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和書 554190 (304)



南ヴェトナム戦争従軍記 (岩波新書 青版 548)
販売元: 岩波書店

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名画を見る眼 続 (2) (岩波新書 青版 785)
販売元: 岩波書店

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名著「名画を見る眼」の続編。

前編が、物質を正確に描き出す時代であるとすると、
続編は、印象派以降−19世紀後半から20世紀中盤まで−の
人間の内面を見つめる時代の作品が集められている。
モネ、ゴッホ、ムンク、ピカソ、、、
どの作家も作品も有名なものばかりです。

帝国主義から第1次世界大戦に突入する西洋史の時代背景と
人間の内面を見つめるこれらの画家の作風を重ねてみると興味深い。

前編とあわせて、美術をより楽しむために欠かせません。




戦没農民兵士の手紙 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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名画を見る眼 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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取り上げられている画家の数は15人、
どの画家も教科書に載っている有名な人ばかりである。
しかし、これだけの解説を聞いたことはないだろう。
たとえば、ボッティチェリの「春」。
大変有名な作品だが、これまではルネサンス美術にありがちな
ヴィーナスのような女性が並んでいるという印象しかなかった。
しかし、この作品はしっかりとした主題を持っており、
描かれているそれぞれの女性には役割が与えられている。
また、各作品はほぼ年代順に並べられており、
歴史的背景も書かれているので、とても勉強になる。
社会人になると、美術史や絵画論に関する講義を受ける機会は
ほとんどないといってよいだけに、貴重な本である。
すべての絵は白黒だが、ネットで調べればどれも詳細なカラーの絵を取り出すことができる。
見るから観るへ変化できそうな一冊。




ライン河物語―私のヨーロッパ案内 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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カラー版 インカを歩く (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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インカ帝国は16世紀後半にスペイン人によって最後の皇帝トパク・アマルが処刑された時に歴史上からは消えたが、残された石造りの遺跡が20世紀になって次々と発見されてから現在まで保存の努力が積み重なれている。著者は30年に渡ってペルー、ボリビアを訪問し、数多くのインカの遺跡を写真に残しており、本書ではその豊富な経験と写真をベースとして纏められたインカ文明に関する優れた案内書となっている。特に鉄器や車両を持たなかったインカ人が、巨大な石を精巧に細工して、今日まで残る堅固な城や城砦を築き上げた文明の高さを、写真という情報の多いメディアを通じて読者に強く訴えることに成功している。3000メートルを越える高地にあるこれらの城砦が、聳える山脈に囲まれ霧のなかに浮かぶ映像は特に印象深い。インカの末裔と言われる現地人の現在の風習にも触れ、古いインカの信仰とキリスト教とが混ぜんとして残されている記述も興味深い。インカ古代文明に関心ある読者にはお薦めの優作である。




聖フランシスコ・デ・ザビエル書翰抄 上巻 (1) (岩波文庫 青 818-1)
販売元: 岩波書店

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柳宗悦民芸紀行 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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柳宗悦著の子供向け日本民藝品紹介本に続き、大人向けのこの本も読んでみた。

柳宗悦の文章は、描写的でない。「形に力がある」「素材がほんものだ」「生きている」など "なんでも鑑定団" ばりの言葉が飛び交う。
本人が興奮して本気で言っているのはわかるが、文章からその形や様子を思い浮かべることができない。
この本は柳宗悦や彼の好む品について知識である方でないと楽しみづらい。

興味深かったのは、戦前の沖縄の古着市の話。
写真が一葉掲載されている。きちんとたたまれた古着の間に、売り子の女性が座っているが、皆髪をぴっちりなでつけた日本髪。着物の着方にも崩れがなく非常に清潔感がある。

柳宗悦はここで多数の織物を買い占め、後日「沖縄の上等の品を内地に持ち出した」と責めを受けたと書いている。
「内地」という言葉は独特で、沖縄・台湾・朝鮮に対して、本州・四国・九州を指しているようだ。著者は民芸品の職人を「文盲で学問もないし、美についても知らぬ人」という意味のことを特段の悪意もなく記しているが、同じ意識が沖縄・台湾・朝鮮に対して働いているように感じる。




聖フランシスコ・デ・ザビエル書翰抄 下巻 (3) (岩波文庫 青 818-2)
販売元: 岩波書店

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西洋紀聞 (岩波文庫 黄 212-3)
販売元: 岩波書店

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 「国から国に対する使節だというのなら,なぜ君主の親書を持っていないのだ」。
 新井白石の理路整然としたツッコミに,シドッチはたじたじ。
 キリスト教の教義の胡散臭いところをたちどころに見ぬく白石の眼力も,カッコイイ。でも,イエズス会の神学だけでキリストの胸のうちを語るわけにはいかないと思うんだけどな。

 島原の乱から数十年を経て,「邪宗門」の影を意識しなくなっていた為政者達には,かなりショックな事件だったようです。江戸時代って,長いんですよね。

 白石の,「どうだ」といわんばかりの自負の強さは,却って人間くさくて好感。
 当時の情景が目に浮かぶような本です。短いし是非どうぞ。


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