和書 554284 (14)
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さなぎの家 いじめのパワーゲーム
販売元： 株式会社共同通信社
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この本を読んでいて、思ったこと。それは間違いなく、現実ということ。ここにあると言うこと。
いじめで同級生を殺してしまった剛というコのやってしまったことは、許されるものではない。けれどそこには満たされない愛情、自分の無力さ、心からの叫びが聞こえてくる。なんとも言えない悲しさが伝わってくる。剛のやったことは、どこにもぶつけようの無い怒りと、悲しみ、苦悩が引き起こしたものだと思う。
家庭環境が取り上げられていたが、家庭環境が及ぼすものそれは凄くおおきいと思う。
私も剛と同じ年頃、似たような環境におかれていました。剛の気持ちが分からなくもない。『正にこう言う気持ち』『正にこれが現実』です。
私はこのようないじめるとかいじめられるとかなかったのですが、毎日が浮かばれない、憂鬱な日々でした。どこで何があっても、帰るところは一つしかないのだから。
現実の『家庭』というところに。
やっぱり、最後に頼るものは、『家族』なのです。なにがあっても裏切れないのです。それは『幸せな日々を過ごした記憶があるから』『愛された記憶があるから』だと思います。どこかで、信じているのです。もとのあの頃の幸せな家族に戻ることを。
子を持つ親は、子供のことを見てあげて欲しいです。
剛のような家庭環境に置いてしまっている親には、ぜひ読んで欲しいです。
今までにも、少年事件などの本たくさん読んできましたが、一番似たような家庭環境だったということもあったのでしょうか、『何でこんなに気持ちが分かるんだ？』と思いながら読んでいました。
この本に出逢えて良かったです！
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さまよえる子供たち―愛という名の教育は失われた
販売元： 近代文芸社
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販売元： 桐書房
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さらば興安よそして上野村へ
販売元： 文芸社
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販売元： 文溪堂
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さんきゅ!
販売元： 文芸社
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販売元： 新風舎
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