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和書 554120 (249)



二式大艇空戦記―海軍八〇一空搭乗員の死闘 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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日米潜水艦戦―第三の原爆搭載艦撃沈艦長の遺稿 (光人社NF文庫)
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橋本艦長の体験、危機に直面した場合の決断などを期待していたが、本書紙面の半分以上を占めて潜水艦戦の史実を淡々と語られているのに閉口した。もちろん史実を語るのは必要なことであるが、さすがにず〜っと史実では読者も飽きてしまう。そろそろ限界なので読むのを止めようかな?と考えましたが後半には貴重な体験談があったので、最後まで読んで正解でした。

その装備の有無によって、盲目の人間と目の利く人間との戦いとまで言われた新兵器「電波探信儀」の必要性を叫ぶ記述が非常に多いのが印象的でした。我が方の電探装備が著しく遅れたために歴戦の艦長(中佐級)のその殆どが、いち早く電探を装備した敵によって艦を特定され、一方的な戦闘で撃沈の憂き目に遭っているのは周知の事実です。

彼の最後の乗艦である伊五八潜には八木式アンテナを備えた高性能電探が装備され、その威力は本文途中から劇的な違いとなって発揮される。敵機、敵艦よりも一歩早く探知して急速潜航、避退出来るようになっているのである。これが生き残れた理由の一つであるとも語っておられ、いかに電探がこの戦争の帰趨を決するものであったかを再認識した。

原爆を運んだ米重巡「インディアナポリス」を雷撃、撃沈するまでの一部始終と、回天による1万5千トン級の大型水上機母艦撃沈の模様など大戦果で最後を飾る。通称マルダイこと人間魚雷の「回天」。これを搭載し、悲壮な覚悟で一撃必沈に燃える若者たちを送り出した橋本艦長の心の内は察するに余りある。彼らの遺書もいくつか紹介されており、この時代の若者の強靭な精神、清純で濁りのない心に改めて感動します。





日本人とドイツ人―人間マツエと板東俘虜誌 (光人社NF文庫)
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ニューギニア兵隊戦記―陸軍高射砲隊兵士の生還記 (光人社NF文庫)
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八機の機関科(エンジニアリング)パイロット―海軍機関学校五十期の殉国 (光人社NF文庫)
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飛行隊長が語る勝者の条件―最前線指揮官たちの太平洋戦争 (光人社NF文庫)
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指揮官先頭の言葉どおり、最前線で部下を鼓舞して自らも一搭乗員として戦った士官(海兵出身者)たちの武勇伝。「勝者の条件」という題名であるが、戦闘というものを凌駕したような高飛車な物言いをするでもなく、自己の戦歴や手柄をひけらかすような事は決してない。ただ指揮官としての心構え、統率とは何か?、部下への愛情を語るのみ。そういった指揮官の上には、おのずと部下の信頼や華々しい戦果が降りてくるものなのですね。

これはなかなか面白い一冊でしたよ。戦闘機から陸攻、艦攻、艦爆、飛行艇まで全てのカテゴリを網羅しており、それぞれの道で技を磨き、最前線で勇敢に戦って終戦まで戦い続けた士官たち。名は知れているが、詳細を知らなかった方々の本人のインタビューが読めたので、私にとっては有意義な一冊でありました。今まであまり読む事のなかった飛行艇や陸攻隊の話には興味を引かれた。陸攻や艦攻、飛行艇など敵戦闘機と渡り合える武装も機動性も持たない機種で戦った男達は、戦闘機乗りよりも強靭な忍耐力や勇気を必要とするものだとつくづく感服した。全てインタビュー形式を交えた作品で、変り種というか特異な経歴を持つ方々が多く取り上げられており、しかも機種も多様なので読んでいて飽きる事はない。また彼らなりの戦略、戦術に対する批判も多く語られている。後世になって批判されているような海戦、空戦もその戦闘に参加しながら、同じ疑問を感じて先を見切っていたような発言もあり、大変興味深かった。正しい分析、打開策を持っていたとしても、大きな流れには逆らえないものなんですね。私の好きな「読み切りの短編集」で通勤にも最適。主要海空戦年表と、登場する全員の軍歴も付いています。オススメ出来る一冊です。是非どうぞ!




ヒトラーの戦艦―ドイツ戦艦7隻の栄光と悲劇 (光人社NF文庫)
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いまいちマイナーで日の当たらないドイツ海軍だが、意外と邦訳は出ている。その中でも本書は、7隻の戦艦に的を絞って叙述しているのがユニークである。
日本の戦艦は隻数だけは多いが、太平洋戦争ではほとんど活躍できずに終わった。例外と言っていいのはヘンダーソン飛行場砲撃くらいか。
ドイツの戦艦も同じく負けはしたのだが、そのドラマチックさは日本の比ではない。開戦直後のグラフ・シュペーの神出鬼没の活躍と無念の自沈から始まって、ビスマルクの勇壮ではあるが悲劇的な逃避行、相次ぐ犠牲を受け「フリート・イン・ビーイング」に切り替えフィヨルドに引きこもったティルピッツと英空軍との対決……と7隻の戦艦それぞれにドラマがあるのだが、それらを簡潔にまとめエッセンスを引き出した著者の達意の文章もすばらしい。
著者はほとんど批判めいたことを述べずただ淡々とありのままを描いてゆく。イギリス人は敗北を愛でると言うそうだが、行間から敢闘精神を発揮して惜しくも敗れたドイツ海軍将兵への尊敬と友愛が感じられた。
そのイギリス海軍は圧倒的優位に立っていたと思われがちだが、世界中に押さえの艦隊を張り付けねばならないため、それほど有利ではなかったようだ。
本書を気に入った方には、C.D.ベッカー『ドイツ海軍戦記』を奨めたい。同じくUボート以外のドイツ海軍の奮闘をつづったものである。




貧国強兵―「特攻」への道 (光人社NF文庫)
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 データ(数字)でかの戦争、大日本帝国の戦争政策、大東亜共栄圏、軍部を分析。

 ぐうのネも出ない程、「戦前レジーム」が富国強兵ならずに「貧国強兵」への道を進んでいたことを証明している本書。

 本書を読めば、英霊たちへの追悼もいかなる形が理想となるのか、も示唆されよう。
『同じ道』に帰ってはならないのだ。

 戦争は、「ロマン」でも「諦観」でもまた「ドグマ」でもなく、やはり「科学」で分析されなければならない。

 かけがいのない「若い命」が失われるのだから。かけがいのないこの国の「可能性」が失われるのである。

「戦後レジーム脱却」前に、この国の幅広い人に読まれたい本である。




富岳隊の十八人―特攻隊長西尾常三郎の生涯 (光人社NF文庫)
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不滅のネービーブルー―どん亀艦長海軍英傑伝 (光人社NF文庫)
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数々の海軍英傑の逸話をちりばめた、実に味わい深い本です。 特に著者の海兵同期(元々は二期先輩)一式陸攻指揮官野中五郎少佐(戦死後大佐)の物語は、感動を覚えずにいられませんでした。 どんな苦境においても絶望せず、ひたすら最善を尽くした野中少佐の人となりを紹介して下さった著者板倉少佐に感謝します。


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