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和書 554168 (152)



連続殺人鬼大久保清の犯罪 (新潮OH!文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

小心者だが性豪の父親を間近に見て育った大久保。

母親の溺愛を受けて特権意識をはぐくんだ大久保。

終戦による価値観の大逆転を経て冷笑的態度を身につけた大久保。

少年時代の純粋な気持ちのまま大人になった結果が嘘つきのプレイボーイであり、
幼児的な殺人鬼であったのか。

滑稽な本である。それだけに恐ろしい事件であったとも思わせる。




パルテノン・スキャンダル (新潮選書)
販売元: 新潮社

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大英博物館、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館…等々。これらの博物館や美術館、あるいは広場には本来その国のものではない貴重な文化財が展示されている。なぜ西欧やアメリカなどの国々にギリシャやエジプトの文化財が当然のごとく展示されているのか。それらの館長たちは口を揃えてこう主張する。我々は発展途上国の未熟な管理から貴重な文化財を守った、我々はある一つの国の市民だけではなく全ての国の人々に奉仕しているのだ、と。

この本はこうした先進大国に保管されている文化財の返還を求める原保有国(ここではギリシャ)と、現在の保有者(ここでは大英博物館)のまさしく泥沼の争いの歴史を明らかにしている。略奪物とその返還というように割り切って考えられるのならば話は早いのだが、事はそう単純ではない。そもそも略奪であったかどうかが論争の焦点の一つとなっているし、保管者は文化財を保管することでささやかな利益も得ている。あれこれと理由が挙げられては、結局返還はされないままなのだ。

このような文化財や美術品をめぐって繰り広げられる醜い争い。世界各地で問題を引き起こしている文化的ナショナリズムの高まり、その代表的事例を克明に描いた本書。読み物としては並の域を出ていないが、意義を高く評価し星4を付けさせていただいた。




地獄の季節―「酒鬼薔薇聖斗」がいた場所 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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単に事件の真相を知りたいだけなら、別の本を読むべきだ。しかしわたしにはそこらの小説などよりよほど面白かった。誤解を恐れずに言うなら、ある意味で著者の内的告白というか、内面への旅という気がした。




事実の考え方 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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淳 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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本書で一番印象に残っている場面は、父親が警察で淳君の遺体と対面するシーンだ。
この時の警察の対応はひどくデリカシーを欠く。もっと遺族感情、人間の尊厳を考えてほしい。
遺族にとって遺体は「物」ではない。父親は医者で親しい人物の死や死骸には慣れているはずだが、やはり衝撃を受けている。




蛇頭(スネークヘッド) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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世界をだました男 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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映画を大分前にみていて、ふと実在の人物なんだと思い出し読んでみました。
読み始めたが最後、面白いなんてもんじゃなく食事もそっちのけで読みふけりました。

…ただ1つ、残念だったのがこの本がノンフィクションだということ。
これがフィクションだったなら、読み終えた瞬間「最高だっ!!」と叫んでたかも。

この本が彼が自分を正当化するために書いたように思えたから。
お金を騙し取ることより、人の信頼を裏切るほうがずっと罪深いものでは?




責任―ラバウルの将軍今村均 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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我が尊敬する帝国陸軍大将の今村均伝としては、ご本人の回顧録の他には土門周平氏、秋永芳郎氏、日下公人氏、そして角田房子氏が書いているが、私は角田房子氏の本書が最も好きである。本書の特徴は、終戦のラバウル、バタビア、マヌス、そして世田谷区豪徳寺の戦後23年の今村将軍の生き方が丁寧に詳述されていること、先妻銀子と後妻久子のことを詳しく触れていること、著者ご自身が今村将軍と縁ある多くの方々との面談内容を記していること、著者ご自身が今村将軍の足跡を追って現地を訪れ記述していること、これらは本書今村均伝を更に内容豊かなものにしてくれた。私が何故に今村将軍を尊敬するか。やはり真のリーダーとして完璧な人物で、圧迫・圧政が当たり前の日本軍南方施政の中で理想的な軍政を行なった唯一の司令官であること、将兵の命を粗末にせず自給自足体制を確立し、10万の兵を無事に帰国させたこと、戦後の部下が収容されるマヌス島への移送嘆願、釈放後も遺族・部下の為に日本国中奔走する元大将の姿、これらは他の陸軍幹部にはいない。陸士19期は元々幼年学校出は採用せず、一般の中学出身者であるところがいい。陸大で首席であった今村将軍を含めて陸士19期は5名の大将を輩出したことでも有名であるが、人間として最も円熟したのも今村大将である。今村均回顧録、続・今村均回顧録と共に本書は何回でも読み直したい1冊である。




象と逃げた男 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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騙す人ダマされる人 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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