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和書 554120 (329)



弔いの哲学 (シリーズ 道徳の系譜)
販売元: 河出書房新社

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「誰かの死と私の生は、徹底的に断絶している」。

著者はこう述べ、にもかかわらず人はそのような断絶をたやすく見失い、そこに何か関係があるかのような〈妄想〉にとらわれ、その〈妄想〉が哀悼や追悼・葬礼や喪の仕事を支えているとする。その上で、「弔い」とは誰かの死と私の生とが徹底的に断絶していることを思い知ることだ、とするのである。

著者が述べていることには基本的に異存はない。にもかかわらず、あるいはだからこそ、そこには大きな取りこぼしがあるように思える。つまり、

「誰かの死と私の生は、徹底的に断絶している」

これもまた一つの〈妄想〉だという事実である。この二つの〈妄想〉は、「どちらかが真で、もう一方が偽である」といった関係にはない。本当のことは、一つではないのだ。

例えば、本書ではベネディクト=アンダーソンが徹底的に罵倒されているのだが、アンダーソンがこんなことを言っているとは評者には思えない。だが、著者にはどうやらこのように見えているようである。〈妄想〉にとらわれているのは、アンダーソンであろうか、著者であろうか、それとも評者なのであろうか…。

死や死者をめぐってもそもそ思考をめぐらしている評者にとっては、得るところのすこぶる多い一冊ではあった。けれども、上に書いたような「割り切れなさ」を著者がいともたやすく一刀両断に割り切ってしまっている点は、どうにも割り切れなさを覚える。そこにかえって、この本が積み残した広大にして豊饒な領域の広がりを感じた。




自己実現の達成 (シリーズ 人間性の心理学)
販売元: 大日本図書

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シルミド―「実尾島(シルミド)事件」の真実
販売元: 宝島社

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この事件のことは映画『シルミド』で知りました。映画を見終わった時、こんな事件が本当にあったのか、なぜ起きたのか、無性に興味がわいてきたのです。即座にアマゾンでこの書籍を見つけました。
この本を選んで本当によかったと思ったのは、筆者が主観を排除して中立的に描いてくれた部分が多かったことです。もちろん主観はある程度ありましたが、わかりやすく意見を展開してくれていました。とてもよかったと思います。




司令部偵察飛行隊―空から見た日中戦史
販売元: 叢文社

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知床スキャンダル―知らされていない自然保護運動の光と影
販売元: 大和書房

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試練と感動の遠洋航海―海上自衛隊の「愛と青春の旅立ち」
販売元: かや書房

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海上自衛官、更には幹部候補生の遠洋航海がどんなものなのかを一般人の視点からわかり易く書かれており、吸い込まれるように一気に読みました。
日本の国防を守る若い彼、彼女たちの厳しい訓練の様子や素顔。航海終了時にはまだまだ半人前ではあろうが、これから益々立派に成長して欲しいと感じながら本を閉じました。




試練に立つ権利―ある民衆の弁護士の物語
販売元: 日本評論社

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白の墓碑銘―従軍看護婦の記録
販売元: 桐書房

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白い赤紙―一補充兵の「軍隊」
販売元: 土佐出版社

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白い航跡―大川塾卒業生が見てきた戦争と東南アジアの国
販売元: 文芸社

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