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和書 554232 (296)



人ごとでいられますか?乳癌
販売元: 朱鳥社

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一粒の涙も―みどりの死
販売元: 日本図書刊行会

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瞳スーパーデラックス―13歳のがん闘病記
販売元: 西日本新聞社

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家族の愛に包まれて力強く生きたわが娘。その姿を母が綴った闘病記です。
11歳で骨肉腫を患い、2年後の平成16年9月に他界した瞳さん。
告知されても、過酷な治療にめげない強い精神力で、3度にもわたる転移を乗り越えられたのです。
周囲への気配りと感謝の絶えない瞳さんは、病魔にさえ“命の尊さを教えてくれた。ありがとう”と言うのです。そして、その思いを込めた作文「命を見つめて」は死後、全国作文コンクール優秀賞に。
幼い命の死は、より一層もの悲しいものです。
でも、病気や死が、そのまま不幸なのではないという、その小さくも力強い声を、私たちはどう受け止め、そしてどう生を充実させていくのか。すごく考えさせられました。
生きること、それ自体が、どれだけすばらしい可能性なのかを示してくれたと思います。
そんなさまざまがギュッとの詰まった一冊でした。




妻を看取った300日 ひとりあるきのはじまり
販売元: 新風舎

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 著者は,子育ても一段落し,夫婦の時間を大切にしようと,二人での山歩きを始めた。お互いをいたわり合いながら,山歩きの楽しさを感じ始めた矢先,妻が癌に冒された。生来我慢強い性格の妻は,自分の体の変調を自覚しながらも,我慢をしてしまった。医者に行ったときには,かなり進行が進んでおり,完治が難しい状況だった。でも,病室に山の写真を貼り,治癒後の山歩きを楽しみに,病気と戦った。でも,病状は確実に進行し,山歩きは果たせない夢となった。
 この本は,最初から最後まで妻に付き添った夫の日記である。飾らない文章に,夫の妻を思いやる気持ちがにじみ出ている。2人の子どもたちも含め,今の日本に失われたという家族の基本形がここにあるような気がする。




一人暮らしのドクターが入院したら!?
販売元: グラフ社

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独り暮らしの入院バッグ
販売元: 日本文学館

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被曝治療83日間の記録―東海村臨界事故
販売元: 岩波書店

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記憶にも新しい東海村の臨界事故。
放射線を浴びるとどうなるか?
どうなるの?癌?白血病?
その程度の陳腐な知識しか持ち合わせておらず、それ以上の知識を得る機会も全くなかった。
この本を読むまでは。

放射能によって染色体が破壊されてしまう。全ての生命活動の営みが止まってしまう。
再生されない皮膚。機能しない臓器。悪化するばかりの容体。
放射能の怖さを、もっと知るべきだし、知らせるべきだと思う。
少しは広島・長崎の惨状も思い描けるのではないだろうか。




ヒポクラテスの憂鬱―Dr.鈴木の辛口トーク
販売元: 文光堂

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医学書出版社から出た本であるが、内容としては「日本の医療に未来はあるか―間違いだらけの医療制度改革」や「日本の医療を問いなおす―医師からの提言」(いずれもちくま新書)の方がまとまっている。これに対し、本書の筆致はまるで酔っぱらい親爺の愚痴みたいで、むしろこの本はない方がよかった。主張はいちいちもっともなのだが書き方が悪い。文体にますます品がなく、記述の細部に批判の余地があるほか、資料の使い方に揚げ足を取られることも十分に考えられる(どうせ「都合のいい資料ばかり集めて」という批判が出るだろうが、「都合の悪い資料」なんてあるのだろうか、あったとしても信用に足るのだろうか?)。批判者はこういう些末なことから攻めてくるのだという、論争の基本を著者は理解すべきである。

記述の上っ面だけ読んで的はずれの反感をもたれる可能性は十分にあり、上記2冊についても、医療制度に関してすっかり洗脳され、現場の苦労など知ろうともしない非医療人の理解はどうやら得られていないようであるから、本書が一般書として出なかったことはむしろ僥倖である。医療や医療関係者に対して何ら先見性も同情も持たない連中の目には触れさせない方が賢明である。それにしても、今後は平均的読者の反感を少しでも減らすため、お願いだから著者にはもうちょっと表現に気を付けて書いて欲しいと思う。どんなに正しい意見でも、味方がなければ結局は負けなんだから。




ヒマラヤの渚―博物館に10億年以上前の“ヒマラヤの渚”を再現する
販売元: 近代文芸社

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百万回の永訣―がん再発日記
販売元: 中央公論新社

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 柳原和子さんが2008年3月2日、57歳で亡くなったという事実を知った時、やはり愕然としました。
 2000年、晶文社から『がん患者学』が出版されました。
 胃がんで胃全摘手術をうけ、生き物としての敗北感と社会が自己をどう位置づけるか、当時の私は不安でした。
 私はがんと出会った事態に、冷静に自己を位置づけようとしていたのです。
 『がん患者学』は、患者が知りたいことが全部載っていたのです。
 泣き言はありません。千葉敦子さんのようなアメリカ医療讃美もありません。
 著者の姿勢はきわめて冷静でした。
 それは副題が「長期生存をとげた患者に学ぶ」としていることであきらかです。
 「がん患者は死ぬ。どのように死ぬかは不明なれど」
 この厳然たる事実から逃げることはできない。
 「自分も再発し死ぬであろう。」
 この諦念が根底にあったようにおもいます。
 柳原和子さんに連絡をとりたいと思い、出版社に連絡。柳原さんと電話で話をすることができました。
 相手の不安を軽くするために生きているような人でした。

 その後の著者の活動はすさましかった。
 多くの人に会い納得するまで問う。私たちの代表。
 テレビで出演している姿を見て疲れすぎている・無理しすぎているとハラハラ。
 そして『がん生還者たち』(中央公論新社)ができました。
 さらに、『私のがん養生ごはん』(主婦と生活社)。
 最後に「中央公論」で『残照』として連載された この『百万回の永訣』です。

 同病者への応援歌でした。いや、人間讃歌です。
 がん患者として すべてをひきうけ冷静に書かれた書物です。
 現在の医療体制に 怒りをぶつけ 医療側に与えた影響はすごかった。
 柳原和子さん、本当にありがとうございました。命がけで、あなたはがんと出会ってしまった人間、それに関わる者たちに がん患者として あなたの生き様を見せてくれたのです。さあ、私も頑張らないといけない。



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