和書 554190 (179)
ヒトラー独裁下のジャーナリストたち (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社
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風景と都市の美学―南北ヨーロッパの旅から (朝日選書)
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舞台・ベルリン―占領下のドイツ日記 (朝日選書)
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ブルターニュへの旅―フランス文化の基層を求めて (朝日選書)
販売元: 朝日新聞
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角川文庫に収められているパスカル『パンセ』(全訳)は
田辺保訳だった。
彼はパスカル著作集の個人全訳も成し遂げている。
その人物が、この本の中で、フランス北西部のブルターニュからの旅を始める。
ブルターニュは、ブルゴーニュとの類語連想から「森」を思い起こさせるが、
この旅もブルターニュの森から始まる。
牧歌的な青春期を描いた小説『さすらいの青春』の舞台。
しかしこの旅は、素朴な味わいのものにはなっていかない。
その目指す先は、ケルト人たちが、その独自の文化と共に
ローマ人やキリスト教文化に圧されながら西方へと逃げ延びた
ブルゴーニュ半島の海につき出た三角地帯(クルヌアイユ)。
入口部分には、高さ20メートル、重さ350トンの巨石が直立している不可思議な遺跡群がある。
先は鈍く灰色に光る、中央の勢力が届かない独自文化が息づく土地。
作者が土地の印象と共に書き込んで行くのは、
アーサー王の聖杯伝説であり、海中に沈んだ都市であり、トリスタンとイズー物語。
トリスタンがイズーと共に息絶えるのが、この地方のパンマルク岬。
旅の終着点は、
波に削りとられたとげとげしい岩が連続するだけの地の果て「ラ岬」。
ロードムービーのように連続する光景は、
文学と伝承と歴史の香りを漂わせながら海の彼方に消えて行く。
本書中にシモ−ヌ・ヴェイユは何度も登場する。
地域の言語であるブルトン語には言及しているのに、
著者はシュールリアリズムは自分の範囲外としているのか、
この地方出身であることをその名前に刻み込んでいるフランス文学者
アンドレ・ブルトンにまったく触れていない。
ケルトーブルトンーシュールレアリスムという流れについて
書かれたくだりを読んでみたかった。
兵士たちの日露戦争―500通の軍事郵便から (朝日選書)
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ベルリン戦争 (朝日選書)
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水辺都市―江戸東京のウォーターフロント探検 (朝日選書)
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鳴動する中世―怪音と地鳴りの日本史 (朝日選書)
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私たちの中のアジアの戦争―仏領インドシナの「日本人」 (朝日選書)
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ヴェトナム歴史の旅 (朝日選書)
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