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和書 554190 (244)



アンコール踏査行 (東洋文庫 (162))
販売元: 平凡社

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アンコールの王道を行く
販売元: 淡交社

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アンコール文明への旅―カンボジアノート〈1〉 (カンボジアノート (1))
販売元: 連合出版

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 治安を気にしながらも、アンコール遺跡群に行きたいという願望が次第に強くなった著者。カンボジアの近現代史の研究者としては、当然のことかもしれない。写真で見ただけでは分からない遺跡の細部をこと細かく丁寧に見て確かめていく、「私はその中にほとんど溺れかけていた」と言うほど魂が入っている。バイヨンの尊顔は巨大なだけでなく、さまざまな表情をしていていることを見て取るのだった。 
 作家三島由紀夫は戯曲「頼王のテラス」は、このアンコール遺跡の「若き頼王の美しい彫像を見た」その時に発想が湧いてきたという。
 はりぼてのまがい物ではない本物が目の前にある感動。初めて見るアンコールの地は、その歴史・意匠・物質、そしてその美意識において本物だったのである。
 定番の観光コースを辿る限り旅はとても簡単だが、研究のために自分の旅をしようとする途端に面倒になる。小さくて単なる瓦礫に過ぎないような遺跡を探し出すことにも夢中になる。行くのが困難な所にも入っていくことに興奮を感じる。次第にもっと過酷な旅を指向するするようになる。
 カンボジア人の友人もできた。留学生・研究者たちとのつながりもできた。アンコール遺跡の保存・修復活動の主役は長い間フランスだった。1992年にアンコール遺跡群が世界遺産に登録されたのを転機として、国際的な協力体制の下で多数の外国チームが活動するようになった。
 ただ、著者のカンボジアにおける原体験は「太陽と風と汗と土埃であって、バイクで走る私は、最も純粋な時」であった。 純度の高い旅を楽しむ心は若者である。




アンコール・ワットへの旅―人類の至宝、カンボジアの誇りを守る (講談社カルチャーブックス)
販売元: 講談社

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アンコール・ワット 旅の雑学ノート―森と水の神話世界
販売元: ダイヤモンド社

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この本を手にした瞬間、心はアンコールワットの前にいってしまいました。それは、これから何かすごいことが起こりそうなわくわくした気分にさせてくれる素晴らしい表紙の写真のためです。期待に胸を膨らませながら、読み進めていくと、内容も今までのアンコールに関する書にはない斬新なもので一気に読んでしまいました。

なかでも、アンコールワットの回廊にある神々に関する考察(天体の動きとの関係性)は、目からうろこでした。実際に神々の浮き彫りを前にして、私も宇宙と神々との関係やこれらを作ったアンコールの人々の思いについて空想を膨らませたいと強く感じました。
特に、「ケートゥ」についての考えが面白いと思うので、ぜひ読んでみて下さい。

写真もとてもすばらしいので、かなり満足できる一冊だと思います!




アンコールワット旅行記
販売元: 白桃書房

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安吾新日本地理 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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安吾新日本風土記 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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暗号を盗んだ男たち―人物・日本陸軍暗号史 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 本書は、大正13年の宇垣軍縮における軍の近代化に合わせ始まった日本
陸軍の暗号史を太平洋戦争に敗北するまで追ったものだ。

 その一歩はポーランドより暗号専門家である将校を招聘するところから始
まった。その後昭和14年、原久中尉考案の乱数式暗号が正式に陸軍に採用
される。この乱数式暗号が陸軍暗号のかなめとなった。

 この間、外国の通信傍受・暗号解読にも注力するが、中国を除けばその暗
号解読は困難であったという。

 日米開戦後、米軍の無線通信傍受量を増やし、ついに209暗号機によっ
て作成されたZ暗号(日本側呼称)の解読に成功する。また敗戦直前には米
国国務省暗号の解読に成功していたという。

 クライマックスは「日本陸軍の前線部隊の暗号はいくつか解き、戦争末期
に気象用暗号を全面解読した。しかし、主要な暗号は解読できなかった」と
いう占領軍アースキン中佐の言葉だろう。

<感想>

 直接インタビューしたと思われる何人かのエピソードに引きづられ、全体
的にまとまりがなく時系列に沿った理解はしづらい、また専門用語が整理さ
れていないため読みづらかった。

 しかし、陸軍暗号という戦争の裏面で活躍した人々の姿を書いたのは本書
ぐらいではないだろうか。
 「暗号では米国に勝った」というドラマは海軍のパープル暗号の解読によ
る敗北と対比されるだろう。

 が、陸軍に疑問をもつのは前線部隊は強度の低い暗号で良しとするなら、
なぜ暗号機を導入しなかったのか、ということだ。迅速性、暗号強度ともに
その方が高まったのではないか。また、乱数式は原の独創ではないし、なぜ
米軍が解読可能な暗号を使っていたのかという点も素通りされている。

 多くの協力を陸軍人から得て書かれたのだろう、おそらく著者ももったで
あろういくつかの疑問は看過されている。
 




暗号攻防史 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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エニグマの解読についての資料は、一番この本が和書では早かったと思います。
今では褪せている感じは否定できませんが....

今では「暗号解読」「甦るチューリング コンピュータ科学に残された夢」などが
出ているので、そちらの方が優秀ですが。


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