和書 554312 (30)

笑顔の明日にむかって―神戸・くららべーかりーの仲間たち (あかねノンフィクション)

カメレオンに会いたい―不思議の島・マダガスカルを訪ねて (あかねノンフィクション)

車いすからこんにちは (あかねノンフィクション)

国境をこえた子どもたち―国際養子縁組の家族 (あかねノンフィクション)

　一家には四人の子どもがいるが、そのうち三人までが国際養子縁組によって引き取られてきた。家族といえば「血縁」と考えてしまいがちな私たちには、まさに驚きである。しかし、国境も肌の色も越えた愛情で家族が結ばれている姿を目の当たりにすると、「子どもは実の親に育てられるのが一番だ」という通念にすら疑いをいだいてしまう。

　カルカッタの捨て子だった長子ミロは、生後三ヶ月でリスティマキ夫妻のもとにやって来た。フィンランド人として生き、インドの言葉も知らないかれだが、故郷に対する誇りを決して失うことのなかった。この事実が著者夫妻をミロの故郷インドへと向わせ、かれらはそこでストリートチルドレンたちの生き生きとした姿に出会うことになる。

　「家族」とは、「豊かさ」とは、「愛情」とは・・・、私たちにさまざまな問いをなげかける本である。ぜひ家族で一緒に読んでほしい。

スズメが手にのった! (あかねノンフィクション)

手にことばをのせて―ある手話劇団の記録 (あかねノンフィクション)

南極からのファックス―越冬隊と小学生の文通 (あかねノンフィクション)

織田信長 (あかね文庫)

西郷隆盛 (あかね文庫)

明るい話・正しい人〈1年生〉 (学年別おはなし文庫)