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和書 554314 (55)



キャパ―その青春
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

伝記を読むと、その人の偉大さや才能に刺激を受け頑張ろう、と思ったりしてしまいます。とても及ばないとは知りつつも・・・。

本3部作は、キャパの魅力や勇敢さや才能に刺激をうけるのはもちろん
本書を通して登場する、キャパの周りの非常に魅力的な人々にも
とても惹きつけられます。
才能の周りにはやはり才能あふれる人たちが集まるのか、

キャパの周りには本当に面白い人が多い。
そんな人たちのことも生き生きと描かれています。
そういう人たちに囲まれて、キャパは支えられ、そして現代にまで
「最も有名な戦争写真家」として名を残すに至ったんだなということが
理解できました。

個人的にはキャパの最も愛した女性、ゲルダ・タローが印象的でした。

彼女の勇敢さ、独立心、才能、美貌もキャパを通して描かれています。
戦時をたくましく、楽しく、かっこよく生きた人達を知るには
素晴らしいシリーズ。刺激的でした。




救急精神病棟
販売元: 講談社

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私は、臨床心理学を専攻し学んでいますが、「ゆくゆくは医療系に進むぞ」と(自分ではよく考えたつもりで)考えていました。精神疾患の大変さ、またはそれに関わることの大変さも、この本を読むまでは「分かっているつもり」になっていたんだと恥ずかしく思いました。多くの方が「こんな世界があるとは知らなかった」とレビューで書かれているように、私たちには知る由もなかった世界がこの本の中にはあります。あまりに臨場感あふれるその世界に、初学者の私は研修医に自分を重ね、「自分ならこの時どう対応するだろう、どう感じるだろう」など、真剣に一人事例検討会を繰り広げました。心理の学生はなかなか現場を見る機会がありません。この本はそんな私たちの経験不足の一助になってくれるのではないかと思います。また、精神病の歴史や精神保健福祉法などの法律についての説明があり、臨床心理士試験において、下手な参考書を読むよりも、ずっと理解できて頭に入りやすいこと必至です。また、登場人物である先輩医師達の重みのある言葉は、臨床家として深く考えさせられるものでした。臨床心理を学ぶ方々、特に経験の浅い初学者の方に是非読んでいただきたい一冊です。




キューバ紀行 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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 1966年に岩波書店から出た単行本の文庫化。
 カストロがバチスタ政権を倒し、アメリカの支配からキューバを離脱させたのは1959年のことである。それから数年後に現地を訪れた堀田氏が、カストロとその政治について見聞きし、分析したのが本書。
 現地のガイドに連れられ、農場や工場を訪ね歩く。カストロ本人とも、ほんの少しだけ会う機会がある。また、カストロの演説などをもとに、彼の政治の内側に迫ろうとしている。
 考察そのものは鋭いし、読んでいて面白い。しかし、40年たった現在から見ると、その分析が正しかったのか、いささかの疑問が残る。
 熱に浮かされたようにカストロ政権への期待を語る。その若さと勢いを楽しむべきなのかも知れない。
 間違っても紀行文ではないので、ご注意。




巨悪vs言論―田中ロッキードから自民党分裂まで〈上〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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本書(上巻)では、田中角栄元総理が総理に上り詰める頃から、いわゆる「闇将軍」として君臨していた時期を経て、脳梗塞によってその支配に終止符が打たれていくところまでの時代をカバーしている。この時代に著者が執筆した文書がそのまま収録されているが、著者自身が述べているとおり、現在読んでも、その内容が古くなっていることは決してなく、逆に現状を理解していく上で様々な観点や切り口を与えてくれているように思える。

恥ずかしながら、普段あまり政治に関心を持っておらず、かつ、著者の文章をこれまでほとんど読んだことがなかったが、自民党の流れ、田中角栄の生涯、ロッキード事件裁判等について関心を深める上でも、そして著者自身のことや、これまでの執筆の体系をつかむ上でもとても参考になった。

なお、ロッキード事件判決や田中角栄自身の評価については意見の分かれるところであり、著者の裁判についての評価の部分や、裁判の批判者や田中擁護者に対する著者の反論部分については、慎重に関係資料等を幅広く読んだ上でないとその真意を十分に理解できず、その是非についての軽はずみな論評は避けさせていただくが、著者の頑強な決意、徹底的な研究、論理的な意見の展開等を見習いたく思った。




巨悪vs言論―田中ロッキードから自民党分裂まで〈下〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 ひょんなことから田中角栄に足をつっこみ抜き差しならなくなった立花さん。旧来型の自民党政治の集大成がこの本に詰まってます。5億円もらって罰金20万で済んだ金丸氏を生かしてきたのは、長期政権の腐敗でしかなかった。政権を取るということは、検察をも動かすということ、だから悪徳政治家はなくならない。イギリス流にもっと厳しい政治資金規正法をなぜつくらないのか。これが、恥ずかしながらわが国民の民度の低さゆえなのだろう。




巨悪VS言論―田中ロッキードから自民党分裂まで
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

上巻は田中角栄について、延々論ぜられる。もう、いいよって感じにさせられるほど。下巻は児玉誉士夫、ハリーカーンについては面白かったが、それ以外はしつこいだけ。(もっと短くまとめれば星4つの価値)




今日われ生きてあり (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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私はこの方達と同じ日本人であることを誇りに思います。
そしてこの方達が何を望んで自分の命を散らしていったのか。
現代に生きる日本人はその意味を知らなくてはなりません。




今日われ生きてあり
販売元: 新潮社

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私はこの方達と同じ日本人であることを誇りに思います。
そしてこの方達が何を望んで自分の命を散らしていったのか。
現代に生きる日本人はその意味を知らなくてはなりません。




教育工場の子どもたち (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 私は千葉県に住んでいるが、まさかそこで信じられない教育問題があったとは思いも寄らなかった。例えば、千葉高校の一極集中が酷かったために、学校群制度を作ったが、千葉が保守王国であるせいで(2代前の千葉県知事のせいで)あの奇抜な制度は潰されてしまったのだ。

 普通、県立高校は特色はあっても格差が生じにくいはずなのに、あまりにも**高校に行ったから良い、悪いという風潮がありすぎる。
 だからこそ、この著は受験地獄に警鐘を鳴らす著だと私は思う。




共感する力
販売元: みすず書房

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著者の野田氏が新聞、雑誌などに寄稿した非常に広範な領域
(宗教、政治、歴史〜教育等)のコラムを再編集した書です。
取り扱う範囲は広いですが、野田氏の姿勢は一貫して日本政府の
全体主義的な主張を批判的な目で洞察しつづけています。
なるほどと思う点がある反面、一点の誉めるべき場所がない政府の
国民である私達も同時に批判されており、身を正す思いになります。
批判だけでなく、具体的な方向を示している野田氏は自分自身のことも
常に批判的立場から問い直しつづけているとのことですが、正に
この本からは、その強い意思を感じ取ることができると思います。


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