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和書 554232 (242)



男装の科学者たち―ヒュパティアからマリー・キュリーへ
販売元: 北海道大学図書刊行会

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ダンナがうつで死んじゃった
販売元: アニカ

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精神疾患の患者が自殺することは家族や医療関係、また社会の精神医療に関するサポート不足でおこることを実感する本。この著者の場合環境的に恵まれているせいか、精神疾患を患った旦那さんに対しての愛が感じられない。まあそういう家族ってのが日本の標準だとすればそれはそれで読む価値のあるドキュメントだ。
で、この著者は旦那さんが亡くなったことで人生の重荷ってのから解放されたとしたら旦那さんはかわいそうだよね。
精神疾患ってのはありふれたもの。よってこの著者の家族や周りの関係者のように(医療関係者も含む)、人の命を大切にしないということが後でどういう悲劇を生むか良く考える材料にはなると思う。
精神疾患については最近世の中では理解はされてきたがそれを背負った周りの人間は患者がいなくなればいいと思っているというのが手に取るように判る。何でこんな本が世の中に出たのか不思議だが反面教師として読む価値はあるかも。




ダンボール箱のかぐや姫―犬たちへの鎮魂歌
販売元: 早稲田出版

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ダーウィン―進化理論の確立者
販売元: 未来社

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ダーウィン以来―進化論への招待 (ハヤカワ文庫NF)
販売元: 早川書房

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ダーウィンの進化論ほど議論を呼び起こした科学的な学説もあるまい。宗教的思考との対立の歴史を述べるまでもなく、数々の事実の積み重ねが確固たる証拠を示す今日に於いても、進化論を未だに受け入れられない人々も数多く存在する。

しかし、スティーブン・ジェイ・グールドの本著は、科学の大勝利を大げさに謳った啓蒙書ではない。このエッセイ集では、異なる学説を支持する学者達の(後世の人間にとっては愉快な)熾烈な対立を通して、生物学のダーウィニズム的な解釈が明かにされる。この過程で、進化論の歴史から豊富な例を引用しながら、グールドは科学的プロセスに於ける、人間の偏見や偏向の不可避性を強調するのである。

こういう本は、学校での詰め込み型の教育によって、科学はつまらないものと思いこんでしまった学生達に強く薦めたい。教科書からより、もっと多くの価値ある科学をこの本から学べるはずである。

科学は、少数の天才科学者の完璧なる論理的思考から導かれた、確固たる事実と証拠の積み重ね、と思われている節がある。グールドのエッセイに紹介される逸話は、こういう考えが正しくないということを教えてくれる。実際の所、客観性を追求するべき科学者でも、しばしば自らのもつ思想や知的嗜好などに振り回されることが多いのである。グールドの素晴らしいエッセイは、科学が文学や芸術と同じようにクリエイティブで人間的な活動である点、受け入れられた事実を積み重ねたり吸収するだけの活動ではないことを、明るみに出す。これが、母親を食べてしまうハエの話や、人種差別を肯定するために捏造された生物学的に怪しい発見など、興味深いテーマを通して展開される。

1970年代に書かれたものなので、細かい所で古くなってきていることは確かなのだろう。しかし、新しい発見があったからといって、グールドが伝えるエッセンスは色褪せることはない。それは、グールド自身が科学をダイナミックな活動であることを伝えるのに成功しているからである。





ダーウィン自伝 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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ダーウィンの死後発表された彼の自伝は、妻エンマ・ダーウィンの強い意向もあって、彼の宗教観と人物評の部分が削除されたという。この無削除版の編集に携わったダーウィンの孫娘ノラ・バーロウは、本書巻末に削除個所の一覧を示してくれているので、それらをひとつひとつチェックしてゆくだけでも面白い。彼の妻が躊躇したのもなるほどとうなずける点が多く、それだけ興味深い部分になっているのだ。温厚、誠実な人として知られたダーウィンだが、スペンサー、カーライルらなどについてのコメントは実に辛らつで、これらが読めるだけでも編者には感謝しなければならない。もちろん、ストレートな自伝としても本書は面白い。医師の息子として生まれたダーウィンは、兄弟らとともに当初医学部に進むが、結局!ものにはならず、このままでは単なる狩猟好きのごくつぶしになると危ぶんだ父親の意向によって、聖職者(!)になるべく専攻を変えるが、いざ大学を卒業するというときに偶然ビーグル号に乗船する機会を得る。その一種なりゆきまかせの彼が、後にキリスト教的世界観を揺るがす進化論を確立するのだから、なんという皮肉だろう! 本書後半の付録には、自伝の内容に関連のある書簡やメモが収められており、それぞれ興味深いが、サミュエル・バトラーとの行き違いにかかわる部分などは、やや些末にすぎるので、面倒なら飛ばしてもかまわないと思う。翻訳はあとひと息頑張ってほしいので、あえて★ひとつマイナス! なお、本書の解説を担当している新妻昭夫氏は、『ダーウィンのミミズの研究』と題するユニークな科学絵本も執筆している。いちおう小学生向けだが、ダーウィンに興味を持つ人にはぜひおすすめしたい。




