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和書 554168 (79)



恐怖の細菌戦―裁かれた関東軍第七三一部隊
販売元: 恒文社

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恐怖の地下室 (non‐fiction mystery)
販売元: 中央アート出版社

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日本中を震えあがらせた恐怖の毒薬犯罪99の事件簿 (二見文庫―二見WAi WAi文庫)
販売元: 二見書房

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恐怖の館―殺人鬼フレデリック・ウェストの生涯
販売元: 新潮社

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 妻ローズマリーに売春させ,それを覗いたりするのが趣味だったフレデリック・ウェスト。彼は,妻とともに少なくとも12人(その中には2人の実の娘も入っていた)を強姦・拷問した上で殺し,自宅庭や地下などに埋めていた。死体はどれも,逃亡を防ぐためか膝蓋骨が取り去られ,手足の多くの骨が切り取られていた(生前に切断されたものも少なくないと考えられる)。
 恐ろしい事件の詳細が記された本なのだが,どうも読みにくい。文章が冗長で,「ほのめかした」「人生の最後に・・・」など持って回った表現が余りに多すぎるから。多分,原文を忠実に翻訳した結果なのだろうが,もう少し「分かりやすさ」を優先した翻訳ができなかったのだろうか?




侠雄―総裁稲川聖城その素顔と実像
販売元: 廣済堂出版

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橋梁談合の謀略を暴く―三菱・検察・朝日は何故わたしを「共犯者」にデッチあげたのか?
販売元: ぱる出版

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虚偽者の迷走
販売元: ストーク

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セキュリティ&サバイバル―緊急回避用具とその使い方 (極限シリーズ)
販売元: 並木書房

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虚誕
販売元: 岩波書店

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 世に有名な「桶川ストーカー刺殺事件」のドキュメンタリー本である。被害者猪野詩織さんの遺族は三つの敵と対峙した。最初は、言うまでもなくストーカー、次に警察、そしてマスコミ。遺族は、「警察がもっと早く捜査を始めていれば最悪の結果には至らなかった」として警察の不作為を追求、国家賠償請求訴訟を起こした。また、事件後、一部の週刊誌が「被害者はブランド狂の女子大生だった」とか「風俗嬢だった」などというデマを流し、遺族に深刻な報道被害を被らせた。

 本書を読んで真っ先に抱いた思いは、警察にしろマスコミにしろ、なぜ明らかな嘘を平気で言ったり書いたりするのかということだった。明らかな捏造を冒してまでやる理由とは何か。デマを流して世間に波風立たせることにこの上なく塊??感を覚える人間か、あるいは組織防衛のためになりふり構わぬ行動に出る人間でなければ、ここまでふざけた嘘をつけるはずがない。そしてどうやら答えは後者の方にありそうなのである。このような嘘が平気で出てくることには、組織が及ぼす心理的圧力、集団心理が密接に関わっていると考えざるを得ない。

 遺族は警察のなりふり構わぬ保身行為と人格攻撃、さらには野次馬的なマスコミによる報道被害にも屈せず、裁判を戦い続けた。この事件は良心的なマスコミが大々的に報じたこともあって国会でも取り上げられ、事件からおよそ1年後に「ストーカー行為等の規制に関する法律」、いわゆる「ストーカー規制法」が成立した。

 権力、とりわけ国家権力と対立する立場に置かれた時、人はいかにして戦えるのかが!!ここにははっきりと示されている。また逆に、組織内にいて、好むと好まざるとに関わらず組織防衛に携わることになった時、人はいかに信じられないような行為に及ぶかということの格好の事例がここにはある。

 本書は読者に、果たして自分は猪野詩織さんの遺族のように、権力と戦い続ける覚悟とタフネスを持っていられるだろうかと、強く問い詰めさせる。被害者の父・憲一さんは、国家権力に立ち向かう心境を、「巨大な戦艦に立ち向かう紙飛行機のような気分」(188頁)と表現した。読者はこの心境を鮮明に理解するだけの想像力を要求される。被害者の母・京子さんの「被害者は可哀想だけど、みじめではない」(229頁)という言葉に、昨今では珍しく限界状況下における人間の尊厳を見る思いがした。




巨大事故の時代 (叢書 死の文化)
販売元: 弘文堂

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