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和書 554232 (114)



オシリス・コンプレックス―多重人格患者達のカルテ
販売元: PHP研究所

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 この本は、多重人格のケースを複数報告しているものです。それらのカルテから浮かびか上がる様々な観点は他の多重人格の手記や報告には見られない社会的な問題提起にもなっているばかりか、治療の現場に携わる者が学ぶべき多くの示唆に満ちています。特に、多重人格の診断の難しさだけでなく、治療の続行の難しさについても言及があることは、特筆に値します。統合まで辿り着いたケースばかりを読んでいては、そうした少し関わってやめてしまうクライエントという問題は見えないからです。これは本人にとっても辛いばかりか、社会的な問題にもつながっています。正しく診断・治療されず売春婦やホームレスになる可能性が高いからです。またスクリーニングされず性同一性障害として手術を受けてしまったり、という多重人格者については、実態も調査されず問題視もされていないのが現状のようです。

 この本には他に、霊や悪魔を名乗る交代人格について、どう対処するかといったことへの考察もあります。多重人格に類似する症例について三分の一を割いていますが、こうした症例についてまとまったものは読んだことがありません。そうした点でも貴重な一冊であると言えます。




恐るべき証人―東大法医学教室の事件簿 (ホット・ノンフィクション)
販売元: 悠飛社

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落ちこんでなんかいないよ!―がんVS.素敵な子どもたち
販売元: 社会保険出版社

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子宮ガン―生きるための私の選択 (Oggi BOOKS)
販売元: 小学館

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著者ががんと向き合って下した決断には心を打たれた。また、子宮がんについての説明や、著者の受けた治療の内容と経過、後遺症などについても詳しく綴られており、すぐれたドキュメントである。




夫・画家 ガンとともに12年
販売元: NECクリエイティブ

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夫と食道癌―たった一口のアイスクリーム
販売元: 健友館

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夫はうつ、妻はがん―夫婦で苦境を踏み越えて
販売元: 清流出版

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オットー・ハーン―科学者の義務と責任とは (World Physics Selection:Biography)
販売元: シュプリンガージャパン

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オッペンハイマー―原爆の父はなぜ水爆開発に反対したか (中公新書)
販売元: 中央公論社

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 素晴らしい本である。原爆の父ロバート・オッペンハイマーの生涯と彼の時代を叙述する中で、特に、オッペンハイマーの戦後の核管理構想と、彼と「赤狩り」の関係に叙述の重点を置いた名著である。
 核拡散は、実は、広島に原爆が投下されたその日から、人類社会の問題として始まって居た。被爆国日本の我々は、広島と長崎の惨禍を最も良く知るが故に、逆に、戦後の核拡散の問題への関心が不十分と成り、その事を見過ごし勝ちである。オッペンハイマーは、広島と長崎に投下された原爆を生んだ人物であり、原爆の使用に反対しなかった点において、彼は、罪人であったが、オッペンハイマーは、同時に、核拡散の問題を、早くから、真剣に考えた科学者の一人であった。
 ソ連を信頼しようとした彼の核管理構想自体は、牧歌的な発想の域を出て居ないが、核拡散が深刻化する今日、原爆の父オッペンハイマーが、この問題(核拡散)にいかに対峙しようとしたかを知る事の意味は小さくないと、私は、考える。

(西岡昌紀・内科医/原子力の日に)




夫が生きるために私にできること
販売元: 文芸社

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