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和書 554168 (195)



妻はストーカーに殺された
販売元: WAVE出版

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ストーキングを扱ったルポ本は、最近多く出版されているが、本書は真の辛酸を舐めた遺族自身の出版という意味で意義深いものだと思う。事件は精神病(と判定されてしまった)犯人によって妻を奪われ、母に瀕死の傷をおわせたものである。しかしストーキングの標的は娘であった事に、謎を抱かせる。この部分が多いに心神喪失と言う判断のキーになったのだと思うが。。。

本書の出版に際し、遺族から反対もあったそうだ。また過去のトラウマを紐解くという意味でも苦汁を伴う行為に違いないが、逢えてその決断を下した背景には、やはり加害者より被害者が方においても、またメディアという2次被害にも苦しめられる矛盾性を世間に訴えかけたかった事に他ならないだろう。

犯人自身は、心身耗弱を通り越し喪失と判断されたが、大学に勤勉に通い、コンビニで働いてもいたのに、ここまで断じられる根拠は一体何なのか?と腸が煮えくりかえる思いだ。精神領域自体、目に見えて判定できるものでもなく、つまり客観問診テストのようなもの以外頼る術が無く、それらで人を殺めた重大事件を無に帰してししまう脆弱性を感じた。

部外者である私自身が感情的になってしまう本件だが、著者自身は比較的冷静に記しており、その背景には皮肉にも自身が長きに精神病棟で看護士に従事しているだけ、加害者の精神病の恐ろしさを熟知しているためだ。確かに過去の重大ストーカー事件加害者に精神疾患を疑う兆候は実に多い。桶川事件でも感じた警察の「民事不介入」を本件でも晒される事になったが、事件後精神疾患で加害者を守るならば、なぜその前にその因子を取り除き防止に努めるソフトが充実できないのか?と歯痒さが残る。





妻たちの二・二六事件
販売元: 中央公論新社

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妻たちの強制連行
販売元: 風媒社

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罪を犯した人たち―逸脱の軌跡
販売元: 心泉社

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罪と監獄のロンドン
販売元: 筑摩書房

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罪と罰、だが償いはどこに?
販売元: 新潮社

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刑法が改正されて懲役20年が30年に延長されるらしい。
しかし、たとえ懲役刑が30年になっても40年になっても犯罪被害者
への償いはおこなわれない。刑務所は衣食住はタダだ。そこで30年も
働けば1000万円や2000万円は貯まって、被害者に弁償できそう
なものだが、そうならない理由は本書が明らかにしてくれる。
いまの刑事司法は絶望的だ。その根本原因が、「犯罪者の更生」という
幻想を追いかける現代社会の哲学(旧人権主義)にあるとの著者の主
張には、裁判官や刑法学者だけでなく、政治家や官僚も耳をかたむけ
るべきである。




手にとるように犯罪学がわかる本―なぜ、犯罪は起きるのか?
販売元: かんき出版

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犯罪学と言う観点から様々な問題にスポットをあて、大変分かりやすくまとめられていた。
ただ、個人的には挿絵を取り払って文章を入れた方が良かったのではないかと…せっかく興味を持てる内容なのに、あとちょっと踏み込んで欲しいと思うところも多かった。
…親しみやすい、という面では挿絵も効果ありなのでしょうが、何となく勿体ない気がしました。




検事聴取書全62回―帝銀事件の研究〈1〉 (帝銀事件の研究 1)
販売元: 晩聲社

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帝銀事件の全貌と平沢貞通
販売元: 現代書館

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テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー〈上〉
販売元: 徳間書店

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