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和書 554232 (30)



がんと一緒にゆっくりと―あらゆる療法をさまよって (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まだ筆者が闘病中であった頃、ブラウン管を通してその美しく晴れやかな笑顔を見て、とても癌患者には見えないと思ったことを覚えている。
そして今、筆者の死後、この本を読み、やはり暗さよりも明るい強さを感じている。
私は現在、難治性の整形の病気で療養生活を送っているため、筆者が様々な民間療法や健康グッズに走った気持ちが良く分かる。客観的に見ると、「そんな治療法や健康グッズをなぜ信じる?」と思われるのだろうが、病む人は必死である。それに対して、病状がどうにもならなくなった筆者を引っ張るだけ引っ張って、途中で投げ出した何人かの治療師達に憤りを覚える。
筆者のこの著書が、そうした無責任な治療を行なう人々が存在することの社会的啓発になることを願ってやまない。
また、筆者を支え共に病と闘ってきたご主人の姿に愛情が溢れており、夫婦の絆を感じた。
私は無神論者であるが、もし天国のようなものがあるのならば、筆者がその場所で、ブラウン管の中で見せていたような笑顔で幸福にいて欲しいと思う。




がんと一緒にゆっくりと―あらゆる療法をさまよって
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この人、「癌医療」と「終末医療」をごっちゃにしています。
N村先生が優しいのは著者がほぼ末期と言っていい状態だからであって、それをもって「西洋医療」にもいいところがある、と言われても困りますし、
告知の仕方や手術についてあれこれ難クセつけられても困ります。
がんになって強くなれた、みたいなことを書かれていますが、結局「がんは死ぬもの」と当の本人が思っているから、バカらしいインチキクリニックに引っかかるのです、
それを断罪もせずに「民間医療を否定はしない」なんて書かれると、かえってマジメにやっている民間医療クリニックがかわいそうです。
それを黙って見ていた夫も疑問です。
元NHKアナウンサーにTVプロデューサーって常人より「客観性」や「常識」のレベルの高い人なんじゃないでしょうか?
えっ?
病気になればみんな精神的にまいってしまいおかしなことをしてしまうって?
だったらこんな本を出版しないでいただきたい。
せめて「民間療法の効果がなかった人へ」とか「自分の意思で末期患者になってしまった人へ」てなタイトルにして欲しいものです。
強い意志で苦しい治療に耐え、それでも死んでいく人がたくさんいるのです。
みんなこの人みたいにポジティブシンキングで死んでいくわけじゃありません。
ウチのヨメは癌治療の最中ですが、この本は読ませたくないなぁ。




がんと向きあうこころの本
販売元: トランスビュー

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がんと向き合って
販売元: 晶文社

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新聞で断片的に読んでいたつもりでいたのですが、自分が告知を受けてから、抗ガン剤にトライし、「抗ガン剤はきいていません」と主治医に告げられてから、町の本屋さんで出会いました。
その通り、その通り、その通り!!、隅っこのコーナーだったので、涙があとからあとから出てきました。私はとても弱虫で、続けざまにくる現実に、向かい合う力も残っていなかったのですが、上野さんの率直な想いがとても伝わってきて、あ、やっぱりこう感じるんだよね・他の体験記ではなかなか見られなかったことが書いてあり、とても親近感を覚えました。私もここから始めるしかないんだ、まだ始められるんだと思うことができました。生きてることに感謝する気持ちが沸いてきました。上野さんありがとう。怖いのはガンではなく(もちろん怖いけど)、弱い自分です。




がんと真っ向勝負!―メンタルケアは句作りで
販売元: 文芸社

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がんと知って生きる
販売元: 家の光協会

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がんと道連れ、ヨット人生
販売元: 舵社

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がんと闘う・がんから学ぶ・がんと生きる (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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本を整理していたら中島みちの『悔いてやまず』が出てきた。最近、文春文庫に合本になったということなので、「義憤」に駆られて書評を送ります。

私が書きたいことは故・千葉敦子が書いたことと同じです。中島みちの夫はヘビースモーカーで喫煙者の父親が肺癌で死んだにもかかわらず、少なくとも一日40本、多いときには50本以上のタバコを吸っていた男性である。この男性が肺癌になって死亡するのは至極当然のことである。喫煙をやめさせることのできなかった妻である中島みちが、早期発見ができなかった・医者が早期に発見してくれなかった・治療が良くなかったと『悔いてやま』ないのは、医者である私からすればウンザリするような愚かしい繰言なのである。千葉敦子は言葉は丁寧ながら私と同じことを書いている。

喫煙者が肺癌で死ぬのはあたりまえのことであり、中島みちの夫も、東大法学部まで出た知識人であるのだから、自分の病気は自ら招いたものであることぐらい覚悟していたはずである。だから中島みちは悔いる必要は全くないのである。

もし彼女が悔いるとしたら、早期発見や医者の対応云々ではなく、ニコチン中毒の恐ろしさに思いを至らなかったことを悔いるべきなのだ。

夫の死を意味あるものにしたいのなら、夫の死後、禁煙やニコチン中毒撲滅運動にでも邁進すればいいものを、典型的な日本女性の時代錯誤的観念に囚われて(夫の健康管理の責任者は妻である私である、などと言うのは笑うべき愚かさでしかない。千葉敦子も述べているように、夫は『子供』ではなかったはずではないか)、いまだにあちこちで、医療問題のエキスパートとしてこの本と同じような倒錯した意見を開陳して歩いているのだ




がんと闘ったスターたち
販売元: テレビ朝日

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がんになったとき選ぶ力 生きる力 (春秋暮らしのライブラリー)
販売元: 春秋社

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