼ばわりされることは一番不名誉なことだったからです。
 この国を守るために、大事な家族や故郷を守るために、若者たちは一途な思いで空に海に、特攻作戦で死んでいったのです。
 この時代の雰囲気が生んだ悲劇の産物と言ってしまえばそれまでです。
彼らが「後を頼みます」と言って自分の命を託してまで守ろうとしたもの、
それが現在の日本に残っているかどうか疑問です。
彼らははるかかなたの空から、海から、どんな思いで我々を見ているのでしょうか。

 映画「出口のない海」も合わせて御覧になると、状況がよくわかると思います。
「回天」がどんな兵器だったのか、出撃方法・隊員たちの心理など、よくわかると思います。 




回天―関東軍独走す
販売元: 総合法令

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回天菊水隊の4人―海軍中尉仁科関夫の生涯
販売元: 光人社

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米国艦隊が向かっているという日本の危機的状況を知った仁科関夫中尉は、自分が犠牲になれば、
日本は救えると思い回天特攻という最終手段を考案し、自ら志願する。当時の日本が世界中から非難され、
閉ざされた中で唯一の方法が起死回生「回天」という悲惨な手段での防御方法であった。
仁科中尉の生い立ちを遡り、どのような心境から志願したのか、
又同じ回天志願兵の壮絶な死がこの本を読んで当時の日本の危機的状況を垣間見る事ができるであろう。






回天特攻学徒隊員の記録―止むにやまれず破った五十年の沈黙
販売元: 光文社

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回天特攻担当参謀の回想―アメリカ海軍最悪の悲劇と特攻作戦
販売元: 光人社

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回天発進―わが出発は遂に訪れず (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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回天発進―わが出発は遂に訪れず
販売元: 光人社

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海兵隊撃墜王空戦記―零戦と戦った戦闘機隊エースの回想
販売元: 光人社

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第二次大戦についての戦記ものの本がこのところ多数出版されて来ている。特に日本人の著した本は多いが、米兵が記した本が日本に紹介されることは少ない。 数少ないそれらの本の中でもこの本の著者は日本軍機を28機撃墜した米国の英雄みずからの体験を綴ったものである。

この本を貴重な記録としているのは、米海兵隊の空戦についての記載があるからだけではなく、彼が撃墜され、日本国内の捕虜収容所に終戦まで拘留された際の記録が本自体の半分を占めるという稀有なものであるからだ。 我々は敗戦に至る過程での軍や銃後の状況を記した本には不自由しないが、敗戦までの経過を米軍人の目でみたものは他に無い。

また、彼は収容所生活の中で知り合った日本軍人や民間人との交流を通じ、日本人に対する偏見を助長させることなく、当時の日本人が持っていた美徳にも目を向けており、非常に冷静な観察眼と公平な心を持っている点にはおどろかされる。

このような点がこの本を単なる戦記物ではなく、当時の日本国民と米国民の違いを通して一兵士が見た比較分化論としての貴重な資料としている。




海兵隊コルセア空戦記―零戦と戦った戦闘機隊エースの回想
販売元: 光人社

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アメリカ軍のエースを記した書物などに、たびたび登場する方なので、ご存知の方もいるかも知れない。
彼は、海兵隊中尉であったが退役して、後に「フライング・タイガース」と呼ばれた「AVG」(アメリカン・ボランティア・グループ - 日本軍に抵抗する蒋介石の国民政府を支援するために組織された、クレア・シェンノート氏をリーダーとする義勇隊)に加わり、ビルマ戦線で戦った古参の戦闘機搭乗員である。
フライングタイガースから、アメリカ海兵隊に戻り、大東亜戦争のガダルカナル、ラバウルでZEROとの激戦を繰広げた彼の戦歴は、輝かしいものがある。ZEROとの戦いに関しては、極アッサリと書かれており、まるで赤子を捻るように落としたような表現が多い。
海兵隊コルセア空戦記と題されているが、コルセアに関する事や、メカニカルな部分、操縦方法、空戦の技術に関するものは皆無に近い。しかしその率直な文章は、著者の正直な気持ちを、素直に書き綴ったものである事を如実に物語っている。
彼自身28機の撃墜記録を持つグレート・エースだが、また自らも撃墜の憂き目にあい、捕虜となる。捕虜での生活、日本軍の扱い、収容所の事などが、全体の半分を占めており、当時の日本軍の捕虜に対する処遇がよく分かる。
酷い扱いを受けたかと思えば、中には紳士的で友好的な日本人も多くいたので、「日本国民は・・・」などと、人種全体を指して、物を言うことは出来ないのだと強く主張している。
そして民間人もとても友好的で、何かと助けてくれたのだそうだ。帰国して講談に回った彼の日本バッシングを期待していた米国国民は、その親日的な意見にガッカリしていたと言う。
私にとってそれは以外に感じたが、同じ日本国民としてうれしくもあった。
日本では翻訳の関係上、なかなか読めない敵側エースの回想録で、しかも日本軍の捕虜生活も窺い知る事が出来る貴重な一冊です。一度読んで見てはいかがでしょうか?


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