ダーウィンと家族の絆―長女アニーとその早すぎる死が進化論を生んだ
販売元: 白日社

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まれに見る家庭人でもあったダーウィンは、敬虔なクリスチャンの妻エマとの間に10人の子供をもうけたが、そのうち3人に先立たれ、なかでも10歳まで成長した長女アニーの死は彼に大きなショックを与えたという。エマはアニーの形見の品を小さな箱(原題の Anni’s Box)に収めていたが、それを150年ぶりに再発見したのがダーウィンのひ孫にあたる著者。これに触発された彼は、さまざまな資料を渉猟しながら丹念にダーウィンと家族との絆をたどった本書の執筆に至る。

資料の中核となったのが、ダーウィンが残した膨大な量の書簡とノートブック、エマの日記、そしてケンブリッジ大学をはじめイギリス各地に保管されている関連文書であることは言うまでもないが、著者はそれに加えて、同時代の小説、詩集、旅行記、子供向けの読み物、新聞記事、あるいは教会での牧師の説教の記録や、召使い心得などを参照し、関係者ゆかりの人々への聞き取り取材まで行っている。そうした豊かなディテールのおかげで、簡素な自伝では単にうかがい知るだけだった家庭人ダーウィンとその家族の肖像がくっきりと浮かび上がってくる。

その家庭生活がダーウィンの学問的思索に大きな影響を与えたとする著者は、彼の主要著書中の対応箇所を具体的に示しており、このあたりはたいへん興味深いものがある。ただ同時に本書は、ビクトリア時代の(特に富裕階級の)人々の暮らしぶりや死生観、そして信仰と理性との折り合いのつけ方などに興味を持つ文化系の人にも興味深く読んでもらえるものと思う。

なお、Hippolyte Taineという人名を初出でテーヌと表記した直後にタインと受けていたり、いくつか意味を取り違えているのではと思われる部分はあるものの、原著にはない中見出しを加えるなどの工夫も施された訳文は全体に読みやすい。一般受けはしそうもない地味な本書の刊行に踏み切った版元の意気込みも高く買いたい。




ダーウィンの時代―科学と宗教
販売元: 名古屋大学出版会

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ダークレディと呼ばれて 二重らせん発見とロザリンド・フランクリンの真実
販売元: 化学同人

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ワトソンの「二重らせん」が、彼本人のみの視線で書かれているのに対し、
こちらは当事者らとはほぼ関係のない第3者である著者が彼女を知る人々への
入念な取材をもとに書いた非常に客観的な記述です。

しかも、当の二重らせん発見の当時だけではなく、
ロザリンド・フランクリンの家系をさかのぼり
時代的、民族的、社会的背景まで入念に書き込んでいて
彼女がどういうバックグラウンドのもとに考え、行動していたのか
とても丁寧に推測しています。

二重らせん報告時のエピソードもさることながら、これが
第二次大戦直後の出来事であるという事実にも驚きます。
こんな、女性に大した権利も地位もない時代に
強い姿勢を貫きとおしたフランクリンに驚かされます。
当時の学術界(特にイギリス)が生々しく描き出される中、
ロザリンド・フランクリンという人物が鮮やかによみがえります。

彼女が世を去るくだりは涙なしでは読めません。
「二重らせん」単独で読んではいけない!と言いたくなります。




地に落ちよ、一粒の麦―若き大学医師のガン闘病記
販売元: 産経新聞ニュースサービス

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久しぶりに、こころから感動して 涙が止まりませんでした。 心の底から揺さぶられました。 ありがとう。


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