和書 554314 (92)
チェーン・スモーキング (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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沢木氏の持ち味なのかもしれないが、エッセイを小説のように読ませるところが面白い。
しかし沢木氏が他のエッセイで見せるような手法、つまりある事柄の本質を、
その周りの事柄を鋭く描き出すことによって浮かび上がらせるような深みはない。
どちらかというと時間つぶしにさっと流し読みして楽しむのに向いているだろう。
地球味な旅 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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転職―男が迷うとき飛ぶとき (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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天皇の影法師 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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天馬の歌 松下幸之助 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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東電OL殺人事件 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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猟奇殺人、多重人格など犯罪心理学的な事に興味があり、新潮45シリーズ等読みあさってきたが、これ程読みにくい、最初から最後まで入り込めず集中力さえ削がれるノンフィクションに出会ったのは初めてです。
とにかく、著者の主観の多さと、無理矢理小説らしくしたいのか、リアリティの無い表現がこれでもか、というほど散りばめられて、内容の割に頁数だけ増えた一冊です。
もしかすると、○○頁位で仕上げると決められて書いたのかと疑ってしまう程。
東電OL症候群(シンドローム) (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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前編の殺人事件の著書では、文中に多々出てくる、詩や歌詞や他書の引用文などが多く、それが本編とずれてる気がしました。作者はあくまでも被告人を無罪とした冤罪主観が強く、とても偏った内容だなと思いました。冤罪は多くありますが、やはり被告人が犯人では?という着眼点での推理や内容も入れるべきだと思いました。
遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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林竹二や斎藤喜博など日本の民主教育を築いた人々はすでに
他界した。無着は昨年ラジオに登場して皆を驚かせた。
あの、懐かしい東北弁での教育相談である。やはり、この本
にあるとおり無着は教育実践一筋の人間である。すばらしい
実践の軌跡であった、感動した。
土地の神話 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ニッポンが好きだから (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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櫻井よしこさんと瀬戸内寂聴さんの対談集です。常に冷静で論理的に語っている櫻井さんに比べ、瀬戸内さんがタダの左翼おばさんであることが露呈してしまいました。知ったかぶりと思い込みによる発言は、少々見苦しい。常に裏を取ることを要求されるジャーナリストと小説家との違いでしょうか。どちらも知性派と世間では見なされているだけに、櫻井さんの株はますます上がったものの、瀬戸内さんにとってはマイナスとなった企画だったと思います。