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和書 554168 (153)



津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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将来を嘱望された地方の秀才が転落して社会の冷たさを逆恨みし自己顕示欲を爆発させ、理不尽な大量殺人に走るという構図は、秋葉原の通り魔事件や池袋の通り魔の容疑者(いずれも20代前半)に意外なほど似ている(ちなみに大阪・池田の児童殺傷はかなり異質だ)。当時は戦時体制の暗い世相の中、容疑者の男は、肺病やら夜這いでの愛憎やら狭い村の共同体意識・世間体やらに追い詰められ、結局は村の隣人たちに凶刃・凶弾の矛先が向かった。それに比べ、後者の最近の事件は、都市やインターネット社会での孤独やワーキングプアの問題が影を落とし、結局大都市の通行人を狙うという風に、構図や精神構造は似ていても時代とともに犯罪の形が変わっているところもまた興味深い。一見キワモノ的になりかねない題材だが、抑えた筆致で通し、資料が潤沢で綿密な取材力に脱帽。




帝都東京 殺しの万華鏡―昭和モダンノンフィクション 事件編 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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本書は、「新潮45」編集部編の「殺人者はそこにいる」から始まる事件ノンフィクションシリーズの昭和初期版とも言うべき内容である。
殺人事件を扱った本ながら、筆者のリーダビリティに富んだ描写にもよるが、当時の時代背景を反映している為か、なぜか殺伐とした感じはしない。昭和初期の時代背景を知る上でも参考になると思います。




東電OL殺人事件 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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猟奇殺人、多重人格など犯罪心理学的な事に興味があり、新潮45シリーズ等読みあさってきたが、これ程読みにくい、最初から最後まで入り込めず集中力さえ削がれるノンフィクションに出会ったのは初めてです。
とにかく、著者の主観の多さと、無理矢理小説らしくしたいのか、リアリティの無い表現がこれでもか、というほど散りばめられて、内容の割に頁数だけ増えた一冊です。

もしかすると、○○頁位で仕上げると決められて書いたのかと疑ってしまう程。




東電OL症候群(シンドローム) (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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前編の殺人事件の著書では、文中に多々出てくる、詩や歌詞や他書の引用文などが多く、それが本編とずれてる気がしました。作者はあくまでも被告人を無罪とした冤罪主観が強く、とても偏った内容だなと思いました。冤罪は多くありますが、やはり被告人が犯人では?という着眼点での推理や内容も入れるべきだと思いました。




マネートレーダー銀行崩壊 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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著者ニック・リーソンは、国際市場間の裁定取引を利用して、英国の老舗商業銀行であるベアリングズをたった一人で破綻に追い込んだ人物である。その彼自身による「自分一人のせいじゃない、誰もチェックをしなかったのが悪いんだ」という言い訳を綴ったのが本書である。

確かにその主張はある面で正しい。自分以外の誰かが自分の仕事をチェックすること、それが組織で仕事をすることの意味でもあるからだ。彼が利益を出していた頃の評価に安住したまま監査を怠ったベアリングズは破綻やむなしだろう。しかしだからといって、自らルールを破った責任から免れることはできない。やはり彼は超えてはならない一線を超えたのである。

成績は低いより高い方がいい。しかし世の中には成績よりも大事な「ルール」がある。残念ながらこの手記の中では結局最後までそのことに正面から触れられることはなかった。だからこの本も、誰しもが読んでいい本ではない。倫理観を確立している人向き、とまでは言わないが、少なくとも「ルールを遵守する」ことに思いをはせることのできる人に読んで欲しい。




宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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寂しい悲しい苦しい人間 けど彼は楽しさだってあったはず 本当の宮崎勤は誰にも解らない 最期はどんな気持ちだったのかな それを聞けないのが残念です




殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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他の方も言っていますが、この本に書いてあること全てを鵜呑みにするのは私も危険だと思いました。
宅間守の父親についても、アル中で異常に映る発言の数々が、書かれていた。しかし守の度重なる家庭内暴力や犯罪に、兄は自殺。母親は精神病に追い込まれてしまった事を考えると、父親も、追い詰められた結果、最後あんなふうになってしまったのかもしれないという気がした。初めから鬼畜のような父だった訳ではなく。確かに父母ともに変わった人だったかもしれないが、兄は真面目な公務員だったし、鬼畜のような人が、精神病になった妻を見捨てずに介護なんかするだろうか?数々の異常な発言をしている事についても、しらふで、正常な状態だった訳ではなく、ぐでんぐでんに酔っていたんじゃないか?そんな気がする。
神戸「女子中学生」手錠放置事件は、加害者については、触れていないのに被害者家族を断罪するような内容で嫌な感じがした。
特に被害者の小学生の妹の目つきの悪さが尋常じゃなかったような事が書いてあり、あまりにも可哀想だとおもった。




闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 グリコ森永事件に対する警察の捜査が、オウムの場合と同様、何処かからの強い圧力によって阻害された事は、恐らく間違いの無い事であろう。
 本書には批判が多い様である。この批判の多さは、本書が語る事実関係について、少なくとも細部では、誤りも有る事の反映かも知れない。だが、それでも、本書を読んで、戦後日本の闇の深さを痛感する事は、絶対に無意味ではない。

(西岡昌紀・内科医)




ユーロマフィア〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ユーロ=ひとつのヨーロッパ、によってもたらされる自由は犯罪者にも当然平等である。
まだまだつぎはぎだらけの『“理想国家”ユーロ』を舞台に犯罪集団はまさに自由に活動し、拡大している。
ヨーロッパの裏社会、裏ビジネス、各国の建前と本音、硬直化した官僚。
知らなかったヨーロッパが多数の関係者、当事者の告白でリアルに伝わってくる濃い一冊。
裏社会ものの好きな方はもとより、ヨーロッパ好きな方は裏も表も知る意味で必読です。




ユーロマフィア〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ユーロ=ひとつのヨーロッパ、によってもたらされる自由は犯罪者にも当然平等である。
まだまだつぎはぎだらけの『“理想国家”ユーロ』を舞台に犯罪集団はまさに自由に活動し、拡大している。
ヨーロッパの裏社会、裏ビジネス、各国の建前と本音、硬直化した官僚。
知らなかったヨーロッパが多数の関係者、当事者の告白でリアルに伝わってくる濃い一冊。
裏社会ものの好きな方はもとより、ヨーロッパ好きな方は裏も表も知る意味で必読です。


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