和書 554250 (99)
スキャンダルの祝祭
販売元: 新書館
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あのオーソン・ウェルズ監督の古典「市民ケーン」の<謎>に迫った意欲作。その<謎>とは脚本家ハーマン・マンキーウィッツの貢献度。この女史は何と、本作の脚本の全てはマンキーウィッツによるものと断言してみせる!
続け様。マンキーウィッツが、干されていたハリウッドへのリベンジに成功した作品とした位置付けでの評価を促してみせる。その刺激的な事。
発売時には賛否両論に分かれてしまい、否定派からはかなり叩かれたそう。が先鋭的な映像美が一人歩きしてしまっていたこの傑作に対して、新しい評価の視点を投げかける姿勢は、評論家として正しいと思います。
杉田
販売元: 小学館
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前著『すれっからし』がかなり衝撃的だったので、二作目となるこちらも購入した。
本書では、『すれっからし』でほとんど触れなかった、宗教入団のことが主に綴られている。
宗教(カルト教団含め)の威力は凄い。人の考えを根底から侵し、その人そのものをすら変えてしまう。今ではバラエティなどでも奔放キャラを発揮している杉田かおるが、全身全霊で宗教にのめり込んでいた時期があったとは、ちょっと想像し難い。つまりそれほど、洗脳の力とは強大なものなのだとこの本に教えられた。
それにしても、遊びたい盛りの青春期にすべてを賭けてひとつの物事にのめり込む、彼女の熱狂ぶりはなんなのだろう。
おそらく杉田かおるは、根が良くも悪くも真面目すぎるのではなかろうか。自分でも「もともと分裂気質っぽいところがある」と述べているし、そういう人には完璧主義者が多い。
しかし、自身のそういった気質をも覆すべく、彼女は宗教からの脱会を選択した。宗教であれなんであれ、まるで自分を示すごとくに取り憑いて(あるいは、取り憑かれて)いたものから身を外すことの精神的苦痛、絶望感は想像するに余りある。自分で頑なに守ってきたものを、自分の手で壊すことに他ならないのだから。
その辛い過去を掘り起こして、文にしたためるまでに至った彼女が、とても強く思えた。
ドリームキャッチャー (名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ)
販売元: スクリーンプレイ
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スター誕生―ひばり・錦之助・裕次郎・渥美清そして新・復興期の精神
販売元: 講談社
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ナベプロ帝国の興亡―Star Dust
販売元: 文藝春秋
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スティング
販売元: PHP研究所
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成功の裏には苦労の歴史があるの良い見本。
この世界的スターでさへ、辛酸を舐め続けた時代があったのかと驚きと同時に、このくらいの経験とセンスが必要なショウビズ界の底力を知った。
訳者の切れ味鋭い文体も、ロック界のスターを連想させ、秀逸の出来。
自叙伝は数多ありますが、本書は『フレディー・マーキュリー伝』と並ぶ傑作です。
スティング―孤独のメッセージ
販売元: リットーミュージック
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素敵なおじさんと言われたくて―カンペイの笑いと涙の奮戦記
販売元: 学習研究社
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スネークショウの箱の中―「東京コミックショウ」の舞台裏を支えたその妻の奮戦記
販売元: 三一書房
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洲之内徹という男
販売元: 青弓社
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