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和書 554314 (69)



ルポ戦後日本―50年の現場 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ルポ大事故!―その傷痕 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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恋愛白書―モテる男のコたちの性 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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六ケ所村の記録―核燃料サイクル基地の素顔 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ロボット絶望工場 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 1983年に出版された本が底本になったルポルタージュだ。自動車や家電製品の量産工場で、すでにベルトコンベアの中で単機能工として働いていた労働者が、ロボットという自動機械に取って代わられ始めた時期のレポートである。筆者は自動車会社のライン作業経験もあり、労働運動そのものにも思い入れがあるため、労働者の側から「労働の喜びを奪い、熟練工の存在を無意味にするロボット化」に大きな疑問を投げかけている。いつの世でも我々の耳に入るのは経営者側の説明でしかなく、労働者の実態が聞こえてくることはない。従って本書は貴重な告発であり、社会や会社が自己診断・修復するのに欠かせない情報だと思う。
 当時はまだ少品種大量生産の時代であり、単純に労働コストを抑えるために、海外の労働力を求めたり、労働コストを下げるための自動機に頼っていた時代である。現在では、マーケットのニーズから他品種少量生産の要求があり、家電業界では自動機ではセッティング変更が面倒なため、セル生産と呼ばれる個人技能をフルに生かした生産形態に転換する例も珍しくない。筆者が心配した労働の喜びは復権している場所もあると言える。
 しかし筆者の信念である、個人の能力に応じて働いて安心して暮らせる社会が復権しているかというと決してそんなことはない。マネーゲームの勝者と敗者で社会そのものは分極化しているように思えるし、社会の仕組み全体に競争原理を持ち込まれることで、労働者同士の連帯という物は失われて久しい。筆者のその後の興味が、できてしまった社会の問題点よりも個人や家庭の内面に移ってしまったのも無理はないところか。




私の青春日めくり
販売元: 講談社

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ローマ法王の権力と闘い (講談社プラスアルファ新書)
販売元: 講談社

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 著者は聖公会(イギリス国教会:プロテスタント)の教育を受けた後、イタリアで修道生活(カトリック)を送り、キリスト教に関する著作家になったという異色の経歴の持ち主。キリスト教への盲信から執筆活動を行っているのではなく、キリスト教の限界と問題点をきちんと把握して鋭い批評を行っている。誠実で、信頼度の高い内容。
 本書は1846年に法王位に就いたピオ9世から現在のヨハネ・パウロ2世まで、ここ150年あまりに在位した10人の法王を取り上げ、その業績に批評を加えたもの。反ユダヤ主義で国際的な孤立を深めたピオ9世、ムッソリーニと手を組んだピオ11世、ナチスによるユダヤ人虐殺に沈黙を続けたピオ12世、公会議の開催で刷新をはかったヨハネ23世、国際的に活動したが保守的なヨハネ・パウロ2世など、おおむね、手厳しい評価が下されている。法王はカトリック教会の最高権力者であり、キリスト者として、人々や世界の平和と充足へと努力しなければならない。ところが、それだけの寛容さと行動力、決断力が発揮されることは稀だったというのである。
 世界情勢、教会内部の権力関係などを的確に踏まえ、歴代法王を明快に断罪した本書の意義は大きい。




コリアン世界の旅 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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「大宅壮一ノンフィクション賞」「講談社ノンフィクション賞」ダブル受賞作品と聞いて期待して読んだため「ガッカリ」しました。

野村氏の「独断」と「偏見」が多く読みにくいです。

たとえば「ロス暴動」で朝鮮系商店が襲われたのは日本の「殖民地支配」が原因という記述。「良い」ことも「悪い」ことも日本が原因というなら理解できますが「悪い」ときだけ日本を持ち出しても説得力はないでしょう。
日本は「朝鮮戦争」や「ベトナム戦争」で「血」を流さずに法外な利潤を得たという記述。「朝鮮戦争」が起こった時、日本は連合国軍に占領されており、「ベトナム戦争」にしても「憲法」の制約があり「血」を流したくとも流せなかったのではないでしょうか。(「朝鮮戦争」では日本人も掃海作業で死傷者を出しており、まったく「血」を流していないわけではないと思います)

「差別」と「区別」を混同するような記述もあり、全体的に「いいかげん」な本という印象をうけました。

96年当時は「タブー」を描いた「衝撃的」な本だったのだと思いますが、そのぶん現在の視点で見れば「アラ」の目立つ本だと思います。




食肉の帝王―同和と暴力で巨富を掴んだ男 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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浅田満−この名前はBSE騒動が巷を賑わせていた時期に新聞報道で初めて目にしました。本書はそれまで世間に知られることもほとんどなかったこの「食肉業界のドン」に迫ったルポです。
原典が週刊誌の連載だけに、章ごとに「同和」「暴力団」「芸能・スポーツ界」などとの関係を描いているため、全体を通してのストーリー性はあまりなく、浅田の生い立ちや人間性などについても期待したほどは触れられていません(まぁ、本人周辺が取材を拒否しているのでやむなしとも思いますが)。
ただ、本書の(単行本としての)刊行時期は、BSE騒ぎで浅田氏の名前が世に知られる前であり、その時期にそのキワどい(アクどい)商売の手法や黒い人脈、政界との関係などを明らかにした点は著者の功績といえましょう。
それにしても、なぜモヤーっとした読後感になったのか。それは本書が徹底的に浅田氏を批判しているのになぜか悪人とは思えず(当然、アクどいことはしているのですが)、むしろ食肉業界や同和問題をめぐる政治家や役人のほうがよっぽど悪人に感じられたからかもしれません。
浅田氏は塀の中に落ちましたが、彼に付け入る隙を与えた(わざと?)政治家(武部勤とか)や役人が何の咎も受けずのうのうと暮らしているほうが国民としては腹がたつような気がします。




武富士 サラ金の帝王 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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しかしよくもまぁ、こんな20年前の本をそのまんま出版するよな...
現在の状況がほんの数行加えてあるだけで、内容はほぼ全部20年前の話っす。


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