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和書 554168 (21)



だます・がめる・かもる―知らない!あなたが狙われる
販売元: 双葉社

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だます人だまされる人―実録・知能犯刑事の事件帳
販売元: 元就出版社

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だませ!―ニセモノの世界
販売元: 青弓社

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ちぎれ雲―ある炭鉱乱闘事件
販売元: 日本図書刊行会

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ちょっと気になる刑務所ライフ!
販売元: 光人社

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 27年間刑務官として勤務した経験をもつ著者が、主に受刑者たちの食事の内容について紹介した書。

 刑務所の食事が栄養バランスに優れ、味もよく、また正月にはおせち料理まで出るほどバラエティに富むというのは何となく耳にはしていました。本書は献立表の一例や法務大臣訓令による標準栄養量表まで掲げて、その食事の内容を細かく伝えている点が興味を引きます。年末になると刑務所の温かい蒲団と食事を求めて罪を犯す輩が増えるというのも、残念ながら頷けることです。

 また、刑務所内では当たり前の米麦混合が便秘を改善し、肌のつやを増すという、現代女性たちには朗報ともいえる情報が掲載されています。
 さらには早寝早起き、禁酒禁煙、定期的な運動、を実践すれば、生活習慣病の予防と改善には効果抜群、といった具合に刑務所ライフのすすめを説いています。

 もちろん個人の意志に関係なく事務的・機械的に運営される塀の中の生活を、塀の外で一般人が自らの意志で実践するのはなかなか容易ではないでしょう。

 本書の弱点は、著者のあれも書きたいこれも伝えたいという欲張りが働いて、お話が拡散している点です。特に後半にそれが著しく感じられます。犯罪に巻き込まれないための心構えや防御策、人生を豊かにしてくれる本の紹介など、「ちょっと気になる 刑務所ライフ!」という書名から連想される内容からは距離がある、むしろ唐突といった印象が残る項目が並んでいるのです。

 受刑者の仕事の内容や、家族との面会の規則、といった食生活以外にも様々な場面が刑務所ライフにはあるはずです。まず情報の整理と構成の立案をきちんと済ませてから筆を進めればもう少し全体的に締まった感じの本になったのではないでしょうか。




でっちあげ―ある児童養護福祉施設の悲劇
販売元: 健友館

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でっちあげ―痴漢冤罪の発生メカニズム
販売元: 角川書店

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思わぬところで自分が捜査対象となってしまった場合のロールプレイができる本です。この本では痴漢の嫌疑ですが,鉄道警察・検察での取り調べ,弁護士への相談経過等の一例が具体的に追体験できます。小一時間もあれば読めるので,被捜査体験がない人ならば読んでみて知識としておくのもいいかもしれません。




とぎすまされた六感
販売元: エムウェーブ

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ながい旅 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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大岡昇平氏の戦争モノでは、多くの読者さんらは「野火」「俘虜記」「レイテ戦記」を思い浮かべられるんちゃいますやろか。わては、シニカルで、かつどこかフランス哲学か何かの描出的な心理描写の文章が大好きなんですけども、「俘虜記」の横に並んでおった本書も買うてきて、読みました。最初は、大岡氏の晩年の比較的小品、くらいにしか思っておらず、読み出させていただきました。

「野火」「俘虜記」も大岡氏の実体験に基づくノンフィクション的作品と、読者はどうしても思いますけども、ほしたら、本作は岡田司令官に基づくノンフィクション作品。大岡氏の岡田中将への強い共感が感じられて、実に懐が深い作品じゃ。例年終戦のころになるとテレビでみる太平洋戦争関連の番組は、ともすると重い感じがせんでもないですけども、本作は、そういう意味突き抜けた感じがする。死や戦争のおろかさを感じさせるというよりは、超越した、強靭な岡田資氏の精神がすがすがしく、かつ共感に満ちて強く感じさせられる作品なんですなあ。

巣鴨の、岡田氏の亡くなった跡を今度訪ねたいと思うと共に、大岡氏のあのクールな、特にかなり軍執行部への批判的な「野火」や「俘虜記」での文脈は、何ゆえやったのやろう、と思います。大岡氏も歳を重ねて、愛国的なものに共感を深めていかれはったのか?あくまで、岡田氏への個人的共感なのか?戦後の不安定な世相で、大岡氏も本心を書けへんかったのかも、ということをほのめかすくだりも本書に出てきとります。

本書冒頭にある、岡田司令官の家族写真と戦中、戦後の写真、この厳しい中にも優しさを感じさせる写真は、わての小さい頃の、小学校の校長の厳しさと優しさを想起。実に含蓄が深い、夏の宝物のような作品です






なぜ、いじめっ子は殺されたのか?
販売元: 集英社

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いたぶられた分、恐ろしい仕返しをしたというのが、このいじめられた側のいじめた側を惨殺した事件の印象である。メッタ刺しにして、湿地帯に置き去りにした。カニや蛆虫が集るままにした。おぞましい話である。話は、殺人を持ち掛けたリサを中心に語られている。

貧しい家庭に育っていないが、心が貧しい少年少女の無責任な行動が目立つ。それを周囲の大人の誰も止めない。殺害されたボビーの父親は、加害者のマーティを快く思っていなかったのなら、徹底して二人を引き離さなかったのだろうか。マーティの両親も然りである。

リサの従兄弟で犯行の一味に加わったデリクは、何の疑問も持たなかったのだろうか。子どもを身ごもっていながらリサは、人の命を奪うということに何の躊躇もなかったのだろう!か。少年たちの写真を見るとほんの子どもにしか見えない。空しさだけが残る事件である。

Amazon.comの原本のカスタマーレビューに、殺人に到るまでの前置きが長いが、殺人、逮捕、裁判と説明が足りないようだと、あった。確かに、ただおどろおどろしい殺人に無責任な少年たち、大人たちの存在を傍観している著者が気になる。
一瞬の思い付きで集団で殺人を行う、少年犯罪は、アメリカでも日本でもよく分からない方向に向かっているのだろうか。


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