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和書 554232 (74)



新ルポ・精神病棟 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 もう20年以上前に出版された本。この有名なルポをようやく実際に読むことができた。

 本書の前半を割いた「宇都宮病院事件」。概要は知っていたが、数々の患者証言には寒気を覚えるばかり。「刑務所以下」だというのだから、そのむごたらしい患者の扱いは、正常な人間のなせることではない。病院スタッフの方がむしろ精神を病んでいるように思えた。後半は、「良心的」精神病院のさまざまな試みを紹介。広範な取材を重ねており、内容が充実している。
 本書発刊より20年以上経た現在、宇都宮病院はもちろん、他の精神病院も、運営、看護体制等は当時とかなり変わっていることだろう。医療費等経済的な背景や精神科治療の進歩なども、病院のあり方を大きく変えていることだと思うが、考えてみれば、私は現在の精神病院の実態について、ほとんど知らない。病院間にどれほどの違いがあるのか? 入院期間は?  
 病院の実態が知られていないということは、つまり、精神病院自体が、相変わらず社会に対して閉鎖的存在だということなのだろう。

 本書は過去のものとして読むべき本だが、精神医療がどのような道をたどってきたかを知る上では、一読の意義があると思う。




大興安嶺探検 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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手にとって何ページか見て頂ければわかるが、古い著作の割に口語で書かれているので、敷居は低いことを最初に申し上げたい。そして読み進める内に驚かされるのは、当時の大学生の学識・取り組み・観察眼のレベルの高さ!いままでは「探検記=外国人著作」と知らず知らずのうちに思っていたならば、この作品で認識が変るはずです。その理由は、著作者らが外来の探検記を意識してか、極力 平易かつ奢りが無い良く練られた言葉を使い、人間と探検による発見とその喜びを率直に表現していることも、非常に大きい。あと、戦前の社会の雰囲気が醸し出されているのも楽しい。




ニューヨークでがんと生きる (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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羽田沖日航機墜落事故 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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母を看取るすべての人へ―在宅介護の700日 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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病院経営の内幕〈上〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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病院経営の内幕〈下〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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病者は語れず―東海大「安楽死」殺人事件 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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二人で紡いだ物語 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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以前から物理学者としての米沢富美子さんの名前は存じていた。
今回、何気なく買った本であったが、紹介してくれたAmazonに
感謝している。
米沢さんの行動力・実行力にはびっくりさせられることばかり
であり、うらやましくも感じられる。
この本はそんな米沢さんが家庭と物理をいかにして両立したか、
が書いてある。読んでいてそのパワーには圧倒される。
大きな病気の話も書いてあり、決して順風満帆な生活ではないが、
要所要所で夫の一言に勇気づけられたり、励まされたりしながら
共に生きてきた姿には、読んでいるこちらが勇気づけられる。
それだけに、夫に先立たれた喪失感が痛いほど伝わってきた。
夫との別れの場面は涙なしには読めない。
読み終えて、直接米沢さんからお話を聞いてみたいと思った。





続 法医学教室の午後 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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