戻る

前ページ   次ページ

和書 554190 (180)



銃殺命令―BC級戦犯の生と死 (朝日ノンフィクション)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






印度行脚 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ニューヨーク散歩―街道をゆく〈39〉 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

余りにも、低い評価なのと、ページ数の薄さに、あまり期待せずに読んだのですが、面白さは予想以上でした。「街道をゆく」というと思い浮かぶのは、あまり、世間に知られていない地域を、氏の博識でもって、へぇ、こんなこともあったのか、こんな人もいたのかと驚かせてくれながら、その地域の本質をずばりとつく点にあるかと思います。そういう点から言うと、本書は、コロンビア大学講演の折に触れたことどもがふれてあり、ニューヨークについて、なるほどそういう地域だったのかと、ギリギリと本質に迫る記述はありませんでした。
ただ、ドナルドキーン氏や、彼に、多大な影響を与えたコロンビア大学の日本人教授に寄せる著者の眼差しは暖かく、読み物としては、面白く読めました。
著者らしく、アメリカやニューヨークをえぐる本という先入観を捨てて、読み物として読めば、面白い1冊だと思います。




本郷界隈―街道をゆく〈37〉 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

このシリーズを全部読んではいないが、この巻は、たぶん、とてもよい出来だと思う。東京在住ではない人には、物足らないかもしれないが、東京在住か、東京出身者なら、まず、身近な小さな話題で、歴史を覗くことが出来る、散歩の格好の書であることがわかる。でも東京以外の人だと、ちょうど東京の人が、他県の「大文字の歴史」に由緒がある場所には惹かれても、「小文字の歴史」の由緒には入っていきにくいのと同じ理由で、少しつまらないかもしれない。晩年独特の臭みを発揮して、ちょっとだけガッカリした司馬遼太郎だったけど(特にエセー系は臭かった)、この巻はさらりとしていて、よかった。




街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩ほか (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

芸備のみち、では毛利氏、そして門徒集の歴史を暖かく見つめなおす旅、
神戸・横浜散歩は、歴史ある大きな港町として並び称されるそれぞれが、
歴史的にも文化的にも、微妙に違うことを、改めて考証する散歩、では
なかったでしょうか。

個人的に縁のある土地に対する考証でもあり、身近に感じつつも、自分
自身の知らなかった側面が大変多く、非常に示唆を頂いた名品だったと
感じました。

本品の大半を占める、神戸・横浜散策は、主に幕末から近現代に至る時代
を映し出してきたもので、より身近な主題が含まれるため、他のシリーズ
よりも、読みやすい印象も受けました。




街道をゆく〈22〉南蛮のみち 1 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

フランスからスペインへピレネー山脈をいく。いつもの深い洞察や思索が。

バスクは孤独である。孤独であるゆえに強く、孤独であるゆえに世界中にいく。
バスクはスペインでもフランスでもない。
国家は後から、やってきた。
戦うザビエル。日本は断りもなしに(?) 大天使ミカエルに献じられた。
GHQの問い合わせ、「本願寺は、悪人になることを勧めているというが本当か?」

全体を通して流れるトーンは、遥かな国、遠い国・・。





街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

膨大な当シリーズの端緒を開くにあたり、↓のレビュアーさんが仰っている通り、
自身の身近な地域からあたってみようか、と思い立ち、本作品を手にしました。

現在居住している地域を20数年前に司馬氏が須田画伯と訪れ、様々な邂逅と
ともに、幅広い識見と歴史認識に基づいた分析を、その旅の中で脳裏に浮かぶ
思索の記録として残された、珠玉の名品ではないでしょうか。

今作品では、近江の古戦場から得られた無常感、その中で近江の人々の逞しさ、
また、琵琶湖に関わる環境問題を取り上げ、現在の我々にも通ずる、未来の自然に
対する深刻なる警鐘。その一方で、悠久の歴史を千年一日のごとく守り通す、
奈良の逞しさ、普遍性。

そういった大切な物事を、温かい目で見通された人物描写、自然素描によって
魅力あふれる思索集としても鑑賞し得る、珠玉の名品ではないでしょうか。
当シリーズの様々な作品により、日本の歴史、そして今をもっともっと知りたいと
思えるようになりました。




街道をゆく〈26〉嵯峨散歩、仙台・石巻 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

京都(嵯峨周辺)・仙台を巡る紀行文。
自分が京都出身であることから、司馬遼太郎がどのように京都を描いてくれているのか、読みたくなり、手に取りました。

「街道をゆく」全体に共通することですが、司馬遼太郎の博識、登場人物の描写等で、描かれた地域が非常に魅力的に感じられ、この本をもって司馬遼太郎がたどったのと同じ道をたどってみたくなります。今回もそのように思わせてくれる1冊でした。

余談ですが、司馬が嵯峨をめぐった時、私もその周辺に住んでおり、どこかで司馬と出会ってるかもしれないなあなどと楽しい想像がふくらみました。




街道をゆく〈28〉耽羅紀行 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

朝鮮半島の南に位置する済州島についての紀行文です。「街道をゆく」シリーズの1つの楽しみとして、著者が同行した人々の性格や所作を、非常に好ましく描いていき、こちらまで素敵な気分に浸れることがあります。今回も、済州島出身の玄文叔氏、姜在彦氏という人物的にも、そして、業績面でも素晴らしい人々を、著者は暖かい筆致で描いており、清々しい気分にさせてもらいました。
何か、読後感が、他のシリーズの本に似ているなあと思ったら、「台湾紀行」のような感じといえばいいでしょうか。著者のいつもながらの、膨大な思索量と、暖かなまなざしに触れることができる面白い1巻です。




街道をゆく〈32〉阿波紀行・紀ノ川流域 (朝日文芸文庫)
販売元: 朝日新聞

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

シリーズ第32巻は、徳島県と和歌山県紀ノ川流域の紀行文です。氏の「街道をゆく」シリーズの中でも、とりわけ、面白いなあと思えるのは、氏の出身地が大阪であることもあり、近畿地方の紀行文に多い気がします。やはり、勝手知ったる街への愛情でしょうか。
今回も、2編のうち、紀ノ川流域についての後編を楽しく読ませて頂きました。空海を継承した偉大な僧でありながら、高野山を追われた僧、覚はんや、根来寺と秀吉・家康の関係等々、いつものことながら、これまで知らなかった歴史上の人物・事象を知ることができ、興味深く読むことができました。
その点、前編の徳島県は、著者の焦点が、やや定まっていない感があり、やや、素通りしてしまいました。総合では、4点といった所でしょうか。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