和書 554314 (58)
空白の天気図 (新潮文庫 や 8-1)
販売元: 新潮社
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ノンフィクションの価値は切り口で左右されるといえるが,本書が持つ切り口ほど鮮やかなものはなかなか見当たらない.通常,広島-原爆とくれば情緒的に悲惨を語り,反戦平和を煽るものになりがちだが,本書では「理系の職場」である天文台を通して,あくまでも理知的な語り口で(科学的技術的観点を中心にして)原爆投下当時の広島の状況を叙述するという,敢えて言えば奇想天外な方法を採っている.それでいてそこには明示的ではなくとも確固とした人間の物語も描かれている.これは自分のようなテクノロジー系の人間に平和の尊さを語るには非常に説得力がある方法ではないだろうか.それにしても,「ガン回廊の朝」でもそうだが,実際に聞いたことがあるはずも無い会話を創作・再構成する柳田邦男の技量はたいしたものだと思う.
空白の天気図
販売元: 新潮社
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空白の軌跡―心臓移植に賭けた男たち (講談社文庫)
販売元: 講談社
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九代目団十郎と五代目菊五郎
販売元: 徳間書店
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靴をはいた巨大児―私の取材ノート
販売元: 日本評論社
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苦悩するアメリカ 孤立する日本―摩擦と国際化の本質を読む
販売元: PHP研究所
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泉州から紀州まで (熊野まんだら街道)
販売元: 新潮社
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熊野まんだら街道 (後) 熊野路を往く
販売元: 新潮社
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雲を駆る奔馬―3代目山口組若頭山本健一の生涯
販売元: 徳間書店
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暗い暦
販売元: 文芸春秋
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